02.行ったライヴとか体験したこと: 2006年4月アーカイブ

昨年に引き続き行われました不忍ブックストリートでの一箱古本市
一人一箱の本を持ち寄り、売ってみましょうというイベント。
昨年はこんなパーティーの日でしたので行けませんでしたが今年は行きましたよ。

午後雨予報ということでしたが出かけには降っていない、なんとか持ちそうか、と思いつつ。
かなり出遅れて出発。根津についたのは午後2時半少し前。
地上に出たらすでに雨・・・・・遅かったか。

それでも一番近いオヨヨ書林から数店のぞいて見ます。
この付近、いわゆる下町というのでしょうか、裏道に入るといい雰囲気です。
建物がいい。植木とかの感じもいい。しかし、雨。
他の店舗ものぞきつつ、傘を差して歩きます。
旅猫さんこのあの文庫ナンダさん(屋号はふくろ小路一番館)さんが出店している場所へ到着。
ここは屋根の下で塗濡れずに営業中。
この時点で3時。残念ながら早めの終了となったようです。
見たかったお店もほとんど回れず・・・来たのが遅いからしょうがないですね。
それぞれの店舗、なかなかお客さんも集まっていたようですし、盛り上がってました。
(雨と時間ないので焦って写真撮り忘れ・・・)

せっかくこの界隈まで来たということで、近くにある弥生美術館・竹久夢二美術館へ。

松本かつぢ展
解説、展示に作家への想いが出ておりましてよい展示。

入口の脇にある喫茶店港やさん脇では、
雨宿り用に作られたのでしょう、傘の屋根の下で眠る猫1匹。

初めて歩いたこの付近、いい町です。
またゆっくり探索したい場所。

一部の方々の間では伝説となっている、行けなかった前回URGA
それから二ヶ月半。久々に都内で行われるぞくぞくかぞくの演奏です。
初めて行く新宿URGAです。

少しの残業後、新宿へ向かいまして本屋さんで用事を済ませたあと会場へ。
ハングル文字の看板いっぱいの職安どおり沿い、地下にあります。

2つ目のバンド、元キャロル内海利勝のバンド、MIRRORの終わる寸前。
その前にTistというバンドも演奏したようですが聴けず。
お客さんの感じからすると若いロックンロールバンド?

休憩、セッティングの後、ぞくぞくかぞく演奏の開始です。
先にステージに出てきたテッシーさん、ギターをポロポロと弾き始めます。
次に出てきたGRICOさんがそれにあわせてドラム叩き始め、
加部さん、ミチアキさんと順に演奏に加わります。
対バンのお客さんも含め、会場はなかなかの盛り上がりです。
テッシーさん、ベロストラト。加部さん、黒ストラト。ミチアキさん、白ベース。

今日はドラムすぐ横の位置にいるテッシーさん、よい絡みいっぱいです。
加部さんとのギター2本の音がいい具合に重なってます。
ギターの音が混ざり合う上でGRICOさんの刻むビートが次々と変化。
3曲目でテッシーさんの弦が切れたため、Set1終了。
よい感じだったのでもう少し続いてもよかったんですが。いいSet1でした。

Set2では途中から内海利勝がゲストで入ります。渋めのブルース。
内海さん、テレキャスでコーネル・デュプリーのような演奏。ブルースですね。
内海さんがもう1曲歌ってさらりと終了。これで終わり?

ってことはなくてSet3。加部さん、ここからいつものストラトに変更。
再び4人での演奏から。ミチアキさん、徐々にパワー上げてきます。
GRICOさんのドラムソロをはさみ、ここでもゲスト?
若いボーカルの人です、Tistの方ですか?
この方の歌バックでのテッシーさんギターがなかなかひねりあっておもしろく、
これはこれで楽しませていただきました。
彼が退場したあと、ミチアキさん、さらに爆発、暴走。

暴走のままエンディング。
ミチアキさん、ステージ前のレール、天井脇の壁にベースをこすりつけたあと、
空調のエアーダクトへベースヘッド側から突き刺し、終了。
ベースは突き刺さったまま
加部さんもフィードバック音全開なまま、ギターを置き、去りました。
久々に過激な終わり方。いやいや笑わせていただきましたよ。
最高です。

URGA、音もなかなかよいですね。
またやってください。

torigoras_s.gif

2月以来、2度目のトリゴラス。
サーディンヘッドのリズム隊、小林武文 (Ds.)さん&湯浅崇 (B.)さんが
毎回ゲストを加えてフリーな演奏をするバンド。

本日の対バンは、小林さんの兄弟子?植村昌弘(Ds.)さん率いるMUMU
ステージには左右向き合うような位置に2つのドラムセット。
なにやらおもしろいことが起こりそうです。

さてまずはトリゴラス。
本日のゲストは先日東小金井でもすばらしい音を聴かせてくれましたバイオリン高橋香織さん。

ここのところ毎月見ています、高橋さん。
今日が一番ステージが広い。立ってかなり動きながら弾きまくり。
こんなに動く高橋さんは初めて。
ベース湯浅さんは、また新たな不思議な音。低音の口琴のような。いいですね、この音。
小林さんのドラムセット位置、ちょうど斜め後ろからプレイを見る形に。
リムショットさばき、ハイハットべダルさばきなどいつも見えにくい技がよく見えますよ。
きれてますね、相変わらず。2曲やって次のMUMUへ。

MUMU、渋さ知らズのイベントで一度見ました。
ドラム+キーボード+トロンボーンでハードプログレ?を演奏するトリオ。
やはり変、変。変拍子のキメキメ。
楽器編成もかなり変なのですが、この編成の音が実にプログレっぽい。
植村さんって細かい繊細なドラムの方という印象だったのですが、違いました。
ロックな人でした。音でかい、。バスドラがぴしぴし来ますよ。
しかし、難しそうな曲ばかりですね。6曲演奏。

Set3は合体。これがおもしろかった。
両トリオのうち3人がステージへあがり演奏。5分間。これを入れ替わりやります。
空いてるメンバーがタイムキーパー。ストップウォッチで計測。
5分5秒前から合図しジャストで終了。これがまたみなさんビシッとかっこよく終わるんです。

行われたのは、
・2ドラム+バイオリン。
・ドラムが小林さんのMUMU。
・ドラムが植村さんのトリゴラス。

ラストは6人全員ステージへ。
そしてまたもや仙波清彦さん登場。遊びに来てたようで。
仙波さんもこれで3ヶ月続けてみてますね。
植村さんのドラムセットを仙波さんが使用。
タイムキーパーは植村さんと小林さんが2分半で交代してやります。
タイムキーパーでないほうが小林さんのセットを叩く、と。

このラストはなんというか驚きっぱなし笑いっぱなしというか、
毎度のことですがとんでもないことになってます。
仙波さんの音がやはりすごくて。それにうれしそうに向かっていく弟子2人の楽しそうなこと。
湯浅さんも弾きまくってました。演奏前は「小さくなってますよー」なんて言ってたけれどね。

いやー、またいいもの見せていただきました。

ついさっきMUMUサイトを見たら
もうLive Historyにこの日のセットリスト。作業早くて細かいです、植村さん。

以下そこから無断掲載(すみません)。この日やったMUMUの曲では役人#7が一番好きかな。
曲名、相変わらず数字多し、植村さん。

----- Setlist他 -----

04月25日(火)
62th Live At Manda-la2(吉祥寺、東京)

w/ トリゴラス

2005 # 5
2006 # 4(初演)
2006 # 3
2006 # 2
2006 # 1
役人 # 7

Session
小林武文 (Ds.)、湯浅崇 (B.)、高橋香織 (Vn.)
植村昌弘(Ds.)、中根信博 (Tb.)、坂元一孝 (Key.)

飛び入りゲスト:仙波清彦 (Ds.)

小林+植村+高橋
小林+中根+坂元
植村+湯浅+高橋
全員

久しぶりの映画鑑賞。

渋谷、UPLINK Xという初めて行く映画館。
早めに着いたので支払いし、整理券をもらう。
事前にブロガー割引申し込みしておいたので1200円。なかなかおもしろいこと考えますね。
少し時間ができたのでついふらりとDISK UNION。2枚購入。

IAN McLAGAN/Troublemaker, Bump In The Night(2 in 1)
ADRIAN BELEW/BELEWPRINTS The Acoustic Adrian Belew Vol 2

再び映画館へ。中は種類の異なる椅子が並べてあります。
小さな小さな映画館ですね。いい雰囲気。名古屋シネマテークに近い感じ。

さて映画。トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男

トム・ダウド、数々の名アルバムの録音エンジニアやプロデューサーをやった人。
副題にもあるようにクラプトンの「いとしのレイラ」のミックスが有名ですが、
ATLANTICというレーベルの有名なアルバムの多くに関わった人です。

モノラル録音からステレオになり、マルチ録音になる過程すべてが出てきます。
それらの機材がとても興味深い。
リアルタイムでのLPカッティングマシンなんかも出てきますね。
レベルもリアルタイムで調整するのです。
この時代は当然立てるマイク本数も少ないわけで。
マイクを立てる位置の工夫も天才的だったようです。
このころはアコースティックベースの音が聞こえにくくなるのが悩みだったようですが、
彼が立てるときちんと聞こえたらしい。
テープレコーダーを導入したのもかなり早かったようです。
ミキサーの上下するスライドフェーダーっていうのも彼が導入したようですね。
それまでは丸いつまみを回すタイプで。

トム・ダウド、原子力の研究者だったのですね。
ビキニ諸島の実験なども立ち会ったよう。
音楽にたいしての意識も研究者スタンスだといえるでしょう。
どうすればよい音が録れるのか、を考え追求し続けた人。

もちろん、出てくるミュージシャンたちの演奏の断片も迫力ありますよ。
しかし、技術屋トム・ダウドの発想や行動がなによりおもしろい映画でした。

そんなトム・ダウドが関わったアルバムで一番聞いたのはこれかも。


JOHN COLTRANE/GIANT STEPS

このレコードを久々に取り出してきて裏ジャケを見てみました。
Recording 3nginneeer:Tom Dowd
と書いてあります。

さらにどんな機材を使ってこの録音が行われたか、どんなカッティングマシーン、
どんなプレスマシーン(new Boomer-type pressesでプレスしたって書いてありますが何でしょ、これ)
を使ったか、など妙に詳しく書いてあるのに気づきました。
この映画を見なければこんなところ一生読まなかったでしょうね。

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一週間、東京大学教養学部内の建物でJAZZを無料で聴かせましょう、という太っ腹な企画。
JAZZ TODAY in Komaba 2006

・東京大学ってところへ入ってみたい
・Jim O’rourkeって人を見てみたい

そんなわけで行ってみました。
毎日日替わり盛りだくさんなこのイベント、この日はタイトル”for Derek Bailey”。
出演他はこんな予定。

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YESの声ジョン・アンダーソンさんのライブ。

国際フォーラム HALL Cは数年前にシガー・ロスで来て以来2度目。
音のよい適度な大きさのホールなので好きなのです。
ジョン・アンダーソンにも合いそうですし。

時間ギリギリに到着。最新物なのでしょうか、ソロCDとDVD売ってます。長蛇の列。
よく見ると・・・購入者は終了後サイン会。サイン会?ジョン・アンダーソンが?
そりゃ並びますね、みんな。
さすがにサイン会参加券は限りあるようで、すでに列の後ろはもらえなさそう。
ということで私はさっさと席へ。

今回のチケット、ついUDO優先で買ったのですが、なぜか1列目。近いですね、ステージ。
そのステージにはマイク1本、足下にペダルいっぱい。
その横にYAMAHA電子ピアノ。後ろにギター2本。
うしろにスクリーン、両側に○▽□を重ねたようなマークの置物。
ジョンのトレードマーク?実はよく知らないんです、ソロ活動。

「SOLO WORK IN PROGRESS TOUR OF THE UNIVERSE」と題されているとおり、
本当に完全に一人のようですね。

時間になって出てきたジョン。ステージ置物と同じマークの長袖シャツ。ラフな格好です。
ヒゲも伸びてて年とった印象。
以前は頭に羽飾りをつけ、ヒラヒラした衣装で飛び跳ねてたのに・・・おじさんになりました。

ニコニコしつつ、彼自身ミニギターと呼んでいた小さなギターを弾きつつ歌います。
声は同じだー。
このミニギター、シンセコントローラーにもなっているようで。
足もとのペダルはそれぞれが音源のボリューム調節用。
フルートやストリングスなど複数の音を重ねたり消したり。頻繁に調節しながら歌います。

MCではヴァンゲリスとの会話のこととか神々のこととか。
ジョンがマイクスタンドにかけてある小さなベルをチリリリと鳴らすと
日本語訳が天の声でしゃべりかけてくる趣向。ごこちないがおもしろい。
途中、2曲ほどピアノを弾いて歌ったり、打ち込みオケも使ったり。

これは山崎まさよし、ONE KNIGHT STAND TOUR と同じ感じですね、ようするに。

とにかく本人がリラックスして楽しそう。日本好きなのでしょうね。サクラサクラを歌ったり。
チューリップの歌をお客さんに歌わせたり・・・

もちろん主要な曲はやります。危機、ラウンドアバウトはもちろん、
ロンリー・ハートも弾き語りで。
やっぱりこの声はこの人しかいないですね。
YESのジョン・アンダーソンを知ってる人でないと楽しめないかもしれませんが、
ゆったりやさしい、いいコンサートでした。

終演後、ロビーではサイン会を待つ大量の人。
池袋でのRa:INのサイン会の10倍はいたのではないでしょうか。
こんなにいっぱい大丈夫か、ジョン。

もしこのサイン会に参加された方いらっしゃいましたらジョンさんがどんな様子だったらお知らせください。

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初めての談志師匠です。

がこの日はその前にもうひとつイベント。
毎年恒例、羽村での花見。

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多摩川沿いのこんな看板があるあたり

都心より咲くのが遅いとはいってもさすがに今年はかなり落ちております。
しかし、時おり吹くと花びらがさーっと舞ったりしましてなんとか花見らしく。

近くではチューリップまつり。

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こちらは花盛り

この会のメインはこれ。

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大勢いるとはいえ、本数多いですね

適当なところで切り上げて吉祥寺へ。

落語立川流一門会の落語家ばかり出演の会です。

午後6時から前座に続きまして、志遊
続いて文都胴乱幸助
関西出身で談志の弟子。思いっきり関西弁です。
これがなかなかよかった。話もおもしろくて味あるし勢いありました。

中入り後にTVなどにもよくでている(らしい)立川談笑河内山宗俊
もう一歩か。


トリはもちろん、談志
しかし。

前座さんが出てきて「ただいま着替えております・・」
到着したばかりで着替え中らしいです。
さらに文都&談笑が出てきて即興漫才?場を繋ぎます。

さてやっと着替えも終わりまして。師匠登場。
かなり年とられましたがやっぱり談志。
なかなか哲学的なまくらから、包丁
なるほどなるほど。談志さん、こういう感じなんですね。
声も出てましたし、江戸下町の一室の雰囲気が浮かんできます。
しっかりさげまで演じて終了→幕。
すぐに幕が上がり、アンコール?
このお話についての解説から、小噺を数個披露。この小噺がまた絶妙でした。
枯れた、なんて言葉はきらいだと言ってた談志さん、まだまだ噺続けていただきたいものです。

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前回が3月6日。1ヶ月以上あきました。
今年に入ってこれだけ間があいたのは初めてではないでしょうか。
たかだか1ヶ月なのにとても久しぶりな気がするから不思議なものです。
平日だというのに店内はすごい人。回を重ねるごとに増えてますよね、これは。

9時ちょっと前にスタート。
いつものようにベースのリフにドラム、ギターが重なってきます。
加部さん、相変わらずよいフレーズ連発。
テッシーさん、まわりの音を探りつつ、とんがった音で切り込みます。
ミチアキさん、グリコさんは抑え気味かな。
なんだかいつもよりさらに2本のギターから出てくる音のバランスがよい気がします。
4人の音全体もガッチリ組みつつ広がってる感じ?

2曲目。早い4ビートのウォーキングベースが鳴り出します。
テッシーさんによりパーカッションのマック清水さんが呼び入れられます。
マックさんの音が加わるとGRICOさんの音が更によくなるのです。
相乗効果。この2人のリズムはいつ聴いてもいい。
この2曲目がよかったですね。
3曲目。テッシーさんのゆったりと綺麗なギターから始まります。
椅子に座ってじっとテッシーさんの方を見ながら音を重ねる加部さん、いい表情。
GRICOさんがシンバルで入ってきます。
加部さんのギターアンプに座ってニコニコと全体を見ていたミチアキさん。
そのままその位置でゆったりとベースを弾き始めます。
やさしい音のぞくぞくかぞく。これもまたよいですね。
30分強。短めのSet1でしたが中身濃くて満足。

休憩中も移動できないほどの混雑。
外も雨。
短い休憩ですぐにSet2開始。
ブルース。久しぶりに聴くかな、ミチアキさんは吹くブルースハープ。
加部さんのブルースになりきらないアームを多用したソロがらしくてとてもよい。
2曲目でゲストギターリストその1。
ローリングストーンズ上海公演のオープニングアクト出演をしたという
Life On Earthのギター金本宙育さん。
テッシーさんのギターを借りて参加。テッシーさんは休憩?
ここではGRICOさんのドラムソロが圧巻。
長い、激しい、歌う!
パワフルですねー、相変わらず。
テッシーさん戻ってさらに演奏。
なんかのアルバムに入ってた曲だと思いますが?
テッシーさんも楽譜をのぞき込み探りながらの演奏。
これもまたスリリング。
ラストは再びミチアキさんが歌います。そのままエンディングへ突入。
もはやバンドの音が塊でうねっております。
いったん終了。
しかし、すぐにアンコール?Set3?
パーカッションを叩き始めたテッシーさんとGRICOさんの掛け合い。
そしてテッシーさんに呼び入れられます、ゲストギターリストその2。
私がインフルエンザで倒れて行けなかった2月10日に新宿URGAに出てました和泉聡志さん。
テッシーさんはベースを手にします。
和泉さんがサンシャイン・オブ・ユア・ラブを熱唱。パワフルですね。YAMAHAのギターがいい音、いい色。
そして前回に続き、ゲストボーカル加部さんの娘さんMAASA登場。
加部さん、ミチアキさんも加わり、テッシーさんは再びパーカッションへ。
歌うMAASAを見る加部さんは父の顔。
探りながらもいいフレーズを入れてくる和泉さん。
なごやかな雰囲気で終了。堪能いたしました。


帰り際、MAC清水さんに懸案のMAMBABOO@JIROKICHIについてきいてみました。
どうやらEBBYさんがやりたがってたらしいです。
EBBYさんといえばじゃがたらですね。
同じくじゃがたら出身の村田陽一さんも参加のMAMBABOOです。
バンマスはMACさん?と聞いてみたら、「俺はあくまで」とのこと。
やはり裏バンマス専門のようです(笑)。
どうなるか不安だけどキタローがまとめてくれるでしょう、来てね!とのことでした。

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前回から一ヶ月とちょっと。割とすばやい活動ですね、The Stars
珍しくマンダラ2でのワンマン演奏です。

急遽栃木へ出張となったため、間に合うかどうか微妙だったのですが、
なんとか開演ちょい前に到着。
中へ入るといつもどおりテーブルと椅子はあるようで。ほぼ埋まっているようです。
するとお店の女の子が「こちら席あいてますよ、どうぞー」と。
座れたほうがいいかな、と思い案内されるままに進んでいくとど真ん中一番前のテーブルでした。
スーツにネクタイでこの位置・・・
いつものシェルターではこんな前で見えませんから。たまにはいいかとここで見ることにします。

少ししてメンバー登場。ここでまずいことが・・・
ボーカル石原さんの譜面立てで荒川さんの表情がほとんど見えない。
まあ、しょうがないです。そのかわり他のところがよく見えますから。

まず見えましたのは、ハイハットをきざむ荒川さんの右手のしなやかさ。
そしてバスドラのビーターがヘッドを打つところ。ヘッドが透明なのでよく見えるのです。
しなやかに刻まれるハイハットとビシッと打たれるバスドラム。
これに耳をかたむけているだけで気持ちよくなってきますね、陶酔。

1曲目は栗原さんが例の弦を振動させる黒いやつを使う曲。
黒いやつ、今日も大活躍。
このギターの持続音がいい音してまして。この音だけでもかなりやられました。
今日は栗原さんの足元やつまみいじり具合も観察。
エフェクターの数すごいですね。10個はあるでしょうか。
あと、曲間にアンプのつまみやエフェクターのつまみも微調整。
次の曲でのつまみ位置を把握されているのですね。
一番気になったのは横に2段積みで置いてあるVUメーターがついたアンプのようなもの。
これも微調整されていたようですが何なのでしょう?プリアンプ?
フロントのデザインがとてもかっこいい機械です。

そんなわけでいい音を出していた栗原さんにつられてか他の皆さんのテンションも高く。
ヒリヒリしたいい演奏が続きます。間近で見るStars、迫力あります。
90分くらい1setで終了。
お店の曲も流れ始め、明かりもつきましたが拍手は終わりません。

Starsには珍しくアンコール。
スピード遅めのきれいな曲を演奏してほんとに終了。
やはり今日は栗原さんのギターが響き渡った演奏でした。かっこいいです。

長丁場(1曲1曲も長い)お疲れ様でした。

スペシャルパーカッショニスト仙波清彦さん率いる一夜限りスペシャルバンドのLiveへ。
東小金井にある沖縄料理屋さん海風
店内は古い映画のポスター、古い看板などが飾られたよい雰囲気。
ロフト形式の2Fもありまして、普段は座敷?一段高いところがステージ。

メンバーは以下の通り。

仙波清彦 percussion
小川美潮 vocal
三好功郎 guitar
高橋香織 violin
小林武文 percussion

沖縄料理屋さんですからやはり泡盛。シークワーサー割をもらいます。

演奏が始まるころ、土砂降りの雨が
木造のお店で雨音がとてもよく響きます。
メンバーの皆さんは「いいSE(効果音)だ」と喜んでましたが。

ステージ向かって左に仙波さん。バスドラ+シンバル1にローランドのPAD?
その他小物いっぱい。
右手に小林さん。メインはタブラ。ブロック、カホーンにその他小物はいっぱい。
本物のタブラを鳴らす小林さんは初めて見ますね。

まずはインストの曲から。
2人のパーカッションの音が複雑に絡む上にギターとバイオリンの2本の弦楽器。
独特の編成で独特の響き。
三好さんはエレクトリックとアコースティックを使い分け。
高橋さんはエレクトリックバイオリンをエフェクターに通してます。
おもしろい。
小川美潮さんが加わります。
またまた独特の雰囲気をお持ちな方。初めて生で見ます。
WA-HA-HAの頃から好きだったのです、下駄はいてこなくちゃ。
1部最後のポルトガルの曲がすごかったですね。おそるべしポルトガル。

2部は小林さんのタブラチューニングから。
小さな金づち使うんですね。
仙波さん、小林さんのすさまじいDUOから始まり、インスト数曲。
三好さんのギターの音がとてもきれいに響きます。

再び小川美潮さん登場。
不思議なアレンジのミスティ、トゥーツ・シールマンスのカバーと
なかなかおしゃれな選曲。

アンコールがまたまたかっこよいアレンジのひょっこりひょうたん島。
これがよかったですね、バンドの雰囲気にもお店の雰囲気にもピッタリ。
聴く方も(おそらく)やる方も気持ちよい時間でした。

おみやげにこんなものまでいただきました。

P251iS07432.jpg
太っ腹。

ありがとうございます。

私事ではありますが。
(というかそもそもこの文章自体が個人的なメモなわけですが)

4月後半よりどうやら勤務地が三鷹(武蔵野市)に変わるのです。
(3年半前の場所へ戻るってことに)
今現在の勤務地は川崎なので行きやすい横浜での催し。
移動後は行きにくくなりそう・・・

そんなわけでできるだけ横浜のイベントは行ってみようと思う今日この頃なわけで。

その一環?として行ってみました横浜THUMBS UP
定期的に行われております濱Jam祭というイベント。

1つめのバンド演奏中に会場到着。
かなりの入りなようで。

2つめのバンドはFLY
今日一番見たかったのはこれ。前回もかなりよかったので。
とても久しぶりに見たのですが、さらによかったですよ。
ゆるい曲での2本のギターの音がほんとにきれいでよいフレーズ。
いい音出てました。
後半のお客さんの盛り上がりもすごくて。

その勢いを受けてそのままDachamboへ。
出だしは突然移民の歌!と思ったら2001のテーマへ。
テーマの終わりで思わず両手を思いっきり挙げてしまい、左肩に痛みが・・・
まあ動かしたほうがよいといわれているのでよいでしょう。
この2曲が混ざった出だしには完全にやられました、というかこれだけで満足です。
このバンド、前も書いたかもしれませんが、やはり好みはキーボードの音。
単音で絡んでくる雰囲気がよいですね。
そしてベースライン。ねっとりしたフレーズの繰り返しが頭にこびりつきます。

23時半、まだまだ演奏は続いておりましたがお先に失礼いたしました。

静岡のご夫婦ともやっとお会いできたりしましてなかなかよい夜でした。
(椅子に座らせていただきましてありがとうございました。体調いかがですか?)

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