Indian Wedding その24
インド版マクドナルドをいただいた午後。
1時過ぎに再び、KISHのおじさん宅へ。
次なる儀式。
新しく生まれ変わる儀式。
結婚式当日ですからね、新しく生まれ変わるのです。
まずは新郎自ら準備。
始まりました。
清めているということなのでしょうかね。
男性はその周りから囲んで見守ります。
その後、KISHは立ち上がりまして、靴をはき、
素焼きの器を思いっきり踏みつけて割ります。
これで自分の過去を壊し、新しくなるのです。(ってことでいいはず・・・)
さらに。
着ている服を皆でひきちぎるのです。
これは男性の役。
このとき、やぶった古い服は糸くずひとつも落としてはいけません。
すべて集めて燃やすのです。
(いや、川に流すんだったかな?海だったかな?)
まあ、いずれにしてもそういうことだそうです。
みんなでクルタをやぶります。
クルタの下にはジーンズ!
お坊さん(左端)も楽しんでいる様子
要するにあれですよ。
結婚式のキャンドルサービスで、
テーブルのキャンドル先をぬらしたりしてつきにくくして盛り上がるのと同じわけで。
できるだけやぶりにくくして、みんなが必死にやぶって盛り上がる、っていうわけです。
それにしてもジーンズ、やぶれません。
縫い目の方向を考え、二人へ両側から引っ張ってなんとか。
Iさん、お疲れ様でした。
KISH、最後にはパンツ一つに。
これで完全に新しく生まれ変わりました。
(パンツはまあしょうがない)
これ以降、KISHは花嫁のお家へ彼女を迎えに行くまでここを出られません。
神聖な体のままお迎えに行くのです。
KISHを置いて我々は車でホテルへ戻ります。
結婚式まではまだ時間があります。
(KISHはいないけど)KISHの部屋に集合して前宴会。
買い置きしてあったビールで乾杯。
TVではドラえもんがヒンディ語をしゃべってます。
やや気分よくなってきたところで、そろそろ時間。
服を着替えていよいよ(やっと)本番へ向かいましょう。
ユダヤの結婚式でも新郎が
ワイングラスを割るとゆう儀式をしてました。
私も地元の儀式で皿を割る儀式をしました。
やはり割る儀式は重要なのでしょうかね。
ゾさん>
なるほど、ヒンディ以外でも似たようなことをするわけですね。
同じ考え方が根っこにあるってことでしょうね。