2006年7月アーカイブ

休日出勤したかいありましてなかなか仕事もはかどりました土曜日夕方。
会社を出て向かうのはかなりおなじみになりました、
高円寺にあります古本酒場コクテイル。(このサイト、店長狩野さんの日記がお勧めです)

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ずーっと前から気になっていたのにタイミング合わなくて見たことなかったんです、
ふちがみとふなと
彼らの演奏を聴いてきました。
「あのスペースでウッドベース入るのかな?」とずっと気にしていたのですが、
いつもの奥の場所になんとかおさまっておりました。
こじんまりとしたお店ですから、入口も開け放ち、表の通りまで椅子を並べている大盛況状態。

19時30分すぎ、始まります。
曲は越路吹雪さん、ショーケンさんで有名なろくでなし
どかんとやられました。
ふなとさんのウッドベースにふちがみさんの歌がのるだけというシンプルな構成。
なのに、このグルーブ感と迫力はなんなのでしょう。
歌自身の素朴な存在感が強力なのはもちろん、
ベースの太く深い音色、音使いがとても気持ちよい。
まともなPAシステムなどないこのお店ですから(コクテイルさん、表現悪くてすみません)、
ほとんど生音、生声。

歌は続きます。
趣きあるオリジナルの間に演奏されるカバーは古い曲がほとんどのようです。
黒船さんもカバーしてた上海も。違うアレンジでまったく別物に。おもしろい。
中でも興味深かったのは、バートン・クレーンさん(名前あってるかな)のカバー。
戦前戦後に日本に滞在した外国人で、外国人から見たこの頃の日本、日本人のことを歌った人らしいです。
(ライブ後にふちがみさんから酔っ払って聞いたものでうろ覚えなのですが・・・)
特に「いばって歩きなさい」と繰り返し歌われる曲は、
セコセコと生きている私にはかなり響きましたです。

エノケンのカバーもよかったなあ。

ライブ中、お店の振り子時計は時刻を打ちますし、
開けている通りからはバイクの音やら喧騒がそのまま聞こえてきます。
それがまた彼らの演奏にうまくSE音として溶け込むのです。
これは普通のライブハウスではなかなかない雰囲気。
いい場所でいいもの体験しました。

誘ってくれた旅猫さん、ありがとうです。

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Groovy Life  BEAUTIFY、という名のイベント。
お店に着いたら一つ目のバンドERA (イアラ)が演奏中。
サックスの女性二人組なのでしょうか。
ちょうどゲストボーカルさんが歌っておりました。
ミニスカートの女性(一人は高校生)がフロントにずらりと並んだステージはきらびやか。
メイシオ・パーカー or キャンディー・ダルファーっていう雰囲気。

さて、セットチェンジ後は高宮マキさんのステージ。
センターに座って歌います、シンガーソングライターさん。
ドラムではなく、パーカッションにベース。
向かって右手にギター、和泉聡志さん。
アコギのみ2本を使い分けます。
そして向かって左手にもう一人のギター、手代木克人さん=テッシー。
やはりアコギ。
パヤヤのお二人がアコギで両脇を固めるという形です。
楽譜を見てきっちりと唄をサポートするパヤヤ。
これだけたくさんこのお二人のアコースティックギターを聴けるというのは
なかなか貴重。

唄に絡むきれいなギターを堪能。

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昨年12月以来お久しぶりの黒船レディと銀星楽団
横浜初登場は関内にあります、上町63

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今日は皆さん、本名で

上町63、こぢんまりしていい雰囲気のお店です。
障子があったり、照明の感じとかも和風の雰囲気があったりして。

20:00スタート。
黒船さんはオレンジの素敵なドレス。
初登場のお店ということもあってか、やや緊張気味?

軽快な曲、古い哀愁ある曲など、2Set+アンコールたっぷりと歌っていただけました。

本日のベーシストクリスタル卿さんのご両親もいらしていたりして、
いつになくベースソロが多かったような。それもまたよいです。
ソルトリバー伯爵のコーラスが入る曲がなかったのがちょっと残念ですが、
初めて聴く海の曲とか、サビのメロディがちょいっと変わっていたいちばんほしいものとか、よかったですね。
好きなムーン&マーズも聴けました。
黒船さんたちのライブ、なんかほっこりとして顔の筋肉が緩んできていいんですよ。
一泊二日青森出張の疲れも抜け、心地よい夜でした。

今、秋に出る予定のアルバムレコーディング中だそうで、次のライブはまだ未定とのこと。
のんびりと待つことにしましょう。

今週は前半から扁桃腺が腫れ、高熱が出たりして絶不調。
金曜のZZKも行けず。(まあ、仕事も終わらなかったわけですが)

まだ咳が止まらない土曜日午後。
遅れている仕事をしに少し会社へ行こうと思うも激しい雷雨が。
すっかり仕事へ行く気はなくなるが、家にいても暑いだけなので出かけることに。

古本 海ねこ旅猫雑貨店などが出店している
銀座ブックバザール(銀座松坂屋)へ。(海ねこは目録参加のみ)

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久しぶりに来ました銀座。
あまりそそられる本はなかったのですが、
旅猫さんのところで携帯すとらっぷ&手ぬぐい(歌舞伎の中村屋模様)、
南陀楼綾繁さん・内澤旬子さんの箱から「電気グルーヴのメロン牧場-花嫁が死神」
を購入。

その後、渋谷クロコダイルへ。
体調いまいちなのでどうしようか迷っていたのですが、行ってみることにする。

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21時半頃到着。ちょうどセットチェンジ中。最初にやったMgovaは全く見えず。
アルコール飲料を摂取すると咳がひどくなりそうなため、グレープフルーツジュース。

ほんとに久しぶりのSardine Head
2月以来でした。
ベース湯浅さんはトリゴラス、ドラム小林さんはトリゴラス、シャバヒゲでお会いしておりましたが、
このバンドを見るのは五ヶ月以上ぶりということに。

ジョージさんは新しく入手のギター。80年のグレコ。
かわださんはあのとってもいいレスポール。
湯浅さんのベース、赤色?変わってました。
小林さんは、相変わらずですね。

前半は正面後ろ壁際で全体を聴き、眺め。
後半はトイレ前ステージ横から、ベース&ドラム中心に眺めるパターンで。

曲は、いつのまにか知らないものが多いですね。
というか知ってたはずの曲もすっかり変わってて。
個人的には一段と好みの方向へ行っててよいよい。

なんか4人ともそれぞれが自分の訛りを含んだリズムで音を出してて、
その絡みが合ってないようで実はとても心地よい、というような不思議なバランス。

Loopでの湯浅さんベースがそれはもう歌ってて歌っててよかったですよ。
アンコール2曲の繋ぎもすばらしくて。

咳をこらえつつも、行ってよかった。
久々に堪能させていただきました。

ああ、またも行けず。
最近、このパターン多し。lこのカテゴリーで書くのもそろそろやめようかな・・・

この日は、JOHNNY吉長さんとか、EBBYさんとかも出たらしい。
Moneta's Chili、星への階が演奏されたらしい。

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ジャケットに使われている写真のまるで深い海を思わせるような濃い紺色が綺麗なことと、
おまけCDがかなり興味深いことをひとまずご報告しておきます。

イトケンがあのヴィオロンに出演という情報を聞きまして。
行ってみました。
ヴィオロンは、昨年末リハビリ強化期間中に行って以来です。

今回イトケンがパーカッションでサポートするのはSOZORO

レコ発前夜祭、『 赤い声(のど)第六夜 』と題されたイベント。
出演者の音はまったく初めてですので何が起こるのか楽しみです。

第一部は、めめ
かわいい衣装で登場の女の子2人組みです。
ギター&歌の方とテルミン!
哀愁漂う歌にテルミンがバッキング。
きちんと音程&リズムをとったテルミンがすばらしいです。
黒猫のタンゴではイトケンも参加。心地よい時間でした。
一緒に行った妊婦さん(予定日まであとちょっと!)も
「テルミンって胎教にいいかも。欲しい!」などと申しておりましたね。

第二部の前にスペシャルなお楽しみ。
ここヴィオロンにはとってもりっぱな蓄音器があるのですが、
特別にそれを鳴らしていただけることに。
マレーネ・デードリッヒなどのSP盤。


レコードをセットするヴィオロンマスター

向かって右側にある取っ手をくるくると(かなり)回してからレコードをかけます。
この雰囲気で聴く古いレコードっていうのがなんとも気持ちよいものです。

さてSOZORO
ギター&歌の男性とアコーディオン&フルートの女性デュオ。
ゲストにイトケン。
本日のイトケンはコンパクトですがドラマーっぽいです。(というかドラマーなんですが・・)
スネア+ハイハット+シンバル1枚+シャカシャカやるやつ+足首にすず(1曲のみ)。

彼らの歌、なんと言えばいいのでしょう。
スペイン風だったりシャンソン風だったりするのですが、
孤独だけどそれをちょっと楽しんでる感じというか、さみしいけれどそれも悪くないな、っていうか
文学的な雰囲気漂う演奏。
フルートがいいアクセント出してましたね。

お店の雰囲気にぴったりの演奏でした。

開演前にお隣のタイ料理屋さん「ピッキーヌー」に頼んでおいた
「パッタイ弁当」を購入して帰宅。
このパッタイ、容赦なく辛い!弁当なのに。

昨夜に続き、横浜へ。7th Avenueです。
TEMPLES

メンバーは、
Vo.Emi Eleonola
Ba.鈴木ミチアキ
Dr.富岡"GRICO"義広
G.テッシー

エミさんのバックを加部さん以外のぞくぞくかぞくが努めるという形。
ぞくぞくかぞくにゲストで入るエミさんは何度か見ておりますが、
TEMPLESというバンドで見るのは初めて。

本日はもう1人ギターリストが参加です。Rat(ラット)さん?
開演ギリギリにフライングVを担いで登場。
大使館にお勤めとか。昔よく一緒にやっていたそうです。

エミさんは黒のボンデージ衣装。相変わらず素敵でございます。
音は切れのよいインプロビゼーション・ロックンロール。
いいタイミングで入るエミさんのピアノとテッシーのギターの絡み具合がよいですね。
Ratさんのギターフレーズも存在感あり。

1時間弱のステージ、テンションが落ちることもなくあっという間に疾走。
気持ちよい時間でした。

本日のエミさんから発せられた印象的なお言葉。

「あたしの友達は口笛とバービー人形だけ」
「最初から、そうすればよかった」


ビジュアルがかっこよいバンドですからいつもより写真多めで。


キーボード脇に揃えて脱いであるハイヒールが素敵

TEMPLES次回ライブは7月27日(木)@Stormy Mondayらしい。
でも、この日、GRICOさんは初台DOORS出演??
もしかしたら8月27日なのかな???

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丸二ヶ月あいてしまいました。
4月末新宿以来のZZK

すばらしかったという月曜ストーミーから数日。
初めてやる場所だと思われます、横浜のライブハウスドルフィ
普段はJAZZの演奏が行われているお店。
ここでぞくぞくが音を出して大丈夫なのか?やや気になるところではありますが。

お店に着くと2Fから音が。まだリハ中の様子。
少しして皆さん出てまいりました。これから食事のようですね。
インド雑貨を紹介してくれるという加部さんについて数人で近所を散策。
地元ですからね、リラックスされている様子です、加部さん。
おもしろい町ですね、野毛?
夕方の風にあたりながら路地で加部さんとマックさんの会話が聞こえてくる・・・
「この先あたり、ロシア人多いねー」・・・・・
のんびりしたいい雰囲気です。

お店に戻ります。

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ちょっと名前が違う?

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修正されました

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大きくて重厚な入口の扉

店内は片側にステージ、「幅がちょうどいいね」(テッシーさん談)。
カウンター後ろにはレコードがいっぱい。
吊るされたスピーカーもJAZZのお店って感じのもの。

いつもと同じ20時45分くらいにスタート。19:30なんて書いてありましたがやはり。

メンバーはぞくぞくかぞくの4人+マック清水さんのパーカッション。

お店のつくりのせいか、アンプが違うせいなのか。
音の雰囲気、響きが違って新鮮です。いいです。
久々に聴いたような気がするDedicated It To Stereo Lab
テーマ部分のギターもかっちりとかっこよくて。後半部の部分も怪しくモヤモヤしてて。

Set2も同じく5人で。
星への階朝日のあたる家ときれいな曲が続きましたね。
綺麗なテーマを加部さんが素敵な音で弾いたときには、
マックさんとグリコさんがアイコンタクトしてにっこり。いい表情。

ミチアキさんがテッシーさんに「なんか始めて」っていう感じの合図を。
かなりファンクなリフを弾き始めたテッシーさんにマックさんのカウベル&ティンパレス。
この曲調になるとマックさんが俄然活きてきます。こんな風にひょいと変化するのがZZK。
それにしてもこのリフが気持ちいいんですね。これぞテッシー。

今日のミチアキさんはど派手なプレイこそなかったですが、
音がよかった。音使いもちょいとまた違う感じ。
はじめてのお店でやるとこういう微妙な変化が楽しいですね。
Set1で歌った曲はなんでしょう?気になる曲。

とにかくこれまた雰囲気でしたSet2。

アンコールではお友達なのでしょう、
別のギターリストさんが2人入ったりして軽くクリームの曲を。
加部さんはお店のグランドピアノを弾いたりとおちゃめな雰囲気。
地元ですから、お疲れの様子もなく楽しそう。

やっぱりこのバンド、定期的に見続けないといけないです。

#テッシーさんのメンバー紹介MCに夏の予感。

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   ギターにパヤヤ

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