7月17日(月・祝日)まで松坂屋 夏の古本フェスタ「銀座ブックバザール」開催中。当店は目録のみ参加。
15日は、帳場の手伝いに加えていただいた。
昼すぎ、混雑。かなりの盛況ぶり。
私もポラン書房さんの本はじめ購入。
配送希望の方の名前を拝見して、ミーハーにも「あ!」と思う。
その方の著書は、我が家に何冊かある。
店側から声をかけられてもお困りになるかと遠慮しつつ、
ついつい一言ニ言、声をかけさせていただく。
その後、沼辺信一さんがご来場。
「初日に来なかったからわからないけれども、品揃えがちょっとね…」と辛口批評をいただく。
古本の世界の奥行きの深さを伝えようとする店がない、
志の高さが感じられない、このままだと古本屋の将来がご心配とのこと。
買い手も同じレベルなのかな、合わせ鏡みたいなものだからね、と。
一日立ちっぱなしで疲れたが、どうにか体調がもったので、
終了後、食事(ガード下の焼鳥屋)へ。
訪問販売に時間をかけている店主あり。
市場への支払い、店や倉庫の家賃を払うのに苦心して…という店主あり。
そんなこんなの中で志を忘れまいと必死にやっている店も少なくないわけで。
沼辺さんのお気持ちもわかるし、
志を保ちつつ経済的に回転させていくというのがどれほど大変なことかもわかるし。
生身の人との会話は、
机上で得られないものをたくさんもたらしてくれますね。
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