本: 2005年8月アーカイブ

20050831

貫井徳郎の誘拐症候群

この間読んだ失踪症候群に次ぐ症候群シリーズの第2弾.
同じメンバーが超法規の力を使って事件を解決します.(うーん,こう書くとお安いな)
とちゅうで,ああの人が犯人かな?と思ったら,お?みたいな,そんな感じです.

20050829

菊地成孔CDは株券ではない

これbounce.comというサイトに連載されていた,菊地成孔の連載を書籍化した物なのですが,売り上げを予想するのだが,ほとんど当たらないが,解説がいつもの菊地文体なのでずるずると読み続けてしまうと言う本.
それにしても今ってCD売れてないのですね.

20050825


貫井徳郎失踪症候群

この人の小説も初めて読むのですが(最近本当に平積みの本ばっかり買っている)
ハングマン(と言うドラマが80年代にありましたね)のような,ちょっと面白い設定になってます.

症候群3部作をまとめ買いしたので,後2冊あります.

20050823


小川一水老ヴォールの惑星

日本のSF作家に珍しい古典SFの形態を持った小説で.ぼーっと読んでると昔のSFを読んでいるような(多分著者が相当好きに違いない)錯覚に陥ります.
その割に古典落語のようなきっちりしたオチなんかがあって初期短編集なのに良くできてる感じです.

20050822


筒井康隆のポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集

こういう感じの自選集が結構出ている筒井康隆ですが,結構買っちゃいます.
がしかし,今回のこれはちょっと力の入り方が違うような(出版社の力の入れ方なのかもしれないが)
表題作のポルノ惑星のサルモネラ人間のフィギュアを作ったり(挿絵代わりに使われている)して,なんだかとても文庫の企画とは思えない豪華さ.

あ,僕のお気に入りの"イチゴの日"が入っているのがうれしかったですね.

20050816


高田ケラー有子の平らな国デンマーク―「幸福度」世界一の社会から

数年前に僕の中でエコノミーブーム(経済の方ね)がありまして,その時に村上龍主催のJMMを読み漁ったり,メールマガジンを購読したりし始めたのですが,
そのJMMメールマガジンに連載されていた高田ケラー有子さんのデンマーク現地レポートという感じをまとめた本です.
内容は,高田ケラー有子さんが実際に体験したことや(出産とか育児とか)がベースになっているので,日本との比較も生活に密着していてわかりやすいですね.

20050811


新城カズマのサマー・タイム・トラベラー1/2

なーんか最近こんな感じの本を読んでるなーとか思ったら,夏休みで本屋の平積みのところがみんな学生向けになってるんですね.
で,これもまた高校生のグループが一夏をタイムトラベルの研究に使うといった内容で"うー高校生楽しそう"といった感じ.

20050807


北野勇作どーなつ

この人の本を読むのは2冊目なのですが,SFなのだが童話的なといったちょっと不思議な触感の本を書く人というイメージです.
タイトルがタイトルなので買うときに尻込みしますが・・・

20050805


米澤穂信の愚者のエンドロール

嗚呼,一つだけ言わせてください.僕が買ったのは角川文庫版なので,表紙が全然違うんです.
それはさておき,これですね数日前に読んだ"氷菓"の続編というかそれと同じシリーズ.
軽い読み口の推理物ですね.

20050803


米澤穂信の氷菓

折山君をはじめとする古典部のメンバーが織りなす青春グラフィティーって感じでしょうか?
しかしこの高校文化部が異様に充実していて良い感じです.

2012年11月

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