11.2004年 CZECHの旅: 2005年3月アーカイブ
帰国する朝。
まずは食事です。
荷造りをし、詰め込めるだけの本を持ち、
空港へ向かうことにします。
フロントへ行き、少し待っているとお願いしたおいたタクシー到着。
運転手さんは、白いジャケット、白いスリムパンツ、白スニーカーで
金髪のきれいなおねーちゃん、ちょっとびっくり。
荷物を積み、妻に見送られてタクシー出発。
かわいい顔をしてかなり荒い運転です。
道はすいていてすんなりと空港到着。
チェックインもスムーズに終わり、あとは搭乗を待つだけです。
しかし。
時間になっても搭乗アナウンスはありません。
どうやら、着陸するウィーンが濃い霧らしいのです。
濃霧のウィーン、ヨーロッパらしいよい響きです・・・
が、ウィーンでの乗り継ぎ時間がギリギリのフライト予定なので、
こちらは心配になります。
ウィーンエアラインの人に聞いてみると、
「ノープロブレン」とにこやかに言ってくれます。待つしかありません。
結局、1時間遅れでなんとか離陸。
着陸時、確かにウィーンはガスっておりました。
急いで東京行きの搭乗口へ向かうと、
ちょうど搭乗開始したところのようです、間に合った。
そのまままた飛行機に乗り込みます。
また長時間のフライトで無事日本着。
着いた日本はとっても寒い日でした。
というわけで、突然行く!
と決めて行ってしまったチェコ。
とってもおもしろいところでしたー。
再び入ったビアホール黄金の虎。
平日だからでしょうか、昨夜よりおじさんばかり。
しかも満席。
入り口付近で立っていると、ビールを注いでいるおじさんが、
こちらを見て指を2本立て「ビール2つか?」という感じでこちらを見ました。
「そうそう」と私も指を2本。
ジョッキが2杯、手渡されました。
たったままでビールを飲みます。
やっぱりうまい!
しばらくすると、帰るお兄ちゃんが、
「ここが空くから座りなさい」とテーブルに座らせてくれました。
相席の隣では、おじさん2人が真っ赤な顔をして討論しつつ飲んでいます。
壁にはこのお店の常連だったという亡くなった作家フラバルの像が。
ちょうどこの像の下あたりの席に座って飲みました。
左は昨夜、右は今夜のもの。
昨夜は2人で6杯、今日は4杯です。
飲んだ数だけ縦線をひきます。
昨夜は2品食べ物も頼んだのでなにやら書いてあります。
横線を入れてあるのが清算した印。
チェック時に横線を入れながら縦線の数を数えて、金額を書き入れます。
隣のおじさん2人は20本以上線がありました。
ジョッキが空になっても席に座っていると勝手におかわりを持ってきますから、
どんどん飲んでしまうしくみです。
独特の雰囲気の中、おいしいビールをいただきました、チェコ最後の夜。
時々、つぶやいています