Ducati 748: 2004年3月アーカイブ


さてさて、B+グループの第一セッションの時間が来た。朝はまだトラックの気温が低いので最初の2周はとくにゆっくり走って徐々に速度を上げて行ったけど、けっこう抜かれまくった。みんな朝から飛ばす飛ばす!Turn2では何度かアクセルを開けた瞬間にリヤがズルッと嫌な感じがしたので、このセッションではここは攻めない事にして様子を見た。これはタイヤ温度が低いのでまだしっかりグリップしていないから滑っていたんだと思うけど、アクセルの開け方、いわゆるドン付きも激しいから出たんじゃないかと思う。スタンダードのマフラーにするとドン付きも大きくなるから、アクセルを開ける時は慎重にしているつもりでもたまになってしまう。

第二セッションは少しペースを上げて行った。Turn2はギヤを2速まで落とすんだけど出口ですぐにふけきってしまうし、3速だと進入でちょっと高すぎてあまり気持ちよくない。まあこけないってことが大事なんで2速のまま我慢する事にした。当然早い連中はここの出口で外側から抜いて行くから、そう言う人って3速なのかもね。
Turn5は3速で抜けて登りだからそのままレブリミッターまでぶち回すんだけど、ここの短い直線の横に騒音測定ブースがあって、95dBを超えると黒字にオレンジの日の丸(meat ball flagなんて呼ばれている)を振られる決まりになってるんだよ。そのせいでマフラーをストックのものに戻しているんだけど、全開にしていたらやっぱり引っかかったみたいで、後からパドックで休んでいるときに走行会の係りの人がやってきて「超えてたから気をつけろ」なんて言われちまってね。ツインの大排気量バイクはどのメーカーのもけっこうな音量があって不利だから他にもmeat ball食らっているみたいだけど、今まで同じ設定で食らわなかった自分までもらったんで、ここは早めに4速にしなきゃ行けないってことで対応。それ以降問題なかったけど、ここで早めにシフトするとは楽しみ半減だよな。


この日の3グループフォーマットというのはA, B+, B-という自己申告制のレベルで分けられていて、Aがいわゆる上級者、B+は中の上、B-は中の下ってくらいなんだけど走っていてあまりにもそのレベルに合わないと下のグループに行かされることもあるみたい。自分もそんなに速くないんだけど、一応今日はB+にエントリーってことで最初のAグループのセッションの間に準備運動とサスのセッティングをしてた。
前にサスを最弱にして公道を走ったら以外と快適だったんで、そのままにしてたんだけどさすがに速度が違うんでこんな風にした:
Front - Comp: 12
Front - Reb: 11
Rear - Comp: 14
Rear - Reb: 14
(それぞれ最強設定から戻したクリック数)
フロントはいわゆるオーナーズマニュアルに書いてある標準設定、リヤは少し柔らかめなんだけど、例のごとく違いが分からない男なんで「固くなった、ふにゃふにゃしてない。」以外にそれ以上うんちく足れるセンスがない。結果から言うと一日走って大きな問題はなかったんでこれもいいんじゃないかってことで・・・全然感想になっていないぞな。


March 26 2004、Laguna Seca Trackdayの記録 - その1
前日の木曜日は雨が降る始末で天気が心配だったけど、金曜は朝から晴れてコンディションは上々。トラックの温度も朝は低かったけど日が昇ってくると高くなってきた。
Keigwinさんとこの走行会も、度重なるLaguna Secaのトラック使用料値上げに耐えられなくて、今年から仕方なく3グループのフォーマットで、各グループ20分の走行時間になってしまった。その分値段もと言いたいところだけど、ほぼ据え置きの$260/riderになってるんだよね。それだけ使用料金が高いってことで、3月というまだ雨が降ってもおかしくない時期の走行会はちょっとした賭けで、火曜日くらいから出ていた「金曜日は雨」っていう天気予報でキャンセルする人もけっこういたみたいだった。(エントリーしているライダーがKeigwinさんとこのホームページで見られるのですぐ分かる)

まあそんなところで、トラックにつくともう7時半過ぎてたのでバイクのチェックも始まってて、顔見知りの連中に挨拶して朝一のライダーミーティングに出て注意事項を聞いてすぐに”今日の下見走行”に出かけた。まだ誰も走っていないので少し濡れたところがあるくらいで、オイルをぶちまけてそれを直した跡もないし気温さえ上がれば良くなってきそうだった。
ちなみに去年12月に来たときに誰かがぶち巻いたオイルの掃除の跡がまだTurn3に残っていた。白い粉みたいなのを使ったんだと思うけど、一度こんなにしてしまうとけっこう長く残るもんなんだね。
ってなことを考えながら、少しのんびりしておりやした。


ストリート仕様に戻して走りに出かけた。と言っても、ストリート用のメッツラーM1はもう溝がないツルツルタイヤなんで、トラックで使っていたミシュランH2をそのまま使った。こっちももうトラックでは使えない状態だけど、ストリートならもう少し使えそうだったから初めて使ってみた。フロントのサイズが120/60 - 17 で、M1は120/70-17なんで、ずいぶん軽快にバイクがスパスパ寝る感じがする。
あと、気分だけど低速でタイヤがネバネバしている感じがして気持ち悪い。もっとも極低速なんてどうでもいいよな>H2の場合。今度M1も120/60にしてみようかな。
写真はいつも走っているStage Roadという道にある牧場の入り口で、ここは巨大なユーカリの木を通って行くところ。このユーカリの木はオーストラリアでコアラが食っているものと同じか分からないけど独特の匂いがあって、あちこちに群生しているのでよく見かける。こいつらは本当に大きくて最初はビックリしたけど最近は慣れちゃったなあ。
本日の走行:Page Mill -> Skyline -> 84 -> Pescadero -> Stage -> 84 -> Alice'sで仲間に捕まる -> Skyline -> Page Mill -> Home
ついに6000Mile(10000km)に到達!点検に持って行かないと・・・。

今日サーキット仕様から戻しているときに気がついたんだけど、ガソリンタンクの先端で、マスターキーシリンダーに当たる部分が擦れてペイントの下地がむき出しになるくらい消耗しているんだよね。同じSuperbikeのオーナーも同じ目に遭っているのか知らないけど、自分は減速Gをタンクを挟む事でこらえるからこの部分にすごく負担がかかっているんじゃないかと想像するんだけど、どうだろう?
とりあえずそこに透明のシールを貼ったんだけど、その後走っていたらはがれてしまった。なんかこのままだといつか突き抜けてガソリン放出サービスタンクになるんじゃないかとちと不安なのでした。


うちの奥さんがビデオカメラで撮ってくれたものを短いけど公開!
たった30秒なのに3.7MBもあるんだけど興味のある方はQuicktimeプラグインがあるか確認してここからどうぞ


またまた行ってきました, Laguna Seca走行会。
木曜日は天気が悪くて午後から雨が降り出す始末で心配したけど、朝には晴れ上がってコンディションは上々。気温が上がるにつれてトラックの状態も良くなってきて楽しい一日でした。
また少しずつ詳細をアップします。


今日も天気は最高に晴れて暑いくらい。朝からサイレンサーをストックのものに戻して走ってきた。
Alice'sにつくとGaryがなんとZX-10Rに乗ってんじゃないの!話を聞くと、どうやらこの辺りのお店に1台ずつ入ったうちの一台みたいで、真っ黒な10Rはまたがらせてもらうとすげえコンパクトでびっくり。自分のDucati 748に比べると握りこぶし2個分くらい手前にハンドルがある感じで、前傾もやればできるけど748みたいに自然と前傾になるポジションじゃないんだよね。(っていうか比べてもね~)
タンクはまあまあ大きいけど、シートあたりはスリムで足付きも最高だし、おまけにすごく軽い。多分600ccクラスと変わらないと思う。前に乗っていた9Rは重くて大きい印象があったけど、もうこれは完全に別ものといった印象で、行く先々でみんなの注目を浴びていた一日だったよ。
公道で使っているメッツラーのSportec M1というタイヤも2000マイルくらい走ったので後ろ側がほぼボウズになった。すごく気に入っているんだけど、今度は何か別のを試してみようかななんて思う今日この頃・・・。
Page Mill -> Skyline -> 84 -> Pescadero -> Stage -> Stage(reverse) -> Cloverdale -> Gazos creek -> Hwy1 -> Swanton -> Hwy1 -> Lunch -> Bonny doon -> Smith grade -> Empire grade -> Jamison creek -> 236 -> Hwy9 -> Skyline -> Page Mill. (150mile)

748とは関係ないんだけど学生の頃、卒業研究で遅くなったある晩の帰り道、バイクでマンションの前を通りました。
そのマンションは5階建てくらいで、まわりは一戸建ての家や事務所があるんですが、その向かいにある薮の中は墓場でした。いつも通る度にあまりいい感じじゃなかったんだけど、その夜は疲れていたのかあまり気にしていませんでした。
夜10時を過ぎにマンションの前を通りかかる時、自分の前後には車もバイクもいませんでした。だらだらと流していたんですが、いきなりマンションから白い服を着た女性の姿が道に向かってスッと出てくる姿がヘッドライトに浮かび上がりました。「うわ!当たる!」と思ったと同時に、ブレーキをかけても遅いのは分かっていましたがフルブレーキをかけて止まりました。すでにマンションの前から10メートルくらい過ぎていましたが、何も当たった感触はなく自分もバイクも無事でした。変だなと思って振り返っても誰の姿もなく、自分は呻くことだけしか出来ませんでした。
猛スピードで逃げ去ったことは言うまでもありません。

ここの掲示板に書き込んだものと同じ内容っす。


またまた恐れを知らない作者の写真なんだけど、よく走っているSanta Cruz Mountainの中に有るBig Basinという州立公園で撮ったもんなんだよ。この公園はRedwoodが生い茂る森の中の公園で超絶静かな場所で、たどり着くにも狭くて曲がりまくった道を通んなきゃ行けないのでけっこう大変。バイクには面白いんだけどね。そのRedwood何だけど名前の通り赤い木で背が高くて樹齢は2000年にも達するとかなんとか。もう日本に生えている木なんて目じゃないくらいにでかくて本当に圧倒されるんだよね。切り株のスライスが展示してあって、年輪のかなり橋の方に「コロンバスがアメリカ大陸を発見」なんて小さく書いてあって、そんな昔でもこのあたりの木はとっくに巨木になっていたわけで、ってことはまた数百年後「アメリカがイラクに侵攻」とか「カリフォルニアがアメリカから独立」なんて書かれるのかななんて思ってみたりした。
写真からは木の太さはちょっと想像できないかもしれないけど、バイクの後ろ約5メートルくらい離れててこれくらいの大きさだったよ。


上の写真の他に少しだけこの辺りにおいてあるよ。


ぐはは、恐れ多くもたまには自分の写真を出してみよう。
今日は前半一人で走っていて、Alice'sに寄ったら友達のAndyがいたから一緒に走っていて、天気もいいし眺めのいい場所で面白い写真を撮ってたんだよね。その写真はここから見れるよ。パノラマとかいろいろやってて面白いよん。あと、自分が撮った写真はここにあるよ。
昨日かなり走ったから筋肉痛だったんだけど、家の人が走ってきてもええよって言うんでPage Mill -> Skyline -> 84 -> Pescadero -> Hwy1 -> Stage -> Pescadero(reverse) -> 84 -> Alice's(Andyに会う) -> 84 -> Alpine -> Page Mill
ってな感じで走った。Alpineは相変わらず路面が荒れていて厳しいし何度もリヤがスライド(もちろんパワースライドなんてもんじゃなくて、砂とかそう言うのが原因)してヒヤヒヤした。今日は温度も74度くらいまで上がっていたからたくさんライダーがいたね。あと警察さんもボチボチ。そろそろきちんと体を鍛えないとちゃんと乗れないなあと実感した日曜でありやした。




Group rideなんていうと何人も集まってどこどこへ行くようなツーリングみたいだけど、どっちかっていうと面白い道をできるだけつなぎ合わせて走りを楽しむもので、ただ移動のために走っている期間は最低限なんだよね。どこかへ行くのももちろん目的として成り立つけど、まあCanyon ridingが目的だからね。
今日は2004年型のYamaha YZF-R1のマイクも来てた(上の写真)。彼は998も持っているので違いを聞くと、やっぱりサスペンションがもっと柔らかくて吸い付くように設定されているのとポジションがずいぶん楽ってことで公道だとずいぶん乗りやすいらしいってことだよ。(Duacti Superbikeと比べての話)
3月になって最初の土曜はずいぶん暖かくて、皮つなぎの下は上の写真みたいな合成素材のシャツだけで汗かくくらいだった。今日は
Alice's -> 84 -> Pescadero -> Stage -> Stage(reverse) -> Pescadero(reverse) -> 84 -> Skyline -> Hwy9 -> 236 -> Jamison Creek -> Empire Grade -> Bonny Doon -> Hwy1 -> Swanton -> Pescadero -> Alice's
という超ロングコースで自宅からの距離(Page mill含む)も含むと200mile(320km)くらいあったと思う。さすがに疲れまひた。
サスペンションはSearsの時のままだからストック状態だったんで、Stage roadみたいな場所はしっかり体重を載せないと跳ねまくりのじゃじゃ馬ならし状態。でもPescaderoやBonny doon, 84みたいな場所はかなり快調に飛ばせたのは収穫だったかも。
久しぶりにGroup rideに参加したので楽しかったよん。

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