●金曜、1週間ぶりの古書市場。
合間、食事しながら、どの店が目録の次号をいつごろ出すのか情報交換。
その場にいた店も、他店の予定についても。
「え、もう出るの?」「早いねえ」「私はまだまだ」とボソボソっとつぶやきつつ、
ただただ、うどんをすするばかりの海ねこ。
目録の進行が遅いことについて、
「ホームページも休んじゃってるし、大丈夫なんですか」
と、同業仲間から心配していただく。
海ねこ「もう飲み会もあんまり誘わないでいいからね(でも、ときどきは誘ってやってね)。
あ、今日も飲み会だわ」
同業仲間「・・・・・・」
●夜、友人らと「2月3月生まれの誕生会」という名の飲み会。
2歳半の子がいて面白かった。電車好き。Sちゃんからもらって以来、ずっとバッグに入れてあった鉄道関係の手帖を渡したら、結構受けた。
友人の夫は、絵本の編集者。
労作をプレゼントしてもらう。
この人の絵本づくりにかける情熱はすさまじい。
「実は初めて人に打ち明けるんですが」と、もたらされた朗報。
どれほど彼自身の生きる支えになっていくことか。
本当にめでたい! よかったね!
「こどものとも」など発送するたび確認がてらさーっと読むが、
古い絵本や児童書を読んで、いつもうならされるのは、
こなれた訳文。すいすい心に入ってくるのだ。
Kさん、影となり日向となり、
末永く日本の絵本・児童文学界を支えていってください。
●誕生会まで2時間ほど空き時間が出来たため、先輩書店らの飲み会に参加。
先輩「久々だねえ。どうなの、目録、どのぐらい進んでるの?」
海ねこ「250冊ぐらいですかね」
先輩「・・・・・・。何冊ぐらい入れるつもり?」
海ねこ「千冊ぐらいですかね」
先輩「・・・・・・・・」
海ねこ「今はまだ日本の古本屋のフォーマットどおりエクセルに入れている段階。
字数気にしないで説明文とか入れているので、結構時間がかかっちゃって」
先輩「・・・・・。君の説明は、客観的なようで客観的でもないからねえ。ははは。
とにかく書名だけでも全部入れたら?
で、どうなの、何部ぐらい送る予定?」
海ねこ「××××部ぐらいですかね」
先輩「ほおお。でも、大変だよ、発送代が。大丈夫?」
目録完成のころにあわせて、ちょっとしたイベントを画策していたのだが、
相談したところ早速、先輩らの反対にあった。
「どうかなあ。来る人いるかなあ。うちはスタッフ×人で頑張って、
毎日ちゃんと店をあけて、均一の本をこまめに換えて・・・。
人を呼ぶって大変なんだよ」
「イベントのために本に値札貼りして、運んで、陳列して、店番して・・・?
それだけ手間をかけるなら、その分を目録にかけたほうがいい。
本当に人を呼べるのは、本でしょう。
うちは・・・・(こんな本を目録に掲載したら)現物を見たいって山口から来た人がいたよ。
人を呼べるとしたら、本当に凄い本だけだよ。
本に力を入れたほうがいい」
「?万、経費にかかるなら、その分を自家目録に回しなさい。
そのお金で写真ページがカラーページになるよ」
砕けていく何か。
大丈夫なんでしょうか、海ねこ。
自分の敵は自分・そして、気の迷い。
が、がんばりますっ。とにかく入力します。
今日は「だいこんの会 幹事の引き継ぎ打ち合わせ」という名の飲み会。
夜まで入力してから出かけることにしますっ。連れは、これから餃子の皮を作るそうです。
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