つれづれ猫日記:10月10日(日)

チャーの手術、無事終わりました。

10月4日(月)
午後手術なので朝から食事できないのが不憫であるがしかたがない。
会社は午前休暇とり、11時目標へ車で病院へ向かう。車の中では相変わらず鳴きっぱなし。


 

 



病院前で車から降りたばかり
ほんとに車がきらいなのです。叫びまくってます

 

 

 

 

 

中に入り、出てきた院長先生に託す。鳴き続けるチャー
「夕方電話してください」ということで病院を出る。あとはまかせるしかない。

夕方、妻が電話。

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チャーは、もう麻酔からさめて起きているそう。「きょろきょろしていますよ」とのこと。
まだちょっと出血があるとのこと。

上のほう、前歯は全部残したけれど、ほかは全部ダメですね。
左のいちばん奥の小さい歯は残っています。
下の前歯、犬歯、右の大きな歯は残っていますが、ほかは全部ダメです。

上のアゴの骨が腐って、ふにゃふにゃした感じになって腫れていた。
その部分は全部とっています。

大きく治療した部分には止血剤を入れて縫っていますが、
小さなキズはそこまでできないので、まだ多少出血している。
麻酔さめて待っていますので、もう大丈夫かという感じです。

右の上、鼻の穴までつながっていました(炎症が?)
小さな穴だったので、ふさぐことはしないで、様子を見ています。
もしかすると、きちんとふさがないとダメかもしれないですが、
ねこの場合はだいたい大丈夫なことが多いので。

明日の様子によって退院できるかどうか判断しますので、
11時ごろ電話してみてください、とのこと。
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想像はしていたがかなり重症だった様子。よくこれで食事していたものだ。

麻酔からさめないというのが最も心配だったのでとりあえず一安心。


10月5日(火)
11時頃、妻が再び電話。

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割合安定しているみたいです。
ヨダレもないし、出血もないし。口を気にしている様子もないし。
ただ、こちらで出させていただいた御飯は食べないみたいで。
ねこちゃんは割合そうなんですけど。。。
いったん連れて帰って様子をみていただくのがいいかと。
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ということで、妻が迎えに行き、チャー帰宅。

帰宅後、慣れない場所ということもあり、よほど疲れていたのでしょう。すぐに寝た様子。

以下は妻が先生から説明を受けたときのメモ再現。
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右上の犬歯、本来だったら目に見えている部分の半分ぐらい、
段があるところまでは歯肉に入っていないといけない。
その後ろの小さな歯はもうなくなっている。
後ろ側、炎症が強い。
犬歯の歯肉が強く腫れている。
後ろのほう、ほっぺたの近くまで腫れている。

下顎、一番奥はそれほど痛んでいないが、
その隣は、よくない状態。

下の犬歯、歯肉の腫れはあるけれどグラグラしたりはしない。

左の上側 右の歯のほうが悪い。歯茎が腫れて、まわりが腫れている。歯がグラ
グラする。
下の歯は折れている。

右上の犬歯、レントゲン。
歯と歯槽骨の間に靱帯があるのが正常な状態だけど、チャーのは違う。

左上の犬歯、歯槽骨盤の名残があるが、半分はとれてしまってない状態。

状態が進むと、歯槽骨盤と靱帯が堅くなって紙みたいにパリパリになってしまう。

前歯はそれほど悪くない。

下のほう、左の?は折れている。
?が溶けて歯槽骨に吸収されている状態。

歯槽骨がぐちゃぐちゃ
骨の外側、堅い薄い紙いたいな状態になっている。
その下のゴムの柔らかいの、
削っていって、じわっと血が出るまで削らないと治らない。

チャーの犬歯は抜いても血が出ない。普通だったら血が出るはず。
血が出ないというのは=良くないこと。
たくさんとらないと、スカスカのものに入って????

今回、だいぶとったけれども、細菌が残る可能性があり、将来、歯肉が悪くなる
可能性がある。

右の下顎、1本が折れていて、2本目は吸収???

右の上は縫ってある。じわっと出血するまでとらないと治らないので。
抜いて縫ってある。

下のほっぺた、裏のほうも腫れている。
のどの奥の方まで腫れている。処置しようと吸引しながら状態を見たのですが、
骨を削っているので、顔がかなりしゅっとしたと思います。
前歯は残したので、ドライフードは食べられると思います。

痛んだ歯槽骨をとると、鼻の穴に貫通する。
右側の鼻の穴から鼻血や鼻水が出ていないかどうか注意して見てみるようにして
ください。

糸が解けるまで3-4週間。
注射を打ったので2週間は抗生物質の効果が続くはず。
糸がたくさん残っていたら、もう一度、抗生物質をあげたほうがいいかもしれな
い。
15日(金曜)か16日(土曜)にみせにきてください。

今日明日あさっては、食事をとるかどうか気をつけてください。
ぜんぜん食べないのはダメで、ぜんぜん食べない状態が2日続くと代謝がかわっ
て気持ち悪くなってしまう。その場合は、今日か明日に点滴したほうがいい。

24時間は鎮痛剤が続くので、今日の夕方まではもつはず。
痛みがあって食べられないときは、ご飯に食いつくけれどやめてしまう。
そういうときは鎮痛剤を追加したほうがいい。

上顎、歯がグラグラして今まですごく痛かったはずです。
それでも食べられるというのは、人間では考えられないこと。
そのころの痛さよりは、今、歯がグラグラしなくなったのでよほどいいはずです。

(血液検査の結果をくれた)血糖値が高いけれど、ストレスなどですぐ高くなる
ので。
(中性脂肪がちょっと高いですねと聞くと)太っているのでまあこのぐらいでしょ
うね。

出血した分を補正するため、輸液を朝やっているので、水はあまり飲まないかも
しれない。
今日昼すぎから食べるねこもいる。

(もっと早く連れてきたほうがよかったんですよね?)
そうですねー。下顎の奥の歯、今回は残しましたけど、普通だったらもうこの状
態で(抜いて)治療したほうがいい。
(ほかのねこも連れてきたほうがいいですかね? メスねこらは神経質で口をあ
けてみれないので)
歯が汚れていなくても、歯肉の状態に注意すること。どこか一箇所だけ部分的に
歯肉が腫れているときは注意したほうがいい。
いちばんわかりやすいのは、匂い。
(麻酔を使わなくても、口の中の状態を先生だったらみられますか?)
みれる子もいるし、みられない子もいます。
でも、口をあけられるのがイヤなねこの場合でも、
鳴いた瞬間などにぱっと様子をみられる場合があります。
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とにかく食べてくれることを祈るのみです。

 

 

帰宅後のチャー
キバがなくなって、シュッとした顔に変わってしまった

 

 

この日は落ち着かないのか、寝場所を何度も代えたりしてウロウロしておりました。

 

10月6日(水)
朝、のっそり起きたきたチャー、缶詰を少し食べる。よし。
その後、また寝ている。
昼、再び缶詰を食べる。トイレもしている。よしよし。
ややヨダレが出ているものの少しずつ戻ってきた様子。

点滴をしに再び連れて行く必要もなくなったようです。

 

10月7日(木)
朝起きるとさっと走ってきて食事の定位置に来るチャー
ふだんの腹ヘリチャーだ。
食事の量も戻ってきた。ちょっと縫った糸が口から見えるけれど。

というわけで、10月10日(日)現在、すっかり普通になってますチャー
キバと歯はほとんどないけど。
手術までする必要が本当にあったのかどうかよくわからないけど、とにかくよくなったのならよし。


他の猫らも気をつけないといけないなー。

 

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コメント(3)

まゆ :

チャーもMongoさんご夫妻もおつかれさまでした。
かなりひどいことになっていたのですね。
結果を見て、今回病院に連れて行ってよかったと思います。

私も人間ですが、自分で先送りにしていたこともあり、歯医者さんが「こりゃ、だいぶ進行しちやってるな…。」と言葉を詰まらせたときには泣きたくなりました。

チャーさんのこと、私からすると本当に他人事ではないです。

いつものとおりに食事がとれるようになったようで本当によかったですね。

奥様の丁寧なメモに愛情を感じます。病院行くときって、毎回先生の言葉を覚えきれないので、テーピングしたくなります(笑)

ご近所B :

チャーさん、キバがなくなった写真だとますむらひろしの漫画の「ヒデヨシ」みたいです~。
ホントに大変でしたね。お大事に。

人でも動物でも、たまに部分的に痛覚が鈍い個体がいます。
我が家にも一名おります。
普通だったら凄く痛いはずの内臓がそこそこ痛いだけらしく、
本人的に凄く痛くなってやっと病院に行くと
「どーしてこんなになるまで平気だったんですか?!」と
医者にびっくりされる羽目になります。
痛覚は大事です。

Mongo :

まゆさん>
長文読んでいただいてありがとうございます。
人も動物も結局早めのチェックが大切ってことですね。
先生の話は私もテーピングしたい。

Bさま>
確かに「ヒデヨシ」っぽい顔になってますね。
痛覚、まさに。
チャーはあの状態でよく普通に食事してたと思います。
痛覚が鈍いのでしょうかね。
いつもご心配ありがとうございます。

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