できるだけ行こうと思っているのに、金曜の古書市場、休んでしまった。
ムネンであります。痛恨の極み。誰を恨むのかというと、自分をであります。
仕事がたまってしまった。
昨日、発送をしてからのちは、ずっと外での仕事。夜は学生時代の仲間が久々に集った。
合間、時間が空いてしまった。
帰宅して仕事をしたとしても1時間ほどしたらまた出かけなければならない。
ならばどうしようかと、途中駅の神保町で時間をつぶす。
市場はすでに終わっているし、どうしようか。
タテキンの店頭を見ていたら店員Kさんに「どうしたんですか」と声をかけられる。
ダイバー、ブックハウスなどあちらこちら歩き回りながら、
周囲の店は皆さん仕事をしているのに、自分はぽつりぽつねん、
何をやっているんだろうと。
端末でメールチェックしながら、在庫確認ができないことを辛く思っていた。
この時期、大学、図書館、文学館などからの公費購入のご希望が増えてくる。
とりいそぎ在庫確認のうえ、ご連絡差し上げます、と、お礼のメールを端末から返信。
手元に本がないので対応することができず、申し訳ありませんと、なすすべもなく、
神保町の街並で立ち尽くしていた。
で、夜は宴会であった。学生時代の先輩らと集う。
学生時代の仲間は宝だ。
が、付き合いがいいにも程がある。ビール2杯ゆっくり飲んでいたら「どうしたの?」「調子悪いのか?」「らしくない」など心配され、焼酎でピッチをあげて、じき皆に追いついてしまった。
結果。一夜あけても胃が重たい。
で、今日は内臓も疲れぎみで体調が悪い。
仕事がたまっている。
市場への支払いばかり増え続けるのも困る。
市場に行けば行ったで、飲み会に誘われたらきっと行ってしまうだろう。
うううう、休むか、休むのか、市場。
行けばきっと何かあったかもしれない、各店が古書を手にとるさまが目に浮かび、
行くべきだったか、遅れてでも行こうかと、ずっとずっと辛かった。
最後の最後まで迷い続けて
迷い続ける自分に堪え続けた。
書肆ユリイカが60年代に出版、立原えりからが書いている雑誌「プッペ」、
田中栞さんから分けていただいた「書肆ユリイカの本」を自家目録用に入力。
さて、たまってしまった発送と受注にかかります。ねこが散歩に連れていけと膝上へ来れども。
本日は荷物少なめで、海ねこさん向けもあまり出ていませんでしたよ。
トクノオさん、コメントありがとうございます。
そうですか、少なめでしたか。
この時期だし、大市前だしね。
でも、ひょっとして何かしらあったのかな、なんて気になってしまう。貧乏性、ですかね。
また皆で飲みたいですね(懲りないやつ)。