2006年7月アーカイブ

ご注文の対応を終えたら夕方。
京王にも西部古書会館にも行けず、まっすぐコクテイルへ。
旅猫雑貨店のかねこさんに誘ってもらった「ふちがみとふなとライブ」へ。
ライブの模様はこちら

ボーカル渕上純子さんの第一声が衝撃的。
瞬時にしてからめとられ、くぅーっと体にしみこんでくる。
バートン・クレーン、エノケンの曲など、
渕上さんがひょんなことから好きになったという曲の数々。
そして、オリジナルも多数。「古本屋のうた」もある。
曲調がバラエティーに富み、いずれも歌詞がすばらしい。

船戸博史さんが目を閉じて奏でるウッドベース、
渕上さんによるピアニカや古いラッパのおもちゃを改造した(?)カズーに自転車のベル、
店の振り子時計の音、フライパンで炒め物をする音…、
飲むのも忘れて聴き入る。

終了後、渕上さんとお話する。
"音楽界の日月堂"のように思え、ずっと応援していきたいと思った。

明治古典会(業者の市)、古書会館地下の和洋会へ。
「ここで本が売れるようになれば一人前。
来る人は、本当にプロみたいな人が多いからねえ、
僕みたいに10年やってもなかなか…」と書肆ひぐらし・有馬さん。

帰宅してから高円寺へ。
コクテイルで井上荒野さんのトークショー。
「30代は書けなかった」
「父親に感謝するためには、リアルタイムは無理ですね」といった声が耳に入ってくる。
配偶者は顔なじみのあの方。
お似合いの美男美女カップルだなあと思う。
客席にいた人の中で「こちらは直木賞作家で」と紹介していただいたのは、なんと。
角田光代さんでありました。
新聞や雑誌で写真を拝見しているので、
「あああ……! 読んでます」というのが精一杯だった。

井上さんのトークをもっと聞きたかったが、
事情があったため途中で抜けて打ち合わせ。
私に足りないものがひじょうによくわかった打ち合わせでありました。
煮詰まっているのを防ぐために…という話は、
ひじょうに胸に響く。
人それぞれ、マイ・マンネリを防ぐため、
小さな変革を日々おこなっていることでしょう。
逆に不変を保つべく努力している人もいるわけで、
具体的に顔が目に浮かびます。
どちらも私はひじょうにいとおしく感じる次第です。

帰途、バスがなくなりひたすら歩く歩く歩く…。
29日も高円寺に行きます。
コクテイル狩野さん、お疲れのように見えたが、大丈夫だといいな。
西部古書会館の古書市は初日。行かねば、ですよ。

27日は京王百貨店「東西老舗大古書市」初日。
私は明日、市場の帰りにでも立ち寄ることにしよう。

発送、支払いなどを終え運転。
BGMは、昨日買ったばかりのくるりベスト。
アルバム未収録曲がなかなかいい。
いったん気に入ると、同じアルバムばかり
飽きずにリピートし続けながら運転する私。
最近よく聴いていたのは、清志郎、どんとトリビュート、
友部正人、Rei Harakami、Ohana、Cocco、くるり、など。
歌詞を聴きながら運転するため日本語であること(Rei Harakamiはインストだが)。
渋滞していても眠くならないテンポであること。
歌詞がよく聴き取れるボーカルであること。
繰り返しに耐えられるぐらい、飽きない詞であるかどうかがポイントだ。
ありそうで、案外ないのである。
オススメがありましたら教えてください。

ちなみに、最近の梱包・発送時のBGMは、
矢野顕子。とっかえひっかえ、さまざまなアルバムを聴き直している。

運転していった先は、浜田山Paradis、荻窪・常田書店。
浜田山で思いがけず古書店の店主さんとバッタリ。ちょっとうれしい。
Paradisの厳選した品ぞろえ、小さめに区切りのある書棚、
常田書店のゆったりした空間、アンティークふうに見えなくもない書棚、
床に置いたキャンドル・・・いいなあ。
常田さんは週末の古書展の準備のため、お忙しそう。
入り口のほうの絵本だけちょっと拝見させていただき、
用を済ませて早々に失礼した。

以前住んでいた荻窪の商店街を久々に歩いた。
カルディア周辺がずいぶん変わっていて驚いた。

仮に、不老長寿の薬を得たとしよう。
それで50年100年後300年後、
思い出深かった街をひとりぽつんと訪れたとしたら、どうだろうなあ。
さびしくなって死にたくなってしまうかもなあ。

前の晩、中井英夫を読んで早々と就寝。
わりとすんなり早起きすることができたので、久々に南部の振り市へ行くことができた。

炎天下と満員電車に耐えてようやくたどりついた。
来週、南部は夏休みなので、出品数がひじょうに多かった。
が、私が欲しい本はやはり相当限られている。
戦前の絵本雑誌を入手できたのはラッキーだった。
尊敬している他店が落札したのだが、
少しイタミがあるので当店に回ってきたのだ。ありがたい。
中を見たら、やはり1920年代のものは特別。
大事に大事に持ち帰った。
将来的には売り物にするとは思うが、
ちょっとの間ぐらいは手元に置いて勉強させてもらってもいいだろうか。

彷書月刊の目録、隣のページが日月堂さんだった。
品物のクオリティーの差…我ながら愕然とする。
が、目録に注文をいただき、拝むようなありがたさ。
大げさに思うかもしれないが、ご注文をいただくたび、
ひとつ、またひとつと希望の灯がともるよう。
ありがとうございます。

さあ、月末の支払いを乗り切らなくてはね。
新着本、まもなく更新予定です。

飲むのが好きな古本屋というのはひじょうに多いもので。
昨晩、久々に飲みっぷりのいい同業者の女性を見ました。
自分も飲めるような気分になって、一緒にどんどん飲んでいたら…。

翌日のこのけだるさ、学生時代を思い出しました。
ああ、よくこんなだったっけと。
気が若いとも言えるが、進歩がないとも言う。

うーむ、明日からまたがんばります。

サーバーのご機嫌麗しくなく、
接続できない時間がありましたようで、失礼いたしました。

ナウカ倒産、恵比寿の戸川書店の一時閉店などいろいろあります。
戸川書店は、恵比寿在住のころ買取を依頼して、
マンションまで来てもらったところ、
蔵書の情けなさに店主さんに悲しい顔をされた記憶あり。
そのときはあまりの買取値に切なくなりましたが、
今となっては戸川さんの気持ちもわかります…。

ロンドンから実に3か月たっぷりかけて、ようやく船便が届きました。

発送する本を梱包しながら谷川俊太郎の詩集をぱらぱらめくったら、
心にすーっと入ってくる詩がいくつもあった。
父親を亡くしたあとの詩、無常観と向かい合っている心情など、
こちらの体の奥深くに突き刺さってくる感じ。
平易な言葉を使って、
言葉に置き換えにくい感情をリアルに形にしていく凄み…。

「poppetの人形展~夏のひととき~」
最終日。代々木上原のリラフーセットへ。
フェルトニストの居ぬさんの作品に見入る。

ご注文の対応を終えたので、夜はドラマ「マイ★ボス マイ★ヒーロー」、
録画しておいた“Jam Films S”を見る。

居ぬさん、ドラマ・映画…、いずれも作り手たちの創作欲が心地よく伝わってきた。

さらに、本日入籍という若いカップルが仲良く自転車で来訪。
満面の笑顔がまぶしくて、こちらまで笑顔になる。
私も、もっともっと皆様に喜んでいただけるよう、
仕事していかなくちゃね。
23日は地元・調布の花火大会。

メールを送ろうとしたその瞬間、ねこがPCのキーボード上へ。
その瞬間、見覚えのない青い画面(ブルースクリーンというらしい)が出て、
PCが起動しなくなってしまいました。
ウインドウズがまったく画面に出なくなり、
真っ黒い画面に出てくるのは読み込み不能、みたいな英文字一行のみ。
何度、再起動しても同じ・・・。

すわ、ハードディスクがスクラッチ!?
家人からつねにバックアップの必要性を説かれていたのに、
大丈夫かとタカをくくってサボっていた罰でしょうか…。

バックアップしていない場合、
パソコンに入っているものは一切、何も見られなくなります。
さっきまで何時間も作業していた苦心は水の泡・・・。
ご注文いただいている方々の名前も住所もわからなくなってしまいます。
一体どうやって連絡をとればいいのやら・・・。
明日の予定をどう調整しようか・・・。
生命線を絶たれた思いで、頭は真っ白に・・・。
ショックのあまり口を聞けないという事態に陥りました。

出張帰りの家人に見てもらい「奇跡的に」復旧。
事なきを得ました。
家人いわく、文字どおり「奇跡的」だったそうです。
が、PCを甘く見たらいけない、人は痛い目にあわないとわからないという教訓を得ました。

皆様、こまめなバックアップをお忘れなく。
PCは壊れるもの、忘れたころに壊れる、と思っておいたほうがいいそうです。

仕事の合間、とある挿絵画家のことを知りたくて、資料集めに図書館へ。
知りたいことが多く、ターゲットを絞り込んで自分なりに勉強したい気持ちです。

夕方、家のローンのことで家人と銀行へ。
私のように社会に出てからずっとフリーランスだと、
銀行でお金を借りるなんてなかなかないこと。
経済の仕組みにちょっと参加したかのようで、社会人の気分を味わう。

昨夜読み終わったナタリー・バビットはひじょうにおもしろかった。
ではあるが、家人ともども扁桃腺の調子がよくない。
横になると咳き込むので寝不足ぎみ。皆様もお気をつけください。

中央市会、そして、目録にご注文いただいた本を届けるため松坂屋へ。
ブックバザール最終日、結構なにぎわいでした。
ポラン書房が出品していた中で、古いものではないですが
昭和45年、童心社から出版されたロシア絵本(絶版)を購入。
よく見ればまだまだ掘り出しものがあったはず。
時間が足りないのが残念でした。
搬出日なのに雨で大変だろうなあと思いつつ帰途につく。

帰り、電車、バスで惰眠をむさぼる。
帰宅後、タイムリミットありの仕事にとりかかる。

いよいよ松坂屋 夏の古本フェスタ「銀座ブックバザール」最終日(18時まで)。
当店は目録のみ参加しています。

立ち仕事って慣れていないと結構きつくないですか。
15日、立ちっぱなし&緊張しどおしだったので、16日は弛緩の1日となりました。
受注、発送はしましたが、ほかの仕事はなかなかはかどらず。
電話で目録にご注文をいただいたので、17日、ご注文本を持参して再び松坂屋へ。
祭日ですが、中央市会(業者の市)も通常どおり。

沼辺さんの言葉もありましたが、
催事に出す本は、かなり早い時期から準備して質を高めないとイカンなあと考えています。
勉強の必要性も痛感しています。
次は10月、本の散歩展。
それ以前に海ねこHPにももっともっと力を入れていきたい所存です。
新着のペースが少し落ちていますが、
数日後から元どおりの予定です。よろしくお願いします。

お待たせしました。2006年夏のしおりがお目見えです。
Thanks to Inu-san&Miwa-chin!

7月17日(月・祝日)まで松坂屋 夏の古本フェスタ「銀座ブックバザール」開催中。当店は目録のみ参加。

15日は、帳場の手伝いに加えていただいた。
昼すぎ、混雑。かなりの盛況ぶり。
私もポラン書房さんの本はじめ購入。
配送希望の方の名前を拝見して、ミーハーにも「あ!」と思う。
その方の著書は、我が家に何冊かある。
店側から声をかけられてもお困りになるかと遠慮しつつ、
ついつい一言ニ言、声をかけさせていただく。

その後、沼辺信一さんがご来場。
「初日に来なかったからわからないけれども、品揃えがちょっとね…」と辛口批評をいただく。
古本の世界の奥行きの深さを伝えようとする店がない、
志の高さが感じられない、このままだと古本屋の将来がご心配とのこと。
買い手も同じレベルなのかな、合わせ鏡みたいなものだからね、と。

一日立ちっぱなしで疲れたが、どうにか体調がもったので、
終了後、食事(ガード下の焼鳥屋)へ。
訪問販売に時間をかけている店主あり。
市場への支払い、店や倉庫の家賃を払うのに苦心して…という店主あり。
そんなこんなの中で志を忘れまいと必死にやっている店も少なくないわけで。
沼辺さんのお気持ちもわかるし、
志を保ちつつ経済的に回転させていくというのがどれほど大変なことかもわかるし。

生身の人との会話は、
机上で得られないものをたくさんもたらしてくれますね。

7月17日(月・祝日)まで
松坂屋 夏の古本フェスタ「銀座ブックバザール」開催中。
当店は目録のみ参加。
体調が大丈夫そうだったら15日にでも売り場の手伝いに混ぜてもらいにいきます。
いよいよ夏休み。お子さん連れが多いのかな。
それとも週末にこそ古書めぐりのお客様も多いのでは? 楽しみです。

14日は支払いのため古書会館へ。
2週続きでン万円単位の買物をしたので、支払いにいかないわけにいかない。
払うばかりだと苦しくなる一方なので、
海ねこで商品化しにくい本を売りたくて早めに出かける。
が、5・10(ごとう)日前の平日。
高速が大渋滞。ふだん40分ほどのところ2時間もかかってしまう。
市場への出品にぜんぜん間に合わず。
着いたらもう昼すぎ。あせりぎみだったので、焼肉屋にて600円のビビンバ。
どうにか気を鎮める。

明治古典会(業者向けの市場)では他店さんがばんばん買うさまをよそ目に、
自分は笑ってしまうぐらい何も買えず。
支払いをして帰途はたっぷり2時間。もうぐったり。
でもまあ、書肆ひぐらし・有馬さんからいろいろ情報をいただいた。
先輩書店・新人書店さんの頑張りぶりに接することができ
行ってよかったなと思いました。
帰宅して発送・受注を終えたらもう夜半。
五反田も行けず集いにも行けず残念でしたが、また今度行きますよ。

雑誌MOEのファンタジー特集をぱらぱらめくっていたら、
おもしろそうな本がたくさん紹介されていました。
しかも、当店のお客様から買取させていただいた本が多数。
ありがたいことです。
ナタリー・ハビット、1冊読んでおもしろかったですが、
今度はファンタジーを読んでみようと思います。
今宵の楽しみはそれ。
朝8時には起きないと松坂屋に間に合わないので不安ですけれど。
どうせ早く寝ようと思っても眠れないですからね。

さて、お待ちかね。夏のしおりがいよいよ登場。
絵を描いてくれたMiwa-chin、紙を選んでデザインしてくれたInuさん、感謝感謝です。
まもなく公開。どうぞお楽しみに!

7月17日(月・祝日)まで松坂屋 夏の古本フェスタ「銀座ブックバザール」開催中。
当店は目録のみ参加。
体調を見ながら週末あたりにでも1日、売り場の手伝いに混ぜてもらいにいきます。

海ねこは、毎月この時期、予定が立て込むため、
やはり古書展への参加は無理だっただろうと再確認。
銀座のにぎわいからはるか遠く、ひとり静かに発送・受注作業にいそしんでおりました。

落ち着いたところで、地元・三鷹市美術ギャラリーで開催中の「高島野十郎展」へ。
当初はゴッホの影響を受けつつ、
次第に独自の画風が確立していくさまが手にとるようにわかった。
「私は第一印象から最後の印象までの総計を描き出したい」
という言葉がそのまま作品になった印象。
月を描いた作品では、月を描きたいのではなく、
「闇」を描きたいのだという。
目に見えるすべてを描こうと
「目を閉じた状態」で見えるものまで描いているのには驚かされた。
想像していた以上にひきつけられました。

さて、お待ちかね。夏のしおりがぼちぼち出来そうです。
絵を描いてくれたMiwa-chin、
紙を選んでデザインしてくれたInuさん、感謝感謝です。
どうぞお楽しみに!

長く読んでいるブログというのは、
他人のようで他人でないように思えてきて。
ときどき、他人よりずっとずっと近しい人に思えてくるので、
どこかで書き手に遭遇すると、まるで友達と出会ったかのような感覚に陥りかけます
(私の場合。バカですね)。
でも、馴れ馴れしくしてはいけないなあ、
やっぱり他人なんだしなあ、礼儀礼儀、と自分に言い聞かせたり。

今日、ブログをめぐって、驚くような出来事がありました。

組合に入る前あたりから読んでいた無記名のブログに
「Uさん」と書いてあるのを見て、
あれ、これってもしかしたら私のこと? 突然はたと気づいたのです。
それまでぜんぜん気づいていなかった自分にびっくり。
過去の記事を見返して読めば読むほど、
やはりあの人かもしれないと思えてきて…。
思わず本人に確認してしまいました。ビンゴ~でした。

かつて、文章のイメージから勝手に
50代ぐらいのヒゲがはえた男性の顔を想像しながら読んでいた私。
ちなみに、ご本人は(まだ)50代でもないし、(今は)ヒゲもはやしていません。
おもしろいブログですから、ぜひ頻繁な更新を期待したいところ。
もちろん、ご本人の自由ですが。

メールのやりとりをしているとイメージをかきたてられて、
相手の方の顔や雰囲気を想像しながら読んだりします。
実際に会ってみると、イメージどおりだったり逆だったり。
相違がなかなか興味深い。
もちろん、私も相手の方に同じように思われていることと思います。

ずいぶん前、スポーツ界で名をはせた女性に仕事でお会いする機会がありました。
事前にかなり頻繁にメールのやりとりをしていたのですが、
おそらく、私は緊張のあまりカッチンコチンの文章を書いていたのでしょうね。
初対面のとき「あ、もっと年配の人かと思っていました~」と驚かれたことがあります。
メールから受けた印象と、実際の私の印象が大きく異なったそうです。
ひょっとしたら、私のメールの文章は偉そうで硬かったのかも、
と深く反省しました。
メールの文章というのは相手に失礼がないように、
砕けすぎてはいけないときもありますし、
なかなか難しいものだなあと、しばしば思います。

カロリーヌとおともだちシリーズでおなじみ、ピエール・プロブスト氏 
1950年代にパリで出版された絵本をアップしました。
フランス語……、第二外国語だったんですけど、
あまり成績がよくなかったので、間違いなどありましたらすみません。
ご訂正いただけましたら幸いです。

カロリーヌとおともだちシリーズ 1950年代のフランス語版

こじらせてしまったようで、今日も風邪ぎみ。
子どものころから気管支が弱くて、
いったん咳が出るようになると、ちょっとやそっとでは治らず。
そうとう長引くのが常です。
横になると咳き込むので、やっと寝付いたのは朝方でした。
咳き込んだら痩せるとかだったらいいのにと思ってしまう。

ですが、新着本、アップしました。

8日・9日、ブックカフェ火星の庭にて「一箱古本市仙台」開催。
会場に集まる皆様、楽しんでくださいね。いいなぁ~。
8日から「poppetの人形展~夏のひととき~」開催。
詳細はこちら
ねこもいますよ。私も風邪を治して早く行きたいです。

最後にもうひとつ。書き忘れていたので補足。
3週間借りていた「今井田勲さんの遺した言葉」を郵送で返却した。
ブログに書いたら、事情通の方から
「都立図書館から地元の図書館に取り寄せてもらえばいいんですよ」と
教えていただき、おおいに助かる。
すぐさま教えていただいたとおり実行しようと思いながら
ついつい不精してしまって、ネット検索して
NPO 自費出版ライブラリー」というところにあるのを発見。
申込んだらネットですぐ返信をいただけて、
すぐ本を送っていただけた。
料金は、送ってもらったときの送料180円+寄付金480円(本によっては240円)。
自費出版ものはそうとう蔵書があるようなので、
また機会があればお世話になりたいと思う。
田中かな子さんの遺文集「かな子の仕事」は国会図書館か
国際子ども図書館に行かないと読めない…んだろうか。

風邪ぎみではあるが、スローモーに仕事を進める。
目録掲載による宣伝効果なのかどうか、初めてのお客様が多い。
注文がいまひとつ少ないとしても、広告としてはまあよしとしておこう。

欲しい人がいるはずと踏んで紹介したものの、
しばらく動きがなかった棚が突然動き出した。不思議だなあ。
問い合わせやら何やらの対応に追われる。

発送、発送メール、受注だけで1日が終ってしまうなあ。
新着本までなかなかいきつけないが、
療養中なので許してください(と日記には書いておこう。←古いね)。
体力があまりないので、市場に行く回数を減らしてでも、
もっと自宅で新着本をアップしたくなるなあ。
ホームページ上に反映して初めて"商品"になるんですから、
オンライン古書店って、けっしてラクじゃないわよね(笑)。

無理がたたったのか、3日夜からついに発熱・関節痛で寝込んだ。
4日は終日、こんこんと眠る。
目が覚めれば本を読み、また眠る繰り返し。
インフルエンザでなく、ただの夏風邪だと思うので、ご心配なく。
ご心配くださった方、ありがとうございます。

5日、朝、北朝鮮関連の報道に驚く。
そのころはまだ起き上がれそうにない体調だった。
午後まで休んで、どうにか起き出せそうだったので発送。
その後、何をしていたのかというと…、ふらふらしていた。

否、注文本を探しまわっていた。
思い入れのある本だったのでご注文いただいたのがうれしく、
何がなんでも探し出したくなる。
トランクルーム、自宅の書庫、あちらこちら探す。
ついには大雨の都内を縦断して南部のロッカーにまで行ったものの、見つけられず。

夜半すぎ、注文本と思ってトランクルームから持ってきた本が
同じ作家の違う本であることに気づいて、またトランクルームへ。
非効率的もよいところだが、効率性だけを追いかけたいなら違う仕事をしたほうがいい。
本が届いた感想をわざわざコンビニから手書きFAXで
お送りくださった方の手書き文に打たれた。
最近、勤務先などでネットを見られても、
メールは使わない(さまざまな事情で使えない)利用者が
結構いるんだなあと気づかされる。
当店はハガキでの注文OKですので、お気軽にご利用ください。
ただし返信に少しお時間をいただきます。

さて、寝ます。目覚めたら、元気で働けますように。

5日午後、入金確認できました方には発送いたしました。
6日、個別にご連絡差上げます。

セキは出るが、市場へ。
交渉ごとのために行ったのだが、思うように果たせず。
「授業料だと思って」と、またしてもK書房さんに言われた。
授業料ばかり払っているな。
先輩書店に「早い時期に痛い思いをしたから、まだよかったかな。
痛い思いをしないと覚えられないことってありますよね」と言ったら(強がり?)、
「買えるかな、いくら出せば買えるだろう、とか
そんなことばかりで頭がいっぱいでしょう。
肝心なところをちゃんと見ていないんですよね」と一言。
図星すぎ。

高速道路を何度か経験して、
ようやく周辺の景色に注意する余裕が出てきた。
市場では、自分が狙っているものにどの店が
どのように注目して、札を入れるか観察するゆとりが、
ようやく!少しできてきた。
何年も市場に通い続けている先輩たちは、
どれほど多くの経験を重ねているのだろう。
やはり始めた以上、なんとか少しでも長く続けていかないとね。

ともあれ、今日は古い洋書絵本がかなり出品されていたので、
買うことに夢中。熱も吹き飛んだ。吹き飛んだのは、お金もだが…。

3日に入金確認できました分はすべて発送しました。
すべての方にご連絡を差上げられず、
4日に個別にご連絡差上げます。
受注メールも在庫確認しきれないものがあり、
皆様にはお送りできず。明日きっと。
どうやら風邪なんかひいている場合じゃないらしいです。
続々入荷していますので、新着本もまたきっと。
体がひとつなのがもどかしい。
蛇足ながら「劇団ひとり」、かなりおもしろい。

昨日、1日かけて新着本を入力。
ところが、気づかないうちにエアコンの風を浴びていたようで、
のどを痛めてしまいました。あっという間に夏風邪。
熱っぽい頭でまどろみ、合間に読む堀内誠一はなかなかのものでした。
季節の変わり目ですので、お互い健康管理に気をつけましょう。

3日、古書組合に事故処理をしてもらわなければならず、本当に気が重たいです。
事故品を承知のうえで売った人に怒りをこして、悲しみを覚えます。
これじゃ体調もおかしくなるわ…。心も風邪ひいてるみたい。

2012年4月

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