04.読んだりしたもの: 2005年1月アーカイブ
1月17日(月)、阪神大震災から10年目だという朝。
朝食をとりながら読んでいた朝日新聞に村上春樹さんが書いた文章が載っておりました。
その中で
阪神大震災から数年後に書いたこの本についての記述がありまして。
ああ、そういえばどんな話だったかよく覚えてないなー
と思いさっそく読んだわけです。本棚から引っ張り出してきて。
以下の6編が載った短編集。
UFOが釧路に降りる
アイロンのある風景
神の子どもたちはみな踊る
タイランド
かえるくん、東京を救う
蜂蜜パイ
それぞれ何かしら地震に絡むお話。
焚き火を眺めたくなったり、
南国リゾートのプールサイドでサンドイッチを食べたくなったりします。
やはり村上小説、じわりとしみてきます。
かえるくんはよくやってくれました。
蜂蜜パイのラストでなんだか光が見える感じで終わるのは復興のきざし?
内容を忘れては読み直すっていうのもいい読み方かもしれません。
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