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完本・太平洋戦争

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なんかいきなりヘビーですが、読んだ本の話です。

実はこれでもけっこう読書します。読むの遅いですが。とくに歴史物が好きで、司馬遼太郎とか読みあさってます。

で、最近読んだのがこの完本・太平洋戦争で、文庫本なんだけど全部で4巻もあります。元々のきっかけはアメリカに住んでいて知っての通り戦争とかやっててあほらしいななんて思って、自分の生まれて育った国も50年以上前に戦争したときはどうだったんだろうって興味がわいたからなんだけどね。

それぞれの本は戦争を現場で体験した人々が戦後に書いたものをまとめて編集してあって、1巻で10以上のストーリーがあります。兵隊、パイロット、指揮官、特攻隊みたいな実際に戦った人の話から、病院関係者、電話交換師までそれぞれが体験した記録がとても生々しく書きつづられています。戦争当時の社会背景は今と全く違うもので、国のために死ぬということが今の自分たちには想像を超える世界の話にしか見えませんが、そこには当たり前のように存在しています。

でも人間の根底にあるものは変わりません。誰だって死にたくないし家族は大切にしたいし、国のためなんて言ったって、本当は故郷に帰りたかったと思います。そういう教育を受けて国のためと信じて戦地に送られて死んでいった人々のことを思うと残念でたまりません。今でも太平洋やアジアの国にはたくさんの日本兵の遺骨が眠っているのは容易に想像できます。強かったと言われる日本兵は補給も少ない戦地で精神論や根性とかそういうものだけで戦っているストーリーは本当に泣けます。

戦後日本は豊かになりましたが、今でもどこか世の中は似た社会で、サービス残業とかそういう現場の末端の人々根性作業で日本の社会や経済は成り立っているし、政治は相変わらず2流でイラクに軍隊を盲目的に送ってしまう始末。日本人は本当に勤勉で根性も世界一に近いと思いますが、資源がないこの国では他国に頼らなければ食料やエネルギーが何ともならなかったのは今も昔も同じです。

そういう理由からアメリカと仲良くしてるのかも知れませんが、日本に戦争をもうさせないと決めさせたアメリカが日本の防衛軍をイラクに出せというのはもう支離滅裂で、さらに現地は危ないのに派遣を1年延ばすなんてのはこの太平洋戦争当時の大本営発表みたいに、負けているのに勝っていると発表するのに似たものがあるなと。今は情報が簡単に入る時代だから自分たちで何が本当か判断できる、それだけは太平洋戦争当時よりずっとマシになったかもしれません。

なんかとりとめもない話になってしまいました。
あ、4巻読むのに半年くらいかかったかも・・・。

Posted by mogewo at 2004年12月18日 13:55 | コメント (1) | トラックバック (1) | Clip!!

この記事に対するコメント

 まったく同感です。日本人は物事を一生懸命にやる人は多いですけれど、視野を広く持って物事を判断して方向づけるリーダーが育ってこないのは何故なのでしょうか?
 日産におけるカルロス・ゴーン氏の例のように、質の良いリーダーさえいれば状況を変えられるのに、そういう人材がトップにいませんね。(立てないんでしょうか?)
 失敗から何も学ぼうとせず、過去を糊塗しようとするばかりの政治家は早く辞めてもらいたいものです。

Posted by: ものぐさ at 2004年12月19日 04:09

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