ルワンダ中央銀行総裁日記/服部正也 中公新書

先日、往来座へ行った際に購入した本。
絶版で長年探していたんです。
今となってはなぜ探そうと思ったのかすでに覚えていないんですが・・・
たぶん、好きな作家か誰かが薦めていたんでしょうね。

1960年代(ちょうど私が生まれた頃)、国際通貨基金からの誘いで、
独立したてのアフリカの小国ルワンダの中央銀行総裁として6年間勤めた著者自身の記録。

ヨーロッパの植民地であった国が独立したばかりという状況とはどんなものか。
経済というものがいかに生活と密着しているのか。
一見難しそうな事柄が実にわかりやすく明快に語られています。

ルワンダの人々のことを常に第一に考えて行動し続けた著者のかっこよさ。

まあなんにせよ、結局は人次第なのだな、ということです、国も。

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