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FasterというMotoGPのドキュメンタリー映画を見ました。面白いですよ!!!
FasaterはMotoGPを題材にしたドキュメンタリーでMark Nealeという人が制作と監督してる映画っす。アメリカ映画なんだけどいわゆるハリウッド映画みたいなド派手なしかけはなくてちゃんとしたドキュメンタリーになってます。しばらく前に自分の周りで話題になっていくつかの映画館で上映されてたんだけど見に行く時間がなくてDVDを買ったのでやっと見たというわけで。
アメリカ映画なんで当然英語で、出演しているライダー(と言ってもインタビューに答えたりしているくらいだけど)も話しているのは当然英語。話は2001年シーズン当たりから始まってそのシーズンのロッシとビアッジの争いをサーキット上だけじゃなくて舞台裏のTrash talkや例の殴り合い事件も交えて進んでいきます。有名な日本グランプリでの肘のつつき合いなんかも何度も何度もやってて「あれはライダーとして自分のバイクに触られる前にそこに誰かいるか確かめるためにやってるんであって決して脅しじゃない」とかいろんな意見があるんっすねー、なんてね。天使ロッシ vs 悪魔ビアッジみたいな描き方になるのかと思えばそうでもないところも面白いかも。
出演しているのはライダーだけじゃなくて過去のグランプリライダー、チームメンバー、監督とか要はMotoGPを取り囲んでいる全ての人々でそれがまたリアルさを増しています。アメリカ期待の星として登場したジョン・ホプキンスの母ちゃんはリアルです。ホプキンスがなぜAMAで活躍することなくいきなりWCM Yamahaで500ccに乗ったのか知らなかったんだけど、国内での超人的な活躍が目にとめられていきなり次世代のケビン・シュワンツ扱いだったようでそれもとても意外。
ロッシの父ちゃん、結構笑えます。顔がそっくりなんだけど背が低く見えてなんか人なつっこい笑顔でロッシのことを話してます。下手するとそこら辺でくだ巻いているおっさんと変わらないのに息子はチャンピオンってのがいいっす。
Garry McCoyの部分は結構泣けます。2001年に驚異のドリフト野郎としてPodiumに立つこともあった有能なライダーが怪我と恵まれないチーム環境で不遇な時代を送っているのを本人のコメントを交えながら描いてます。勝ったものだけが得られる環境、怪我との戦い、リアルですさまじいです。環境によってはロッシやビアッジと変わらない活躍が出来るライダーだと思うんですが、ついていないんですね。
上にも書いたんだけど過去のチャンピオンもたくさん出てきます。ウェイン・レイニーとケビン・シュワンツはロッシとビアッジにたとえられて当時の映像や今だから本人が話せることもたくさんあるみたいでかなり二人とも喋ってます。レイニーの事故から復帰してチームの監督就任しても辞めてしまい、結局今は何が大事かというそういうことに気が付いたとかいう部分は重いです。エディ・ローソンとレーシングカートやってる映像もありましたな。あとKenny Roberts Sr.やBarry Sheeneもインタビューに答えてますね。彼らの走っている映像も今となっては新鮮かも。
DVDは2枚組で予告編がMotoGP websiteから見ることが出来ます。日本語に吹き替えたものは残念ながらまだないみたいだけど、アメリカバージョンのものだったら日本のAmazon.co.jp - Faster (2003) (2pc) / (Sub Dol)から3300円で購入可能。リージョン1なんで日本のDVDプレーヤーでは上手く再生できない可能性もあるみたいだね。
おっと、おまけDVDっていうのでしょうか、もう一枚DVDがついててこっちはFaster & Fasterっていって続編みたいなんだけど2003年シーズン前半のロッシ vs セテを追ってます。4ストロークに変わったことや大ちゃんの事故、それからセテの連勝でロッシを追いつめるも結局は・・・という流れになってます。DVDらしいコンテンツも入ってて2003年前半のロッシとセテのバトルがTV/ロッシ/セテのカメラで切り替えて見れるようになっていたりするのはすごい迫力っす。
残念なのはやっぱり日本人ライダーがほとんど出てこないこと。中野と芳賀が少し出てきますがしゃべりもほとんどなくてやっぱり英語圏の映画に出るほど認知されていないのか、出させてもらえないのか、題材に出来るほど活躍していないのか、日本人だから特別なシートに着いていると思われているのか分からないけど、全く存在もないかのような扱いはちょっと残念。
まあとにかくMotoGPファンの人にとっては最高に面白い映画になってると思いますので超オススメです。英語ですが・・・。
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