2007年9月アーカイブ

大市の結果。
ネットで検索できるのだ、便利。
便利だけれども、
落ちるか落ちぬかカチカチカチカチ確かめ続ける。
一日中、PCに張り付いたまま、落ち着かない。

結果。
もっとも落ちないであろうと思っていた1件のみが落ちた。
市場は本当に不思議。

その時点で、あとから他も落ちたらえらいこっちゃ。
真剣に売らないと、本気でやらなくちゃ、と、目が醒めた。

懲りない面々は、今日もまた買って、また売るのであります。

一新会、経営員の皆様、お疲れさまでした。

ところで、出品されていたものの値段を知りたい。
「赤とんぼ」を含む1箱はいくらだったのでしょう?
庄野潤三、吉行淳之介の書簡は? 組合員でご存知の方、今度教えてください。

最初は、見るだけのつもりだったのだ。
目録に掲載されていた、某氏の書簡を見てみたくて足を運んだのだ。

27日は、市場の中でも最大級の「大市」(一新会)。
26日が下見の日であり、入札もできるのだった。
ものすごいものがたくさんたくさん出品されていた。
ああ、見るだけのつもりだったのに。
大市に行くと、感覚が麻痺する。
通常の市と違って、最低入札価格が1万円からなのだ。
3件に絞ったが、何万も入札してきてしまった。
書かないと買えないから、書くしかないのだ。
他店より高く書かないと買えないんだもの。

「珍しいものを持っていれば買ってもらえるんですよ。
せっかく専門ジャンルがあるんですから、
こういうときに買っておかないと」
と某店ににっこり囁かれ、
もっともかも、と思ってしまった。
戦前戦後の絵本、絵雑誌だけでも、
(まだまだ不勉強な私にとっては)これでもかこれでもかと
見たことがないような凄いものが次々、市場に出される。
今日も、この機を逃したら、二度とお目にかかれない束かと思えてしまったのだ。
とたんに、預金残高など忘却の彼方に雲隠れである。

しかし、もしも本当に落ちたら支払いはどうしよう。
3件とも上札で落ちたら・・・?
1日にン十万の古書を買うなんぞ、正気の沙汰?
もし買えたとしても、ああ、一体どうやって支払えばいいのだろうか。
開札は明日なので、それまでにだれかに電話して、「中止」と書いた札を入れて
入札はなかったことにしてもらうよう頼もうかどうしようか。

市場に行くと、買わずにいられない。
ジムへ行くと、なぜか周囲に混ざって
ついつい運動に熱中してしまうのと似ている。
ジムに行くと、マシンがあるし、周囲が皆、運動しているし、
なんとなくやる気になるじゃないですか。
市場に行くと、買わないと! 絶対買わないと! と思えてくるのだ。
場の空気もあるし、周囲の凄腕の店が目に入る影響もある。
また、固定価格と違って、
入札方式だと、負けたくない、
自分が買わずにどうする? と妙な競争意識が働いてしまう。
古書を買うって本当に楽しい。
買うは天国、支払うは地獄、だ。

市場を出たとたん、嘘のように財布の紐が堅くなる。
東京堂書店で文庫2冊購入(友人オススメ桐野夏生のとある本、
銀色夏生「銀色ナイフ」)。
ちくま文庫で欲しいのがあったのだが、
「千円」という値段にたじろぐ。
さっきまで何万も入札してきたくせに、
わずか千円に怯えてしまう不思議。

タテキンであさっていたら、
さっき市場で顔をあわせていたKさん(タムラ従業員)が目の前にいた。
私の顔を見て、「あ」と。
笑っておくしかないかとばかり、くすりと笑った。
なぜだか見られてはいけないところを見られたような気がして、
そそくさと立ち去る。
振り返ったらKさんもいない。気つかってもらったのかな、すんません。

安いカフェで軽食をとりながら、本を読む。
暖かいカフェラテに読書。
つつましやかな、しかし、大きな幸福。
自分はこれだけで十分なのに、
なぜ市場で歯を食いしばるのか。
なぜ、こんなふうになっちまうのか、自分。
トイレの鏡に向かって
やめるときは在庫すべて市場に出しておしまいだし、
やめるのはたやすいことだし、なんとかするしかないじゃん、と自分に言い聞かせる。
「お金は作るもの」という某店の言葉も思い出す。

ちょうど読んでいた木山捷平「長春五馬路」で、
主人公がボロ屋を始めたところ。
わが身と重なり合うが、
彼ほど商売をやれるとは思えない。

東京堂書店でもらったスクリプタ(紀伊國屋書店)を読む。
岡崎武志さんがブログに書いていたとおり、内堀弘さんがいい。
本を追いかけていた人たちがこの世から消えたあとでも、
本だけが遺る。
遺った本だけが遠い日の空気を覚えている。
ーーうう、旨いなあ。

夜は、NHKホールで、パット・メセニー・グループ、
ブラッド・メルドーらのライブ。
チケット代1万円を出すゆとりすらなくて、
連れに出してもらう。
1万円かあ、1万あれば、今日もう1万多く入札できたかもなあ。
先ほど入札してきた数字が脳裏に浮かんだ。
ひとつでも落ちたらうれしいなあ。
しかし、全部落ちたらどうしよかなあ。
ま、箱をあけてみると、大概、上には上がいて、
買えないのが常なんですけどね。

昭和の時代、歌謡曲も童謡も、ずっとずっと心に残るような
よい曲がたくさんつくられました。
昭和30年代40年代ごろのレコードつき絵本には、
大変よくつくられたものがたくさんあります。
今でも、それらを思い出とともに捜し求める人が大勢います。

戦場にも墓場手前にも、おそらく何も持っていけませんが、
唄と思い出(思い)は持っていけると思います。
旅先にも未来にも自由に持っていけるのは、唄と思い出(思い)です。
庄野潤三夫妻のように、年老いた夫がハーモニカを吹いて、
妻が唄う光景というのはよいなあと思います。
この季節、庄野夫妻もお好きな、夕焼け小焼けの~ 赤とんぼなど、よいでしょう。

昨晩は仕事を終え、Ett(エット)のライブをみに下北へ。
今の時代、よい歌をつくって唄える人というと、だれがいるでしょう。
状況が昔と異なっているとしても、ぱっと思いつく人が何人かはいます。
私の好みでいうと、今現在の筆頭は、ふちがみとふなと、そして、Ettなのです。
Ettは女性ボーカルと男性ギタリストのふたり。歌詞も曲も大変よいです。
アンコールでやった、上野茂都さんの「飯の支度」のカバーも好きでした。
ボーカルの西本さゆりさんは、
隣の家まで歩いて何分? というような、のどかな田舎で育ったそう。
「天然コケッコー」を地でやっていたようなお方です。
東京に出てきたとき人身事故で、という車内放送を聞いて、
都会は怖いところだとショックを受けたとのことでした。
その話を聞いて、すっかり都会に慣れている自分自身に驚いて、怖くもなりました。

Ettについては、連れもブログに書いています。

ところで、日曜に10キロばかり走った余波で、
右足の親指の爪が内出血している様子。足先がじくじく痛みます。
26日夜はまたしてもライブのため、メール対応など少し遅れます。
メールやご注文の対応はできるだけ日中にと思っております。
うお、市場(一新会)大市の下見もあるー。
市場へ行くと、かなり歩き回るので、足の指が痛いのは困ります。

10月19日、20日の「本の散歩展」に出品します。
一括で購入ご希望の場合、
全国どこでも郵送可能です。どうぞご相談ください。

●国際写真情報 おおむね状態良(一部、イタミ)
神田(神保町)、渋谷、銀座、
車から列車、兵器、最新ファッション、皇室、産業、
世界の奇人変人、サーカス、雪村いづみ などなど。

●国際写真情報 1955年1月 600円
鶴の楽天地 鹿児島県荒崎村にあつまる鶴の大群
老人のための移動食堂
美しいお正月料理
モダン・アート 生花
中共土産話ー百万円の買物をする話
リング上にくりひろげられる 桃色の闘魂
西崎緑 機智と男まさりで拓く創作舞踊の道

●国際写真情報 1955年3月 600円
結城孫三郎人形座 お日さま何処へ
誰か王位を買わないか 売りに出たランディ島王国
盆石ー復活する古い伝統的日本芸術
人間砲弾 ロンドンの話題さらった冒険乙女
五十年後の生活 これは便利 二十一世紀の家
キムチも漬けられない インフレに悩む韓国の人々
カマの水力発電所 開発すすむソ連の自然改造計画
薫風 春のニュー・モード四態
春の帽子 ア・ラ・モード
若向きのニュー・ヘアー
ノーチラス号 驚異の潜水艦いよいよ試運転へ
日本映画よどこへ行く その2 チャンバラ映画は亡びない
杉村春子 二筋道を行く楽しさ

●国際写真情報 1955年5月 600円
第二次鳩山内閣成立 乗りきるか多難の政局
カメラ・ルポタージュ 国産乗用車 堅牢なものから乗り心地のよいものへ画期的進歩
きこえるきこえる 聾者の福音“足聴器”の発明
第二の硫黄島? 実弾飛びかう米軍潜入訓練
ジェット機 航空隊誕生 ゆかりの九州筑城基地に巣立ちゆく航空自衛隊
青い目の浮世絵師 軽井沢の名物 日本生れのフランス人美術家
現代感覚の色と柄 8000万人のキモノ・ショウ
HラインからAラインに 花ひらくパリのモード界

国際写真情報 1955年7月 600円
日本国際商業見本市
ソビエットの産業 フルシチョーフの政策で機械化に拍車かけるコルホーズ
観音様は御繁栄 10年ぶりに再建された浅草寺本堂
人造ダイヤ
癌治療の新兵器 放射性弾丸を発射するピストル キャンサー・ガン
ワンとすてきでショウ 百余頭が参加した秋田犬大審査会
東京の現代生活 家賃七万円の豪華アパート
カメラ・ルポタージュ 戸山アパート 新しい日本の住宅地帯
新装なった東京国際空港
靴を自分でつくりましょう 夏向きの趣味の靴スペーシーズ
ファッションボーイ誕生 トップモードでしゃなりしゃなり “美と力のショウ”
潮風にたわむれる 新しい海浜着モード二題

●国際写真情報 1955年8月 600円
白ロシヤの子供たち 楽しい夏休みの集団生活
気球カメラ出現 超低空撮影に威力を発揮
嘆きのバンドネオン 異国に奏でるタンゴのリズム
試運転成功 公開されたノーチラス号の内部
カメラ・ルポタージュ 学生相談所 デフレ下にアルバイトを求めて集る学生たち
真夏のニューヘアースタイル
サマースコレクション NDK夏のファッションショウ
国連十年の歩み 期待される平和攻勢への前進

国際写真情報 1955年9月 600円
軽井沢の自然を探る 小鳥と高山植物の楽天地
十七世紀の芳香 400年間 葡萄酒を造りつづけるスペインの名門
パリの京劇 初の西欧公演に絶讃を博す
シーボルト遺愛のピアノ 山口県萩市で発見
赤い美術学校 レニングラードに美を追求する若者たち
真珠のアクセサリー 
セータールック イタリヤのニュー・モード
涼風の誘惑 初秋のセーター・ニュールック
巨頭会談開く 冷たい戦争解消に歩み寄り
正美ちゃん帰る トニー・谷の令息誘拐事件 一週間目に解決

●国際写真情報 1956年5月 600円
日本の空に新威力 日の丸つけたF86Fの初飛行とネプチューンの来日
東海道をひた走り 長距離トラック輸送を追って
夜空のらくがき ヘリコプターで描く光の芸術
ロクロをまわして外貨獲得 輸出のホープ サラダボールはこうしてつくられる
空の掃除機 米軍の75ミリ高射砲 九十九里浜で初公開
ブラジルの日本人
幼稚園のある教会 旧教と近代日のアンセルモ教会
香道 平安朝の貴族も楽しんだ香りのゲーム

●国際写真情報 1957年2月 2000円
新春の御皇室 皇太子さまに希望の昭和二十二年
新しい東京2 渋谷とその周辺 ターミナル・センターとして発展する盛り場
見開きの2倍 巨大カラー写真あり
日本の産業 トラック 上昇する生産量 将来輸出のホープに?
14000マイルの空を行く 米極東空軍戦斗部隊を訪ねて
宙がえり・オン・アイス
あなたものびます 八頭身も思いのまま 背を高くする機械登場
金髪の少女版画家 日本趣味何でもござれのオリヴィアさん
日本調を生かした建築 狭い土地を有効に使った高級住宅
明日の暮しのために 寝具の合理化 ソファベッド・和室マットレス
日本刀 その歴史と見かた

●国際写真情報 1957年3月 800円
新しい東京3 東京国際空港 新しい日本の玄関 羽田
日本の産業 蛍光灯 世界的水準を行くその技術
七尺八寸のなやみ 洋服も靴も二人前 背が高すぎるヘンリー君
57年型はこれ より低く より長い車体が今年の流行
鉄の女 奇妙なアクセサリーをつくる不思議な婦人彫刻家
明日の暮しのために 8時間で建つ小住宅
銀座の豆腐屋さん 
自分で作れるアクセサリー
刀剣のこしらえ 武士の唯一のおしゃれ
ベニー・グッドマン来日
千代ノ山 完全優勝

国際写真情報 1957年4月 1500円
新しい東京4 銀座有楽町 日本のアミューズメント・センター
見開きの二倍 巨大カラー写真あり
日本の産業 カメラ レンズもボディも一流 折紙つきで世界市場をゆく
トルコの月世界
屈折自在人間 フランス生れの骨なし曲芸師
廃物利用の革細工
仕事場のある小住宅 建築家が公庫で建てたモデル・ハウス
日本アルプスの自然と動物たち
喜びの日に シンプルなウェッディングドレス
春にさきがけて 森英恵モード・コレクション

国際写真情報 1957年6月 600円
新しい東京・6 大衆の遊楽街・新宿
日本の産業ー楽器 種類も品質も世界で一流
空から見た日本 夕張
飛ばない飛しょう体ーわが国初の誘導弾実験みごとに失敗
南極大陸の米観測隊
事務のオートメーション化
身のけもよだつーこれはひどい刑罰具のかずかず
ビルマの紛争地帯を行く
皆で作ろう工作家具ー一日で出来る楽しい日曜大工
和洋生活をきりはなすー折衷建築の新しい試み

国際写真情報 1957年7月 600円
新しい東京7 東京の遊園地 アメリカ式設備が大人気
日本の産業 レース工業 貴族の独占物も工業化で民衆の服飾へ
空から見た日本 札幌
陸でも海でも 豪華な水陸両用トレイラー
紙の武器コレクション 冷たい戦争は新しい趣味をつくった
自動車時代 夢のモーター・ショウ

国際写真情報 1957年8月 600円
新しい東京・8 浅草ー気軽な大衆の遊び場
日本の産業 車両工業 おとくい先は東南アジア 賠償物資の大量注文も
鯨の放し飼いー江ノ島に世界最大のマリンランド
東海村に第三の火ー日本の原子力センター完成へ
縮みゆく乗用車ーイギリスで超小型自動車誕生
食生活の合理化ーかんづめ料理のいろいろ
未来の住宅ーパリで発表された 世界最初のオール・プラウティック住宅

国際写真情報 1957年10月 600円
新しい東京・10 上野 公園を背景にもつ東京の裏玄関
日本の産業 花火 手先でかせいだ外貨六〇万ドル
海猫の故郷 波荒い日本海 孤島の繁殖地
ロボット女中さん ー必要は発明の母ーを実行した高校生
角屋 遊蕩児の夢の跡 重要文化財 島原の揚屋
西独の不死鳥 たくましく復興したダイムラー・ベンツの工場を見る
超豪華版「休日の家」バンガロウなんかはもう古い?
組合せ家具 すまいをより楽しくする新しい工夫
うぐいすハイヤー 美人ガイドにニューカーの東京遊覧

国際写真情報 1957年11月 2000円
新しい東京・11 神田 移りゆく学生と本の街
(見開きの二倍に広がる巨大カラー写真つき)
ーー原色版解説 スピードグラフィック二台を使い同時に撮影したものです。
撮影はYMCAの屋上で行いました

日本の産業 ミシン 外国品を駆逐した国産ミシン
昭和新山
秋の美術展
マラソン行脚 五百二十キロ 六十一才で余裕しゃくしゃく
ただほど高いものはない ロンドンの盗聴テレビ摘発パトロール・カー
夢幻の招待 伝統の妙技を見せたソ連ボリショイ・バレー団

●国際写真情報 1957年12月 600円
新しい東京・12 東京港 修築十ヵ年計画進む 大東京の海の玄関
日本の産業 チタニアーダイヤに勝る人造宝石
新形式のライブラリー 新装なった日比谷図書館
「モスクワの星」はまわる ソ連第一号打上げに成功
ジェット轟音はなくなるか? 米空軍基地に登場した消音器

国際写真情報 1958年2月 600円
新春の御皇室 大阪ー水の都の中之島界隈 
日本の産業ー玩具 オモチャ王国日本 輸出額では世界一
原子力平和利用の現況を見る
斜面を生かすー土地の悪条件を活用した建築
御蔵島ー厳しい自然にたえて孤島に生きる人々
聖くなかった銀座の夜ーキリスト泣かせの酔っ払いクリスマス・イブ

国際写真情報 1958年10月 900円
神戸ー内外貨客船で賑う復興なった港町
フォームラバー 近代生活がそだてた戦後の産業
パリ通信 高くなったウェスト・ライン サック・スタイルは姿を消す
僕はアメリカ水兵 日本国籍で米海軍に徴兵された中馬君
オートメーションに乗る手紙 英国でつくられた電子分類機
日本をおもう “生きる喜び”を描くパリの藤田画伯 藤田嗣治
ポール・アンカ来日 おこすかロカビリー台風

国際写真情報 1958年11月 600円
札幌
ゴルフ歴四十年 最上の健康法と自讃する井上匡四郎氏
1ダース以上はまた楽し 男の子ばかり13人のハリソン一家
日本の産業 映画ー海外で大もての日本映画
豪華なウエディング・ドレス
科学は常に新しい時代をひらく 空飛ぶ矢 完全なる武器“ミサイル”

●国際写真情報 1958年12月 800円
熱海 歓楽の温泉都市
見開きの2倍 巨大カラー写真あり
むずかしいサービス業 熱海の遊客を語る
藤原あきさん 美の秘密
ホームズ先生は空から来る 飛行機で往診するニューヨーク州の獣医
ニューモード秋・冬 既製服に新しい試み
自動車ショウ 新型乗用車、軽量オートバイに人気集中
明治神宮完成
日本の産業 製粉 粉食の普及で活況 完全にオートメ化された工程
西鉄 奇蹟の四連勝
電波のかけ橋 人間が得た偉大なる能力

●国際写真情報 1959年3月 1200円
特集 人口惑星をもたらしたもの ソ連のロケット技術と科学政策
日本の首都 実現するか 昭和五十年の大東京
はれたご婚約者に 皇太子殿下 正田美智子さん
幸せ多き 悲劇の女王 日舞に打込む 栗島すみ子さん
雪村いづみのテレビ衣裳
春を生ける
クレア・ブルームの羅生門 ブロードウェイで大当り
ライトの建築学校

国際写真情報 1959年4月 600円
全米を沸かせたNBCテレビのジャパン・スペクタル・ショウ 絶讃を博した雪村いづみ
日本の造船ー激化する輸出船の受注競争
古九谷の色彩ー加賀藩の美しき遺産
きもの五題
花ひらくパリ・モード 1959年・春
パリジェンヌ 東京印象記

国際写真情報 1959年6月 1200円
皇太子御結婚第二特集号

国際写真情報 1959年7月 900円
特集 春の美術展 国画会 春陽会
日本の国鉄 四つの島の大動脈
お兄さまにつづいて 清宮さま島津久永氏と~
その氷は厚かった スケート号北極浮上に成功
日本の布地から生れた イタリアン・モード
彼女らは救われるか? 新教育を行なうアメリカの不良ティーン・エイジャー収容施設
取引高150億円 大成功だった 第3回東京国際見本市
モダン・バレーの華 ジャニーヌ・シャラ

●国際写真情報 1959年8月 900円
特集 東京オリンピックの実現 30年の悲願は実ったが・・・
池坊学園本館完成・夏の池坊いけ花
日本の石炭 どこまで可能かコスト・ダウン
万暦赤絵 世界に誇る明朝芸術の精華
スリルと笑いと驚嘆 チェコ国立大サーカス公演
夏の家庭着と街着
女優第一号 森律子さん

国際写真情報 1959年9月 900円
日本の証券 投機から確実な利殖というが
中国院体派の絵画 細密描写で描かれた生命感
喜びに輝やく世界の美女 ロングビーチに児島さん
催眠術の魔力 アメリカで人気の風変りな興行
豊田正子さん 好伴侶を得てよみがえった創作意欲
皇太子ご夫妻 慶祝テニス大会へ 美智子妃おめでたか
戦国時代さながらに 勇壮な相馬 野馬追祭
生れて始めての海 日本の休日 チェコサーカスの海水浴
鉄筋コンクリートのすまい 注目される新しい住宅様式
初秋のパリモード
京城このごろ 苦悩する大韓民国の首都

市場で、古い絵本・絵雑誌を見る機会がありますが、
堀文子さんの作品には、心揺さぶられるものが多いです。

うっかり見逃してしまったのですが、
どなたか録画された方、いらっしゃいませんでしょうか。

2007年9月16日放送分の
NHK教育テレビ 新日曜美術館
「日々、いのち新たに
~日本画家・堀文子 89歳の鮮烈~」。

もしも録画されていらっしゃいましたら、
お声をおかけいただけましたらありがたいです。
ダメもとで書いてみました。

10月11日(木曜)から10月22日(月曜)
横浜高島屋8階ギャラリーにて
「画業70年 自然と共に生きて  「堀文子展」

なお、「年月の記録 スケッチ帳より 堀 文子 展」が開催中です。
(以下、ニューオータニ美術館」サイトよりコピー&ペイストさせていただきます)

会期 2007年9月29日(土)~ 11月18日(日)
主催 ニューオータニ美術館
協力 名都美術館 株式会社ナカジマアート
会場 ニューオータニ美術館
東京都千代田区紀尾井町4-1
 ニューオータニガーデンコート6F(ロビィ階)
東京メトロ 銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口、
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より
いずれも徒歩約4分
開館時間 午前10時~午後6時(ご入館は午後5時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、10月8日は開館、9日は休館)
入館料 一般¥700、高大生¥500、小中生¥300、宿泊者無料
 (20名以上の団体は各¥100引)
関連事業 ①堀文子画文集の朗読コンサート
  スピネット演奏:小澤章代 朗読:青木裕子(共に友情出演)
  11月5日(月)特別観覧
  第1回 午後1時~2時30分/第2回 午後3時30分~5時
  料金 1000円(観覧料を含む)
  定員 各70名
  (お申し込みは、美術館受付又はTel.03-3221-4115にて)
  *スピネットとは、小型の鍵盤楽器です

②ギャラリートーク 10月13日(土)、11月3日(土・祝)
  いずれも午後2時~ 当館学芸員
【おもな出品作品】
  スケッチ  約140点
  下図    約10点

本日の東京新聞、
キヨスクかコンビニでまだ買えましたら、どうぞ笑ってください。
裏面の特集ページに他店とともに掲載されてるそうで。
写真(カラー)メインの記事で、
我が家の冷蔵庫から神社のお札、夫のレコードまで
むちゃむちゃ生活感のある写真が掲載されているらしい。
私はまだ見てません。ひぃー。

他店の素敵な写真をお楽しみください。

いや、まあ、その中に混ぜていただき、
取り上げていただけるのは大変ありがたいことで。
支えてくださるお客様、お力をくださる方のおかげです。

ただ、そのうち女性古書店主、オンライン古書店主は普通すぎて
話題にもならない。そんな時代になっていくんじゃないでしょうか。

「ニューベリー賞受賞 世界少女名作全集12
サボテン王女」(マルクウ作 塚原亮一・訳 講談社 昭和40年)
「日本の古本屋」でご注文いただきました。
ありがとうございます。

装丁が素敵なので、画像だけでも残しておきます。
装本は杉田豊さん。
デザイナーとして、また絵本作家として、おなじみですね。

来月から「日本の古本屋」
ようやく1000件会員になります。
これまでは最小単位の200件会員。
「日本の古本屋」は利用しやすい便利なサイトですけれど、
海ねこは200冊未満しか登録していなかったのです。
うわー、バラしちゃった、恥ずかしすぎです。

これまで、自店HPに主力を注いできたつもりでしたし、
思いは今後も変わらないと思います。
ただ、当店の明らかな問題は、未整理本が多すぎること。
商品化していない本は、
どこかでお探しの方がいらっしゃるかもしれないのに、
お客様のもとにたどりつく術がない。
せっかく買取でお譲りいただいた本も、
市場で頑張って買ってきた本も、
積み重ねられて、ただただ眠っているだけではまずかろう。
これではまずいということは、
古書店主でなくてもおわかりだと思います。ひぃー。

私の中での理想を言えば、すべて画像・解説つきで自店HPに掲載したい。
しかしながら、画像をスキャナーで読み込んで、
解説文をつける作業をしていくとなると能力が追いつかないんですよ。
ネット古書店の限界かなあと、気がふさいだこともあります。
海ねこHPにすべて集約していこうなどと頑張ってみたところで、
所詮、私ひとりの力ではできることが限られているのです。
あせって書き散らして、間違いが増えるのは言語道断。
「書かないと」とあせって、更新が楽しくなくなるのもよくないなあと。
そもそも、当方の従業員は基本的に私ひとり。
注文いただけば倉庫に在庫があるかどうか確認しにいき、
受注メールを出す、
毎日、梱包・発送をする、
市場に何か出ないか見に行く、
ときには出張買取にもいく。
ときには人に会いたいのでイベントに参加させていただく。
委託販売のあれやこれやをして、
買取の見積もりもし、さまざまな問い合わせにこたえる。
合間に、ねこに「遊べ遊べ」と鳴かれる。
自分の勉強のため、あちらこちらに行きたい、
見聞を広めたい、もっともっと本を読みたい。
そうこうしているうちに、
どの本がどこにあるかすら把握できなくなり、未整理の山ばかりが増えていく。
せっかくの本なのに未整理のまま抱え込むとは、古書店としてどうなんだ。
あまりにも本にすまないではないですか。
これじゃいかーん。

お客様からは「解説文がよいので、解説文は続けてください」
と、ありがたいリクエストもいただきますし、
今後も海ねこHPは今のまま続けていきます。
ただ、それだけでは本がたまる一方です。
この際、日本の古本屋は、なかなかよくできていますので、
利用しない手ははない。
なので、200件会員に甘んじていないで、
どんどん活用することにします。

今後、古本 海ねこHPには、
解説文と画像を入れた紹介を掲載していき、
海ねこの中でもセレクトショップ的な存在(カッコよく言えば)を目指します。
それと並行して、在庫を
「日本の古本屋」「目録」「古書展」用にとどんどん
振り分けていくつもり。
商品化した本は自宅からどんどん倉庫に運び、
倉庫の中でも未更新分はとにかくデータ化します。
そう、日本の古本屋にとにかく入力すれば、
海ねこの在庫をお調べいただきやすくなります。
さらに画像を見たい、内容について知りたいということでしたら、
個別にメールいただければできるだけ対応したいと思います。
そして、そこまでやっても扱いにくい本は、
もっとこまめに市場に出品していこう。

非力のくせに頑張りすぎて疲れて辞めるぐらいなら、
ここいらで、ちょっとだけ効率化をはかることにしますよ。
力を使う方向をちょっと分散して、
システムの力をお借りすると。
どうせ借りるならば自分の属している組合で。
つまり「日本の古本屋」をもっと活用したいと思います。
私も最近、本を探すときはまず「日本の古本屋」だしね。
ほかの企業のシステムは、向こうの方針でいつどう変わるかわからんし。

もっと早くからそうしていればよかったのですが、
現状維持しながら何かできないかと考え続け、試行錯誤の結果、
この路線でと決めるまでに時間がかかりました。
ひとりでやれることには限界があり、
すべてをとることは不可能。
何かを得るためには、何かを思い切らないと。
私のちっぽけな頭なりに考えた答え。
どうなるのかやってみて、またフレキシブルに考えることにします。

開催中のイベント情報は、
さまざまな人のブログを眺めていて、はっと気づくことが多い。
海ねこのお客様のブログからもずいぶん教えていただく。
こちらもそんなひとつ。

「キンダーブックの80年: 表紙にみる時代のうつりかわり」展
2007年10月28日まで。
休館: 毎週月曜日(ただし、10月8日(月・祝)は開館、10月9日(火)は休館)
10時から18時。入場料無料。
印刷博物館は、いいイベントをやりますよね。
ぜひ行かなくちゃ。
マイ・ブログは私の備忘録も兼ねております。

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10月14日から16日にと、
ついに迫ってきたアンダーグラウンドブックカフェ
内容も、発表されていますよ。
和田誠トークショー、先日、某所であったのですが、
ぼやぼやしているうちに満席になって入れませんでした。
なので、今回は早速、予約しましたよ。
鯉昇さんも行きたいけど、どうかな、行けるかな、行きたいな。

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10月7日(日曜)、古書の日記念イベントも見逃せないです。
先日の「夜の学校」とてもよかったです。
「四谷文鳥堂とは何だったのか・七十年代の本と本屋と出版社」。
だれかブログに書かないのかな。
文化の発信地としての書店、というのがね、
当時店員だった川口秀彦さん(現・りぶるりべろ)、
当時お客だったライター・佐伯 修さんさんの証言を通じて、
ありありと伝わってきましたよ。
店内の書棚配置が再現され、
まるで、ありし日の文鳥堂に行ったかのよう。
書店の可能性について考えさせられました。
あとで、西村文生堂さんや股旅さんが
「僕らのころになると、古書店も書店も忙しすぎて
お客さんに話しかけるとか、なかなか余裕がなくて」
と口にしていたのも、印象的でした。

それにしても、企画・運営を手がけている
いまの古書組合の広報関係者ですが、
私が言うと手前味噌になるのかな、ホント優秀です。
内堀さん、月の輪さん、はじめ、日本の宝だね。
古書を扱う人たちが、いま、これほど真剣に
書店のあり方・ありようを考えるのはなぜか? なぜなのか?
次↓もきっとハズレないですよ。畠中さんだしね。
行きたいです。行けるかな。行きたいな。

以下、「日本の古本屋」メールマガジン臨時号よりコピペさせていただきます。

◎「本屋さんの現在とこれから 書肆アクセスの閉店が意味するもの」
 
小さいけれど個性的な書店として親しまれてきた書肆アクセスが
この秋で閉店となります。
このニュースを通して、書店(新刊書店、古書店)の世界に
今、何が起きているのか。
さらに、書店のこれからの可能性を探ります。

 ゲスト
  ◇ 畠中理恵子(書肆アクセス店長)
  ◇ 永江朗(評論家)
  ◇ 田村治芳(彷書月刊編集長)

 ┌────────────────────────┐
 │ 日 時 : 10月7日(日曜日) 午後2時~4時 │
 │ 場 所 : 東京古書会館 地下1階   │
 │ 入場料 : 無料 │
 └────────────────────────┘

お申し込みはこちらまで
  → http://www.kosho.ne.jp
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さて、本日は「本の散歩展」目録締め切りです。
アクリルボックス3箱にたっぷり入った本たちが
階下にあるので、
抱えられるだけ二階に持ってきては
間違えがないかどうか確認作業をしています。
目録づくりって、好き。
目録売りでやっているお店から見たらお笑いだろうけれども、
わずか2ページながら、
一冊一冊、一行一行にかなり精魂、傾けたつもり。
今回は70年代までの絶版絵本・現行本の旧版ほか、
先日「夜の学校」でも紹介された薔薇十字社、牧神社、出帆社の本もあります。
公開は10月。海ねこ分は自店HPでも公開予定。
締め切りは、10月19日・20日の「本の散歩展」前まで。

日月堂さんも書いていましたが、つくっている最中は、
売れるのかなあ、買ってくれる人いるのかなあって、すごく心配です。
ホント、ダメだったら、きっと泣くな。
こんな本がいいと思っているのは
自分ひとりの思い込みだったのかー、しくしく、と。
五反田の場では海ねこはどうやっても苦戦しそうだしな、
目録で皆さん、どうかどうか買ってくださーい。
股旅さん、もう「本の散歩展」に持っていくものをブログに公開しているものね。
早いな。あせるなあ。

目録の原稿を彷徨舎さんに入稿したら、
ずっと観たかった映画を観にいく予定。

ようやく過ごしやすい気候になりましたね。
ところが、夏の疲れが出てきたのか、集中力が続きませぬ。
夜になるともーのすごくだるくて、動くのも話すのもつらくて、
毎晩、本を読んでぱたっと寝てしまう日々です。
起きぬけもきつくて、自分の体とは思えないぐらい。
浮遊感が抜けず、なかなか行動開始となりませぬ。
お客さまからのメールにお答えして、
いつも見るブログをぷらぷら散歩して、はあ、やばい、
夕方までの仕事があるんだ。いい加減、かからなくては。

この場を借りて、遅れている御礼をば。
月の輪さん、DMありがとうございました。
京都のNさん、パンフレットありがとうございました。

今週末、イベントが目白押しです。
すみませんが、コピペで許してください。
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一角座のHPよりコピペさせていただきます。
あれ、9月15日(土)15日(日曜)となっていますが、
正確な日時など一角座にお問い合わせくださいね。
往来座ブログにもきちんと紹介されていますよ。

●河内 紀 音と映像の仕事
上野・一角座にて。

毎週末は18:00より河内紀さんとゲストによるトークライブを開催!
サプライズゲストにも乞うご期待!

9/8(土)
『ツィゴイネルワイゼン』 鈴木清順監督・河内紀
9/15(土)
『陽炎座』 菊地成孔・河内紀
9/15(日)
『陽炎座』 上野昂志・河内紀
9/22(土)
ドキュメンタリー「人間劇場」 坪内祐三・河内紀
9/23(日)
ドキュメンタリー「人間劇場」 秋山道男・南伸坊・河内紀

9/4(火)ー9/9(日)
ツィゴイネルワイゼン
144分
12:30/15:30/18:30
監督:鈴木清順 脚本:田中陽造 音楽:河内紀 製作:荒戸源次郎
出演:原田芳雄 大谷直子 大楠道代 藤田敏八

9/11(火)ー9/17(月)
陽炎座
140分
12:30/15:30/18:30
監督:鈴木清順 脚本:田中陽造 音楽:河内紀 製作:荒戸源次郎
出演:松田優作 大楠道代 加賀まりこ 原田芳雄

9/19(水)ー9/24(月)
ドキュメンタリー「人間劇場」
『のんきに暮らして82年~たぐちさんの一日~』 (45分)
『八ヶ岳山麓 地下足袋をはいた詩人』 (45分)
14:30/16:30/18:30 二本立て上映
演出:河内紀 製作:株式会社テレビ東京/テレコムスタッフ株式会社
早稲田大学図書館・資料室で働き、古い演歌の研究を続けてきた田口親氏の日常の生活と、
坦々と農業に取り組む詩人・伊藤哲郎氏を静謐に描いた、ドキュメンタリーの傑作。

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このあの館の人々より。

今週の3連休の真ん中、16日(日)に、教文館ナルニア国において
『おはようスーちゃん』発売を記念して、翻訳者の中川李枝子さんの
ギャラリートークが開催されます。

             ★

中川李枝子さんギャラリートーク
「幼い子のたのしい日々~『おはようスーちゃん』を語る」
9月16日(日)午後2時~3時
ナルニアホールにて
定員40名 参加費1,000円
講演後、サイン会もあります!

お申し込みは、こちらまで。
もしくは、私(海ねこ注・私、というのは「このあの館」館主です。
HPもしくはブログをご参照ください)に連絡くれれば、私から席を抑えることもできます。

             ★

今日、ナルニア国のスタッフに聞いたら、まだ若干席の余裕があるそうです。
今回は、9Fの大きなウェンライトホールではなく、ナルニアホールでの開催なので、
中川さんの話を和気あいあいと間近で聴けるチャンスです。
日曜日の銀ブラついでにいかがでしょうか? 

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で、西荻窪では昼本市です。またやります。「昼本市」
バサラブックスHPより転載。

秋の酒と屋台料理と古本もよいもんです。

飲食:肉料理300円~、酒200円~、
古本:50円~ ※交渉次第

------------------------------------------------------

-昼本市-

古本を中心としたフリマと、飲食の屋台が出ます。

■日時

9月16日(日)11時~16時 ※雨天の場合、古本部門のみ中止です。

■会場

西荻窪駅南口柳小路通り飲食街(駅より徒歩30秒)

※牛丼の「松屋」の奥の小路です。

■参加店舗

飲食店

「コパンダ」「ハンサム食堂」「インド料理ミルチ」等々。

古本屋

「音羽館のAさん」、「にわとり文庫」、「すうさい堂」、
『わめぞ』より武藤良子さん」「バサラブックス」等々

今回は一般の参加者によるフリマ&本以外のものも売ってます。

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本当は葉山に行きたいのですよ、海ねこ。
しばらくこのあたりにこもりたいです。
あら、気づいてみたらご本人たちの対談はすでに締め切りを過ぎていました。
空きがあれば当日受付可能だそうですよ。
詳細は、下記HP。あるいは、直接お問い合わせください。

葉山・神奈川県立近代美術館
同館HPより。

イリヤ・カバコフ&ボリス・グロイス特別対談
9月15日(土曜) 午後1時~午後2時30分
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
要予約(定員60名)、無料
申込方法 「9月15日対談」と明記して
住所・氏名・電話番号・ファクス番号をお書きの上、ファクスでお申込下さい。
申込先 神奈川県立近代美術館 葉山
ファクス番号 046-875-2968
申込締切 9月7日(金曜) 午後5時

追伸

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ちなみに、外市のとき
たまたま連れ、私ともに赤いTシャツを着ていたがため、
ペアルック? と勘違いされた方がいたようですが、
断じて違います。

私は、たまたま久々の休みだったから
明るく赤を着たかっただけ。
連れは、会社にふだん着ていきにくい赤を
休みだから着たというだけのことです。
お互い、家を出てから「あ、赤だね」「うわ、マネすんな」と気づいたのです。

だいぶ疲れがたまっているようなので、
メールの返信をお待ちいただいている方、申し訳ありません。
今夜はこれから受注メールを書いて
旅猫さんで買った「うさぎのミミリー」(庄野潤三)
を読んで眠ります。
発送した方へのメールは明日、順次、お送りします。

外市も盛り上がり、
打ち上げの料理もそれぞれ大変おいしく、
ポポタムで個展開催中の
武藤良子さんによる絵はなんともよく、
あけて月曜。

家族からの「日経買っておいて」の声に
キヨスクを回るが見つからず。
コンビニで発見。
書肆アクセス・畠中理恵子さんの原稿が
文化欄に掲載されていた。
「地方発の本に終章なし。神保町の小さな専門店、交流に支えられた31年」
注文したオロチョンラーメンが出来上がるまでの間に読む。
ぐっときて、ラーメンの辛さが目にしみる。

久々に市場で入札した。
久々に見る 各店の顔・顔・顔。

落札した本が1箱に納まらない。
本当に欲しいのは3冊だが、
その3冊だけ買うわけにはいかず、
4本、40冊ほどついてくるのだ。
送るのが2箱になると、宅配の送料が倍になってしまう。
1箱にどうにかこうにか詰めて、
入りきらない分は持ち帰れるだけ持ち帰ることにする。
分厚いものも含め11冊、束ねて手で持ち、よろよろ歩いていたら
高額の絶版漫画を扱う某店に
「重くねえかー? ケチケチしないで送ればいいのに。
そんな白っぽい本まで、どうすんだ? いったいいくらで売るの?
儲かっていいなあ」
と、皮肉を言われ、笑われる。

確かに、11冊、はじめのうちは軽いとさえ感じたのだが、
次第次第に紐が手に食い込んでくる。
電車と自転車で運んで自宅に到達したころには
もうバテバテ。
送料600円をケチったバツですね。
はあ、疲れた。
明日「夜の学校」に行くつもりなので、
一部、そのとき持ち帰ればよかったのに。
途中で気づいてはいたのだが、自分に対する意地で必死に持ち帰った。
なんのための意地なんだか、自分でもよくわかんない。

実はまだポラン夏祭りの片付けも済んでいないのだが、
そうこうしているうちに
昨日、外市で買った本が郵便局どめになっているし、
整理すべき本がわんさか増えてしまって、
頭が朦朧としてきてしまいました。
おまけに、さらに大箱1箱、
今日届いた買取本が。

そちらはとても趣味がいいので、ありがたい限りです。
持ち主の方がどういった趣味でいらっしゃるのか、
ひじょうによくわかるラインナップ。
まだ査定前なのでお譲りいただけると決まったわけではないが、
そっくりそのまま、まとめて欲しい人がいるだろうなあ。
とにかく本の整理をしないと。
明後日にも買取があることだし、なんとかしないと。

下にアップしたのは、武藤良子さんの作品。
ケータイ撮影で、色が本物とかなり違うかも。
左は、みんなが「ドクロが見える」とワイワイ面白がっていた作品。

下・左は、キリンの顔を描いてみたら気に入らなくて、
消したら、そのほうがいいと思い、そのままにしたとか。
私はなんとなく、この作品が好き。
タイトルなど一切なく、好きに楽しめばいいと思うのですが、
私は、自分の一部をどこかに置き忘れてしまった哀しみ・憐れみ・おかしさを、
勝手に感じながら見ていた。

武藤さんの個展は、ポポタムにて9月8日(土曜)までです。
ぼーっと眺めていると、
どこかの雑木林でも駆けっこしているような、
てくてく散歩しているような、
ぽつねんと佇んでいるような、いろんな気分になります。

そういえば「昼本市、出ないんですか」
と武藤さん、そして、ニワトリさんに聞かれたんですが、
昼本市は楽しいですものねー。最高ですよねー。
ただ、そのころって本の散歩展の目録締め切りのころでは?
と躊躇していたのですが。
本の散歩展、目録の締め切りっていつなんでしょうか。
当番が誰なのかよくわからないので、
だれに聞いていいのやら。

しっかし、上原ひろみには驚きましたね。
さて、本日の発送作業に入らなくちゃ。

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