王子様に元気づけられる

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うーむ、うすだくんの日記、ますます好調だ。
読ませるなあ。なんだか励まされるな。
白シャツ王子の記事を読むと、実店舗って素敵と思えてくる。

http://d.hatena.ne.jp/collabonet_project/


エクセルのことを知らなさすぎるので、
昨日、古書市場の合間、エクセルの本を買いにいった。
三省堂書店の売り場に、たくさん種類がありすぎて、
エクセルの使い方、やら、必殺技やら、そんな類の本。
1冊を選ぶだけで、へとへとになった。

O舎さんやR書林さんが
「番号を押すだけで、納品書や請求書が自動的にできあがるよう
人にプログラミングしてもらった」
「在庫が2冊あったものが1冊売れれば1冊に、
1冊あったものが1冊売れれば0冊になる」などと話していたのだが、
こういうプログラミングは、いったいどうすれば?
エクセルでちょいちょい、っていうわけにはいかないのか。いかないんだろうなあ。
それでも、世間には、そういうことがちゃちゃっと出来る人が結構いるらしい、凄いなあ。

古書市場では、最近とんと見かけなくなった復刻もののセットを落札。
高かった。
まさか上札になるとは思わなかった。
高く入れすぎたかもしれないけれど、どうしても欲しかったので、
上札は高めに書いた、その上札で落ちた。
二番札(二番目に高い札)はどこの店か、だいたいいくらぐらい入れたのか、
想像がついた。

以前、何度か販売したのだけれど、その後、めっきり見ない。
探してほしいと頼まれるけれども、見かけない探せない。
見かけなくなって、検索にかからないようになると、
欲しい人・欲しい公共機関はお金を出してでも探したくなる。
そうなると、どうしても値段が上がってしまう。
市場での値段が上がるので店での売値も高くなる、
店での売値が高くなるから市場での値段も上がる、ようです。
(古書の値段は、常に動いている。
日本の古本屋に以前入力したものに、ある日、突然注文が入って、
あら、こんなに安く売ってしまったのかと自分で驚くことがある。
古書価の変動は思いのほか激しい。今の出版事情からすると今後、拍車がかかるでしょう。本は生きてるなあって、ときどき思う。)

市場での買値が高くなるから、欲しいものをどうしても入手しようとすると、
古書店はどんどんお金がなくなっていく。
弱小店はすぐにでも売らないと厳しいのだけれど、
今めったに見かけないものなので、
欲しい人は夢中で探している。
ネットだと、たまたまネットを見たタイミングの人にしか本が行き着けないかもしれず、
長年必死に探している人に申し訳がたたない。

それにしても、市場への支払いがかさむため、
自家目録の完成まで抱え持っておくには辛い。

たぶん次回の「月曜倶楽部」に掲載するかと思います。
めったに見ない本で、状態が良いもの、
そして、内容的に評価しており、きちんと売りたいものは、それなりの値段をつけます。
それでも欲しい人のもとに本にきちんと旅立って欲しい。
状態がいまひとつのもの、自分の店になくてもいいかなと思うものは
安く売ります。
安く欲しい人のもとにきちんと旅立って欲しい。

「あの店は高い」と言われても、すべて高い訳ではない。
「あの店は安い」と言われても、すべて安い訳ではない。

ところで、当方、発送は、ゆうメール(冊子小包)を中心に、
値段の安い宅配会社を利用していますが、
お客様の希望、同業者からの助言があり、もう1社、導入予定。

紛失・破損事故が起こった場合、補償があるのかないのか、
補償があったとしてどのぐらい補償してもらえるのか、
補償がなくても安いほうがいいのか、
高くても紛失・破損事故が少なくて補償がつくほうがいいのか、
お客様に選んでいただけるよう選択肢を増やす予定。
その分、料金体系が複雑になり、自分も(いちいち迷いたくないお客様も)大変になりそうですが、
選択肢を増やしていくのもサービスのうち。
お互い、なんとかやっていきましょう。

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