の最近のブログ記事

20100801

有川浩のクジラの彼

この人本当自衛隊好きなんだなぁといつも思います.
取材が丁寧な感じが伝わってくる話が多いので結構好感が持てます.
連作短編で読みやすいのですが,この本が売れたらうっかり入隊者が増えるかもしれません.

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米澤穂信の遠まわりする雛

古典部シリーズですね,とはいえ短編集なので,メンバーの特徴がより出てしまっている感じでこれはこれでおもしろい.
古典部って実在するんですか?僕が行っていた学校には無かったのでその存在自体疑問ですが・・・

20100721

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北村薫の1950年のバックトス

タイトルを見て買ったのですが,なかなか面白い短編集でした。
全体的に静かな文体で淡々と人々の生活が書かれているのですが,やっぱり表題作の1950年のバックトスは突出して面白かった。
野球に詳しいおばあちゃんという設定(まぁ最後まで読めば理由はわかるんですが)というのもすごいなーというか,その距離感にびっくりです。

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機本 伸司のスペースプローブ

ざっくり言ってしまうと,宇宙飛行士がファーストコンタクトを求めて本来の任務を無視してしまう,という話なんですね。
で,この本の面白いところは,宇宙飛行士の存在が結構リアルなことと,前半は舞台がカラオケボックスのみで進行する所です。
前半カラオケボックスで後半いきなり宇宙なんでその落差に結構驚きます。

20100629

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米澤穂信のインシテミル

結構トラディショナルなタイプのミステリーでした。
とは言え新しい仕掛けも随所にあるので,古典という感じでは無いんです。

タイトルの意味も最後までわからないっつーのがすごいな,本当。

20100614

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梶尾真治のあねのねちゃん

なんつーか半分SF半分ホラーみたいなそんな本です。
なんというかこの人らしく,ほっこりと最後はしてしまうのですが,途中が結構怖かったりするんで,ちょっとびびってしまった僕です。

そうそう,解説は新井素子ですよ。

20100606

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恩田陸の朝日のようにさわやかに

あとがきにも書いてありましたが,短編集珍しいやという感じで,しかもショートショートっぽいのも入っているので,ちょっと違うかも。
話の幅が広くて驚きますが,恩田陸っぽいというか,この人の色は濃いのでお好きな方は是非。

20100530

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森見 登美彦の夜は短し歩けよ乙女

夜に女子大生が歩くという話なのですが,先日読んだこれが結構好きだったので買いました。
この本の中に出てくる京都は異空間ぽい感じだったりするのですが,"京都だったらありえるよねー"と思わせる何かがある,というのがすごいなと。

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田中 啓文のハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺 3

ついにシリーズ3作目になった笑酔亭梅寿謎解噺。
僕はどちらかというと"古典の落語って楽しいなぁ"という感じで読んでいるのですが,3作目は竜二が更に成長というか瞑想していく様が面白くて一気に読みました。
早く次が出ないかなー

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新潮社ストーリーセラー編集部のStory Seller/Story Seller2を読みましたよ。

Story Sellerは伊坂幸太郎・近藤史恵・有川浩・米澤穂信・佐藤友哉・道尾秀介・本多孝好
Story Seller2は沢木耕太郎・伊坂幸太郎・近藤史恵・有川浩・米澤穂信・佐藤友哉・本多孝好
と,なるほどーとうなってしまう面白作家が揃ったアンソロジーです。

短編なので,ちょっと物足りないかなーというのもあるのですが、これで作家を知って長編を読んでね,という話なんでしょうね。

20100512

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森見 登美彦の四畳半神話大系

近所の本屋に平積みになっていたので買いましたよ。
スパイラル形式とでも言うのでしょうか,パラレルワールドというか,そんな話なんですが,その文体と相まってへーんな感じなんですよ,本当。

筒井康隆みたいに短い単位で繰り返していくというのは見たことあるんですが,この長さで繰り返しが起きると頭が混乱していきますね,本当。

そうそう,アニメもやってるらしいですよ、ってこれどうやってアニメ化してるの?

20100509

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万城目 学の鹿男あをによし

しかし,この人の頭の中はどうなってるんですかねぇといった感じでした。
鴨川ホルモーも大概だと思ったのですが,変すぎる気がします。

と言う話もありつつ,奈良の話なんで,奈良の良い感じが出てしまっているところが良いなぁと思いながら読んでいました。
今度は奈良行きたい。

20100430

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有栖川 有栖のマジックミラー

いやー,うっかりやられました。
ま・・・まさかというオチが僕らを待っています。
だってねぇとここでトリックを大声でばらしたいくらいです。

新本格と呼ばれる人たちって,本当ずるいなぁ,と思います。

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七つの黒い夢

ずいぶん前に読んだのを忘れていました。
なんというか,こういうアンソロジーって新しい作家を知りたいと言うときに読むことが多いのですが,これもそんなきっかけで読んで見ました。

20100322

西島 大介の凹村戦争

この人のSFワールド全開という感じで,僕はかなり好きなんです。
しかし,こんな馬鹿なこと良く思いつくよなーというストーリーが何とも。

あ,この人って三鷹近辺に住んでるんですかね?謝辞に三鷹通り保育園の名前が入っていたので。

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伊藤計劃の虐殺器官

噂のゼロ年代フィクション作家の一人ですね,とは言え昨年亡くなってしまったらしく新作はもう読めないのですが。
内容はまぁタイトルの通りと言えばその通りなんですが,確かに視点とか,文体が新しい。
世の中まだまだ新しい本ありますね。

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小川一水の天冥の標 2 救世群

1をぐずぐず読んでいた内に2が出てしまったというちょっとアレな感じの天冥の標。
しかも今回は現代(近未来?)の話になってるし・・・,1の世界とどこかでリンクするんですかね?
でもウイルスと細菌についてとかいろいろ結構勉強になりました。

20100315

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有川浩の塩の街

いったいどんな街・・・とか思って読み始めたのですが、終末ラブストーリー的な(←なんだそれ)話ですね、これ。俗に言うセカイ系ってのに属する話だとは思います。
と言う話はさておき、連作短編っぽい作りになっていて、面白くストーリーが続いています。

デビュー作らしいのですが、上手い下手は別としてこれは一気に読んじゃうよねーという感じでした。

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小川一水の天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ

小川一水の久しぶりの長編は、長く続きそうな感じのファンタジーでした。
未来の話なんだけど、中世みたいな不思議な感じのある(まぁ読めばわかる)ストーリーで、ちょっと読むだけでぐいっと引き込まれる感じがさすがだなぁと。

20100225

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有川 浩のシアター!を読みましたよ

兄弟 + 演劇というあまり見られない(気がする)組み合わせがちょっと新鮮でした。
28歳の青年が主催する劇団の話なので若者若者している感じがないのも良いのか・・・と後から納得。

有川浩・・・女性なんだよねぇ。

20100131

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森 博嗣のZOKUDAM

スカイクロラの人だよねーってことで,ゴリっとした感じのSFかと思ったら,脱力系でした。
これはこれで,面白いんでアレなんですけど。
他はどんなのを書く人なのかが気になります。

20100124

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新井素子のもいちどあなたにあいたいな

実に8年ぶりの長編らしいです。びっくりするなー、本当。

最後の最後にうわーやられたーと思いました。ちゃんとSFです。
一人称でかかれているので、内に内に入っていく感じが結構心地よいです。(読む物全部がそれだったらきついけど。たまには。)

20100117

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荒俣宏の新帝都物語 維新国生み篇 上/

本屋で見かけてしまったのでうっかり買ってしまった、新帝都物語。
いやー21世紀に帝都シリーズの新作が読めるとは思っていませんでした。帝都大戦の原作は確か近未来まで行って相当面白いことになっていたような記憶がありますが、本作品は明治維新の五稜郭での戦いが舞台になっています。

それにしても加藤=嶋田久作と刷り込まれてしまった僕らの世代は、このシリーズで加藤というとあの顔が思い出されてそれもまた良し悪しです。

20091123

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荻原 浩のあの日にドライブ

これも移動中のお供に購入。
最近ついていない自分の半生を振り返ると言ったストーリーなのですが、あー自分もこれやってるなーみたいな反省させられることも多くちょっと切なくなってしまう本です。
がしかし、この直前に読んだこれの最後の短編"鍵"とストーリーが似ているところがちょっと笑えます。

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筒井康隆のくさり - ホラー短篇集

移動のお供にと言うことで購入。
結構昔に読んだことある物が多かったので懐かしい気がしましたが、この人は人を怖がらせるのが本当上手いなぁと思います。

20091022

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恩田陸の中庭の出来事

演劇とリアルが変な感じに合わさっているので、なかなか読み進めるのが難しい本でした。
この人の本にしては珍しい感じのストーリーじゃないですかねぇ。

20091004

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北村薫の玻璃の天

これの続編ですが、そうですか、もう3年も前に読んだんですか。
相変わらずの大正浪漫(大正浪漫って昭和に入って少しの期間も指すらしいですよ)。
今回も運転手の別宮さんが地味に活躍しますが、その活躍がちょっと心地よいのですね。
今回も小さい事件と大きい事件がバランスよく収まっている感じです。

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米澤穂信のボトルネック

実はこの本を買うときに文庫をまとめて7冊くらい買ったんですが5千円を超えたので本当びっくりしました。文庫っていつの間にか高くなってますね。

という話はさておき、この人には珍しいというかSFテイストも入っている青春物ですね。(誰かが前に"ジュブナイルとSFは相性がよい"みたいな発言をしていたなぁ)
若者がぐずぐず(笑)悩んだりする姿を書かせたらこの人の右に出る物はいないと思うくらいのすがすがしさです。

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伊坂 幸太郎の陽気なギャングが地球を回す/陽気なギャングの日常と襲撃

先日の出張のお供に買いました。
僕が思っていた伊坂幸太郎のイメージとはちょっと違う、ドタバタに近い感じの銀行強盗団の話。
主人公4人の特徴が強いので実はそれだけで話がずずっと進んでいく感じが読んでいて心地よいですね。

20090907

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辻村 深月の凍りのくじら

最近本屋で平積みになっていることが多いので、読んでみました。
ドラえもんのいろんな道具名がサブタイトルになっていて、それに沿ってはなしがすすんでいくという楽しい仕掛けになっていまして、でも話自体は結構シリアスな話です。
読みやすい文体の割には内容がずしっとして、それでいてさいごにびっくりなどんでん返しがあってかなり楽しめました。

20090828

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田中芳樹のバルト海の復習

まだドイツ人がジャガイモを食べていなかった頃の話です。
という、豆知識が思わず出てしまうくらい、豆知識も満載なこの本。
田中芳樹なのでもちろんストーリーは面白いのですが、いろいろと勉強になる本です。

それにしてもこの人は長めの本しか書けないのかなぁと思っていましたが、普通の長編も面白い。

20090817

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田中 啓文の天岩屋戸の研究

このシリーズもついに最後ですね(多分)
なんかよくわからないままに面白いまま終わったという感じです。
まさか、あいつがねぇ。というところで。

20090812

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五十嵐大介のカボチャの冒険

引き続きお勧め猫漫画なわけですが
カボチャがいちいち可愛いところがなんともいえないのです。
飼い主がカボチャにいろいろだまされるところとか、"あーねこってそういうことやるよねー"という感じです。
いいなぁ、山のねこ。

20090811

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伊藤 潤二の伊藤潤二の猫日記よん&むー

北道正幸のここをみて、買わねばと思ってから1−2ヶ月、やっと入手できました。
いろんなところで指摘されていますが、これが微笑ましい家族の図?と首をかしげたくなる絵柄。骨の髄までホラーがしみこんでいるんですね。
内容は猫を飼っている人なら"あーあれねー"と思うことばかりなので、この絵に耐えられる猫好きは是非。

20090810

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酒井 順子の女子と鉄道

鉄子の旅プラスを読んだときに、この人の連載とのコラボレーション企画があって気になったので読んで見ました。
本人が"ゆるい乗り鉄"と言うだけあって本当にゆるい感じで、データ的な内容はほとんど無く、乗ったときの感想、それにまつわる過去の思い出みたいな物を中心に書かれているところがこの人の特徴なんですかね?
鉄道って子供の頃全く興味なかったなー。

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村上龍の新装版 コインロッカー・ベイビーズを読みましたよ。

今まで文庫版は上下分冊だったのですが、新装版として1冊になって登場ですね。
でもって上下分冊の時に友達から借りて上だけ読んでいたのですが、下を何故か読んでいなくずーっと放置していたのですが、平積みになっているのを発見したので読むことに。

なんというか20年以上経っても変わらずに読めるところがまずすごいなと、純粋に驚きました。

20090801

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森岡 浩之の夢の樹が接げたなら

言語デザイナーという設定のよくわからない設定の短編から始まる短編集。
バーチャル世界物とか時代物とかかなりバリエーションに富んでいて飽きないです。初めて読んだんですが、他の本も探してみます。

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長嶋 有の夕子ちゃんの近道

長嶋 有っていつの間にかこんな本を書いていたのか、と最初に思ったくらい僕の好きな感じの本です。
主人公の一人称なのに本人については紹介もほとんど無いままに連作短編が続いていくのですが、それでも話がきちんと進んでいくのは周りの人物がきちんと動いているからなんでしょうねぇ。
もっと話題になってもいい気がしますが。

20090712

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梶尾真治の悲しき人形つかい

移動中読むために購入。
マッドサイエンティストの話なんですが、途中からヤクザ物になって最後は平和が・・・。ってまとめるとあまりこの本の楽しさが伝わらないのですが、最後の最後に"え〜、この人が!?"みたいな感じで活躍するのが心地よい。

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梶尾真治の時の"風"に吹かれて

最近梶尾真治ばっかり読んでいる僕ですが、今回もまたちょっと毛色の違う短編集。
全くと言っても良いほど違う色の短編が一冊になっているので、まとめるのは難しいのですが、結構オチが強烈に聞いている物も結構あって良い感じです。

20090704

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梶尾 真治のゑゐり庵綺譚

梶尾真治のセンチメンタルじゃない部分が炸裂している連作短編集。
そもそも宇宙でそば屋ってなんだよそれ、という突っ込みもあるわけですが、それはさておき、内容は本当面白いし、ちゃんとSFだし、この人やっぱりすごいなー本当。

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鯨 統一郎のみなとみらいで捕まえて

お店で見たときや、読んでいるときは気づかなかったんですが、これすごいタイトルですね、ホイチョイ?って感じです。
と言う話はさておき、このひとらしい、あまりにもコンセプチュアルなミステリーです。
連作短編なのですが、最後にちゃんと大きな事件もあるのでちゃんとツボを押さえているなぁこの人。

20090620

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梶尾真治の精霊探偵

SFというよりはオカルト(笑)にちかい作品。
あっさりした半村良というイメージを勝手に抱いた僕です。
熊本が舞台になっているのでちょっと親近感を覚えます。(と言っても5-6回しか行ったこと無いけどね)

最後は驚愕の落ちが待っているのでおたのしみに。

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北村薫のニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件

ちょっと変わった趣向の作品で,北村薫がエラリークイーン風味の小説を翻訳しているという設定の本。
日本の描写もエラリークイーン風なのでいちいちとんちんかんな所が面白い,さらにそれについて訳注(北村薫が書いているんだけどね)をつけていてさらに面白い。

北村薫の本は毎回毎回仕掛けが面白いよね,ミステリー部分もしっかり面白いんだけど。

20090609

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山本弘のアイの世界

短編を短いストーリーでつないでいくと言った趣の本。
で、ストーリーを語るのもストーリーの主人公も基本的にはアンドロイドがやっていまして基本的には、アンドロイドのアイデンティティとかAIの価値とかそんな感じのテーマです。

この人の本は問題提議が結構あったりしてその辺嫌な人は受け付けないんだろうなぁとか思います。

20090606

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恩田 陸のエンド・ゲーム―常野物語

常野物語はシリーズという体裁を取っていますが、一作ずつがあまりにもテンションというかカラーが違うのでちょっと戸惑いますが、そんな常野物語の新しいやつ。
今回はさらに、映像化できない感じ満載でお送りしている感じです。
そう考えると小説ってすごいよねー、なんでもかけるから。

20090604

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池井戸 潤の仇敵

この人らしい金融ミステリー。
銀行を舞台にしているので、今回も金融機関豆知識がどんどん増えていきます。
終わりはあっけなかったりするのですが、そこに行き着くまでの課程が本当面白い。

この人ってビジネス書も書いているらしい。

20090603

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梓 河人のぼくとアナン

以前読んだアナンを猫のバケツの姿を通して童話風に書き直した本です。
こうやって書くとすぐ終わってしまう・・・。

一つの物語を別の視点から書き直すというのはよくある試みなのですが、今回はそれが一歩進んで童話風になっているというのが大きなポイントじゃないかと思っています。
とはいえ、結構な厚さなので子供も読むのも大変かと思います。(読み聞かせは不可能に近いと思います)

20090531

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村上春樹の1Q84

海辺のカフカからもう7年経っているらしいんですよ,まずそのことに驚いた僕です。
とそれはさておき,いつも以上に淡々と物語が進んでいくのですが,取り上げられているテーマがいつも以上に具体的なところが特徴かと。

それにしてもすごい勢いで売れているらしいし,周りのほとんど本を読まないような人達もなぜか買っていたりして驚きを隠せません。

20090329

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山田 正紀のふしぎの国の犯罪者たち―昭和ミステリ秘宝

バーの常連3人が結託してトリッキーな犯罪を犯していくという,ちょっと変わった連作短編。
1話ごとにわくわくするようなトリックがあって,連作の最後にも大きなどんでん返しがあるという,全体的に大仕掛けと言えば大仕掛けな話です。
一人称で進んでいくのですが,それも1話ごとに変わっていくので,その変化もまた楽しい。
と,結構盛りだくさんの本でした。

20090315

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米澤 穂信の秋期限定栗きんとん事件〈上〉〈下〉

最近この人の本が出るたびにちゃんと読んでるなーとか思うのですが、第一に読みやすいってのがあるんじゃないかと、もちろん面白いという前提がある上でですが。

でもってこの本は小市民シリーズの第3弾ということで、初の上下分冊になっていて、上で問題編、下が解決編という感じなんですが、解決した後もうーんというオチ付き。
主人公が高校三年生になりましたがつづくのかなー、このシリーズ。

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本格ミステリ作家クラブの大きな棺の小さな鍵―本格短編ベスト・セレクション

本屋でめぼしい本が見つからないときは、こういう選集を買ったりするんですが、そうすると新しい作者を見つけられたりして良い感じなのですが、これもそういった目的で買った一冊。

会長の北村薫の作品も入っているかも、と思ったら入っていませんでしたが、普段あまり読まない作品がそろっているので、なかなか楽しかったです。

20090205

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鯨 統一郎のパラドックス学園―開かれた密室

ミステリアス学園の続編です。
なぜか、他の世界にいるところから始まっていろいろあるわけですが、この人らしいとんでもないトリックで殺人事件が起きると、しかも環境も異常なので全く犯人がわからないという、そんな本です。
パラパラ漫画もついていてお得な一冊です。

20090118

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東野圭吾の超・殺人事件 - 推理作家の苦悩

この人の本を読むのはかなり久しぶりだと思うのですが、相変わらず口当たりの良いというか、とっかかりやすい感じで良いですね。
連作というか、人気作家をテーマにした短編集なのですが、ミステリーと言うよりはコメディーという感じでした。

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小川一水の天涯の砦

宇宙物なんですが、登場人物が生き生きと動いていて楽しいんです。
簡単に言ってしまうと、宇宙ステーションでのサバイバル物なんですが、舞台が宇宙なので、読んでいる方が想像もつかない障害ばかりでどんどん読み進めたくなります。

この人はこういう宇宙物が本当に上手いですねぇ。

20090112

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ネビル・シュートの渚にて

僕の好きな(そうだったのか?)終末物。
あまりにも全体の描写が静かなので、あれ?もしかしたら最後に希望があるの?とか思ってしまいましたが、あくまでも淡々と綴っていく感じが好きだなー本当。

これ、紀伊国屋で平積みになっていて帯を小松左京が書いているので手に取ってみたんですが、訳がちょっと古いけど、その古さが描写の静けさに拍車をかけている感じです。

20090110

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大森 望 , 日下 三蔵 編の虚構機関―年刊日本SF傑作選

年末にこんな面白い本が出てました。
日本のSFというのは実はあんまりアンソロジーが出てないんですね、そもそも人気がないジャンルだから?と言う話もあるのですが、読むのに結構疲れるとか、子供向きのイメージがあるからとか理由は多々あるかな?と思うのですが、この本は、"まぁ面白いから読んで見なさい"という二人の編者の声が聞こえてきそうなSFの中でもいろんなバリエーションのチョイスで飽きないです。

後半に行くにつれてハード具合も上がっていくので時間かかります(笑)

20081222

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小松左京の虚無回廊1〜3を読みました。

というかですね、これ文庫で1,2はずいぶん前に出ていて読んでいたのですが、3のハードカバーは2000年に出ていたのですが、文庫が出るまで待とう、と思っていたら8年もかかってしまいました。
というわけでその間1,2は手元から無くなっていたので、買い直しました。
通して読んでみるとやっぱり異常なほどのスケールのでかさが心地よいですね。しかも本編に至っては基本的に人類が出てこないところが面白い。
これ完結なんですか?ストーリー的にも続きそうな感じですが。

20081206

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池井戸 潤の果つる底なき

久しぶりにこの人の本ですが、いやーびっくり、携帯電話普及以前の小説でした。
この人の本は金融機関について本当に細かく書かれているので、勉強になります。勉強になったところで生かすところは無い、という突っ込みは無しで。

20081130

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田中啓文の蓬莱洞の研究

学園ミステリーものなのですが、主人公の女の子の設定が(ほかの登場人物も)設定が突飛すぎるため、するっとは入ってこないんですねこれが。
その代わり、謎解き部分が結構おもしろくて良いバランスになってるんじゃないかと思います。
学園ミステリーと言えば80年代は赤川次郎だけという雰囲気もありましたが、結構今だとチョイスがあるんですね。

20081127

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伊坂 幸太郎の魔王

実はこの人の本を読むのが初めてだったりする僕ですが、確かに人気があるだけあって上手いなぁという感じです。
魔王というタイトルも誰が魔王なのかわからない(僕だけ?)と言うところもわくわくします。

20081112

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宮部みゆきの魔術はささやく

久しぶりに宮部みゆきの本を読みましたが、やっぱり面白いです。
主人公がどんどん不幸になっていったり、話が二転三転するあたりは練られてると言う気がします。
なーんとなく読後のイメージは貴志祐介の青の炎に似てるかなと。

20081109

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恩田陸編の謎 3―スペシャル・ブレンド・ミステリー

前からこのシリーズが出ていることは知ってはいたのですが初めて買いました。
こういう本を読んでいつも思うのは、自分が普段本屋で買わない著者の作品を読めるので面白いんです。
馬場信浩「アメリカ・アイス」なんか著者の名前すら知らないのに、ぐいっと引き込まれてしまう感じで本当良かったんじゃないかと。

続刊も面白い人が編者になっているので、また買ってしまうのでしょう。

20081019

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眉村卓の消滅の光輪を読みましたよ.

司政官シリーズというやつなんですが、人類が宇宙に進出し、いろんな星に司政官というものを置くと言う話ですね.
この話の主人公の司政官は新米で大変な目に遭い、それを無事に収集するかと思ったらすごいどんでん返しがあったり、更にまたどんでん返しがあったりして、長いのに飽きない感じが良いです.

司政官全短編というのは読んだ記憶があるんですが、記録に残ってない・・・うーん.

20081011

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筒井康隆の家族八景/七瀬ふたたび/エディプスの恋人をまた読みましたよ。

というのはNHKで七瀬ふたたびがまたドラマ化と言うことで、平積みになっていたんですね。
でもってこの本を買うのは3回目くらいじゃないかと思うのですが(買っても手狭になって捨ててしまった)、何度読んでも面白い。
七瀬はクールで格好良いなぁと子供の頃から思っているのですが、設定って18〜22歳位なんですね。ありきたりの超能力ものに収まっていないところが作者の力量なんでしょうねぇ。

読んでない人はこの機会に是非。新潮文庫は何故か活字がすごくでかくなっていました。

20080927

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吾妻ひでおうつうつひでお日記 その後

いやー、すっかり日記漫画家(自称)となってしまった吾妻ひでおが今度は関係ない絵とともに綴る日記。更になにも変かがない感じがすてきな感じです。

しかし、あれが売れた後の吾妻ひでおに対する扱いは?と思わせるものが多かったのですが、まぁ昔の本もかなり再版されたりして良かったのですが、そちらはあまり売れていないとか聞くと何となく心を痛めてしまう僕です。(痛めたところで何も起きないんですが)

20080921

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小林信彦のオヨヨ島の冒険を読みました。

恩田陸の編集長フェアで紹介されていたので読んでみたのですが、面白い。とは言え子供向けの本なのですが、これ図書館とかで見かけたことがないんですよね、僕。

小林信彦は紳士同盟も再版になったと思うんだけど、ブームなの?

20080831

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恩田陸のユージニアを読みました。

以前に読んだQ&Aに似た構造になっていて、一つの事件がいろんな人のインタビューによって明らかになっていく感じです。

いきなり大量殺人事件を起こしてしまうというところがこの人らしい感じがします。
なんで?と思っているうちにどんどん内容がわかっていく感じが気持ちいいですね。

20080823

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まさかの再刊となった新井 素子,吾妻 ひでおのひでおと素子の愛の交換日記

ここ数年の吾妻ひでおブーム(?)と角川文庫60周年記念の恩田陸編集長により再刊されたみたいなんです。
まさかこの本が再刊されるとは思っても見なかったので本当驚きを隠せない僕です。

基本的には新井素子のエッセイ+吾妻ひでおのエッセイ漫画という形式なので、その周辺の人たちが沢山出てきたりするのですが、さすが20年以上前なので若いです。

特筆すべき点は、あとがきに新井素子も書いているとおり
・新書版のあとがき
・文庫版のあとがき
・秋山協一郎による解説
・吾妻ひでおによる新文庫版のあとがき(漫画)
・新井素子による新文庫版のあとがき
と5本もあとがき/解説がついてお得感満載なところでしょうか。

懐かしくて良かったんで4巻まで一気に再刊して欲しいものです。

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荻原 浩のコールドゲーム

本屋で平積みになっていたので買ったのですが、受験を控えた高校生のミステリーですね。
しかし、最後が意外ととんでもない事になっているのでびっくりしましたが、著者がキャリアのある人なので安心して読めるところが良いんじゃないかと。

20080813

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河合 隼雄のこころの処方箋

この人の言うことは何一つ難しくないというのがいいよね、といつも思いながら読んでいます。
いろんな人と会ううちに悟っていたというかこういう感じになったのだとは思うのですが、僕には無理だよなーとか、いつも思います。

20080812

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小川一水のフリーランチの時代

久しぶりに小川一水の短編集ですね。
この人は短編集になると途端にSFマニアっぷりと言うか、古典SFな感じが出てきて趣深いですよね。
フリーランチの時代ってなに?って思ったら本当にフリーなランチの時代のことでした。

20世紀にあったSFを通した明るい未来みたいな(まぁそれだけじゃないんだが)のが感じられるんでほっこりします。

20080811

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村上 春樹,吉本 由美, 都築 響一の地球のはぐれ方―東京するめクラブ

これ数年前に新書で出ていた時に欲しかったのですが、この度文庫になりましたが、文庫なのに定価1000円というのも納得の厚さ(笑)
内容はというと、著者である東京するめクラブの3人が観光地に赴き、3人の視点から観光地の面白スポットを示し、再興アイディアを提言するというものなのですが、もちろん3人ともコンサルタントとかそういうお仕事ではないので、意見が偏っているわけです。なのでその偏りに賛同できる人には面白い本なのではと。

とりあえず熱海行きたいです。

20080808

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田中 啓文の落下する緑 永見緋太郎の事件簿を読みましたよ。

天才ジャズテナーサックス奏者永見緋太郎が事件を解決していくという話なんです。・・・タイトルのまんまですね。
事件といっても血なまぐさい何かがあるわけではなく、ちょっとした諍いを静めたりとかそんな感じなんです。
短編集なのですが、1話ずつ話にちなんだ著者お勧めレコードも載っていて、そっちも楽しく読むことができます。

そうそう、解説も山下洋輔なので、そういうのがお好きな方もぜひ。

20080714

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寺山 修司の書を捨てよ、町へ出よう

実は不勉強にして初めて寺山修司を読んだ僕なのですが、"あーなるほど"というか確かに面白い世界観の人だなと。
昔のエッセイなので、今だったらこれどうなるの?という記述も多くてその辺ドキドキします。
それがいいんだな、たぶん。

20080710

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栗本薫の木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

数か月に一度のお楽しみの伊集院大介シリーズですね。出るとうっかり買ってしまいますね。

今回は久しぶりに伊集院大介が中心になって動くので何となくほっとするような。とはいえ、著者に合わせてどんどん爺むさくなって行く感じは見ていてドキドキします。(このドキドキは筒井康隆の最近の作品にも共通)

20080709

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有川 浩の空の中

最近どこの本屋に行ってもこの人の"図書館戦争"シリーズが平積みになっているので、気になって読んでみましたよ。
UMAというかもともと地球にいた超生物と人間との話なんですが、大雑把にいうとファーストコンタクトものです。とはいえいろんな仕掛けがあったり、ほろりとさせられるような話もあったりで、厚い本ですが最後までとんとんと読ませます。
文庫になって"仁淀の神様"という後日談が足されていますが、うっかり気を許すとほろりとさらに行ってしまうという。気を付けてください。

20080707

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小松 左京, 谷 甲州の日本沈没 第2部

2006年に出版されていて気になっていて、つい読めずにいたのですが、この間本屋に行ったら文庫になっていたので買いました。

あとがきによるともともと日本第2部は構想としてあったものの、他の仕事に忙殺されて書いていなかったと、でもって今回新たにチームを作り、小松左京他はブレーンに、ライティングは谷甲州にということらしいです。
という経緯はさておき、中身はちゃーんと日本沈没の25年後になっているところが素晴らしい。
当時と比べると技術も発達して、エンターテインメントも刺激的なものばかりになってしまったのに、今もちゃんと存在感がある、というのはすごいなと思います。

20080623

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吉田 戦車のなめこインサマー

相変わらずの吉田戦車っぽさ全開のとおもったら、これかなり前に書かれたものらしく、なぜに今頃文庫化?と思っているのですが、吉田戦車さんの文体が微妙に今と違うので面白いのです。

考えていることはあまり変わらないというのが安心するところですが。

20080613

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恩田陸の夏の名残りの薔薇

これ、なかなか複雑になっていまして、ちょっとずつ様子を変えながら、第○変奏という形で話が進んでいくので、気をつけて読まないとあれ?あれ?となってしまうのですね。

本篇もですが、あとがき、解説、著者インタビューと盛りだくさんなので、そのあたりも楽しめると思います。

20080609

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米澤穂信のクドリャフカの順番

古典部シリーズというシリーズものなんですが、氷菓愚者のエンドロールと文化祭の準備をしてきたわけですが、この本でやっと当日になったと。

相変わらず、自意識過剰で考えすぎる若者たちの話なんだけど。結構好きです。僕。

20080605

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新井素子のひとめあなたに...

あとがきが全文載っているここを見ていただくとわかると思うのですが、1981年に出た本ですね。
前は角川文庫から出ていて多分2-3回買ったことがあるんじゃないかと思うんですが、そのたびに捨ててしまっていて、また買ったと、そういうわけですね。
狂ったほうが楽なのに狂わないというチョイスをする女子大生なのですが、江古田から鎌倉まで歩かせるという発想がすごい。厳密には途中バイクに乗るんですが、最初に読んだとき田舎の中学生だった僕は漠然と遠いんだろうなとは思っていましたが、あり得ないです。

まぁ文庫の値段もどんどん上がったりして(今現在この本は¥819-)年月の流れを感じますが、たまには昔読んだ本を読み返すのも良いかと。
角川文庫のほうも去年新しい版が出た(と記憶している)のでそちらと読み比べても面白いかと(角川の方はいろいろ古いままらしい)

20080604

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機本 伸司の僕たちの終末

地球が滅びそうなんで宇宙船を作るよ。という話。
プロジェクトX的なサクセスストーリーなんですね、SFですが。これを見ているとあれ?3-40年後には恒星間宇宙船とかできる?とか思ったりします。

著者の熱さというかそういうのが伝わってきて僕結構好きです。

20080602

田中 啓文のハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺2

前作に引き続き落語の天才星祭竜二が噺家として成長しつつ事件を解決していくという。2時間ドラマ風に言うと"噺家刑事"と言ったところでしょうか。(何だそれ)

連絡短編なのですが、1本ずつテーマの古典落語に沿った形でストーリーが進められていくので、落語も楽しみつつ(あらすじが多いけど)ストーリーも楽しめるので、ちょっとうれしい感じ。
前作に比べると解決するのが殺人事件ではなく身の回りのことだったりするので、完全に続編という感じでもないのかも。

上方落語と江戸落語の比較としても結構楽しめるかも。

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恩田陸の蒲公英草紙―常野物語

常野物語というシリーズの2作目(?)ですね、光の帝国という奴を読んだ時に"おお"と思ったので次が出るのを楽しみにしていたのですが、光の帝国に比べると不思議能力の発揮度がちょっと弱い感じで、どちらかというと20世紀初頭の風俗を楽しむという、楽しみ方になるんじゃないかと。
そういう見方をすると栗本薫の感じに似ているのではないかと、思ってます。

20080528

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夢枕獏の遥かなる巨神―夢枕獏最初期幻想SF傑作集

この人のSFを読むのはずいぶん久しぶりなんじゃないかと思ったりしていますが、再初期幻想SF傑作集とあるだけあって、文体が若いなーって感じです。
"山を生んだ男"は前に別の短編集で読んだこと気がしますが、読み直しても面白い。芥川の杜子春的な面白さと言ったらいいのでしょうか?
多分これが書かれたのは主に70年代が多いのですが、そのころのSFのにおいがしますね、やっぱり。

20080523

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スティーブンキングのダークタワー

これ、文庫版が全部揃ったという情報を得まして今年の頭からずーっと読んでいたのですが、長かった。
さすがに文庫で16冊はタダものじゃないなと思いました。

ええと、エンターテインメントなんですよ、終始。
なので読み飽きることないという感じです。しかし、片仮名の名前を覚えることの苦手な僕は読むのが自然と遅くなっていってしまい半年かかってしまったというわけです。
後半はどんどんメタフィジカルになっていって面白さが変な方向に加速していくわけですが、そのあたりが見どころじゃないかと思います。

おなかいっぱいになったので、当分長編は良いです。

20080331

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なぜかキーボードマガジン2008年5月号


なぜ今頃キーボードマガジンなのかというと、この号で月刊から季刊に刊行ベースが変わるということです。

音楽雑誌は80年代後半からのバンドブームで盛り上がって、90年代に衰退の一途をたどってしまったわけですが、やはり機材情報に関してはあまりにもインターネットによる情報伝達があまりにも進化しすぎたという感じで、ちょっと切ないものがあるわけですね。演奏技術に関する記事は1-2年の周期でローテーションするのでまぁあれなのですが。
ここ数年は綴じ方が変わったり、記事の内容も試行錯誤が続いていたみたいですが、それでもいよいよってことなんでしょうねぇ。
休刊するわけじゃないのですが、結構時代って変わっていくねと思ったので。

月刊最後は坂本龍一というあたりつぼを押さえていていいかなと。

20080314

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米澤 穂信の犬はどこだ

うーん,表紙格好良い,というか邦題(原題)より洋題の方が大きいと言うところが良いですね.
これ,今までのこの人の作品と違ってハードボイルド(というか探偵物)なんですね.しかも一人称で2人の文章が切り替わっていくという辺りがなかなか面白い趣向じゃないかと.
登場人物もなんかかなりひねってあって面白い.この人の書く登場人物は変に面白いんじゃないかと思ったりします.

20080306

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村上 春樹の走ることについて語るときに僕の語ること

出てすぐに買ったんですが,なかなか読み出せずにいましたが,やっと読みました.
前からこの人がマラソンとかトライアスロンをやっているというのは知っていたのですが,どういう経緯で始めたのか,何故継続しているのかというのがわかった気がします.
途中で頻繁に老いについての記述も出てきますが,この人にしては珍しいかなとそんなきもしました.

20080207

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筒井康隆のダンシング・ヴァニティ

この本すごいです.冒頭から読者置いてけぼりで,メタです.しかもスパイラル構造で話が進むというか進まないというか,なんだか筒井康隆ワールド全開です.
しかし,筒井康隆は昔からすごいのだが,ここに来て円熟味を加えて本当とんでもないというか,友達から"これ面白いよ"といわれて貸されてこの本だったら,ちょっとその人を疑うというか.
・・・何が言いたいのかわからなくなりました.

筒井的虚構世界にはまりたい方は是非どうぞ.

20080201

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山本弘のシュレディンガーのチョコパフェ

山本弘らしいというか(というほど読んでもないけど),SFという視点を通しての自己の存在意義の確認というかそんな感じですね.
短編なので比較的ネタ一発で押し切る感じが結構心地よいです.

それにしても"シュレディンガーの○○"というセンテンスは間違った使われ方も含めて,面白い事になっちゃいましたね.

20080129

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すがやみつる横山えいじマンガでわかる小説入門

あれ?おまえさんって小説家志望だっけ?とかそう言う話ではなく,横山えいじが絵を描いているので前から気になっていたのですが,買うきっかけがなかったので買わなかったのですが,なんか買ってみました.

すがやみつるって聞いたことあるよねーって思う方も多いと思うのですが,そうです"ゲームセンターあらし"の人です.そんな人が何故小説入門を?と思ったら今は小説も書いているらしいのです.
結構昔から入門書的な本を書いてきた人なので,内容も結構こなれた感じでこういう"マンガで○○入門"みたいな本に良くありがちな,入門書をマンガにしたってのとは違うのがなかなかじゃないかと.

内容も基本的なテクニックだけじゃない所まで踏み込んでいるのがなかなか面白い.(とはいえテクニックの部分は本をある程度の量読んでいる人だったら常識だったりするんだけどね)

すがやみつると横山えいじの分担も結構面白くて,すがやみつるが構成,ネーム,コマ割り,構図までやって横山えいじが作画という,漫画家2人ならではの面白分担でした.

まぁ結局はこの本をきっかけにもっと本を読んで勉強しなさいっていう教えなんですよ.(そんなまとめ?)

20080128

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いしかわじゅんの漫画ノート

いしかわじゅんのサイトでは結構前から,"でるよ"みたいな予告があったのですが,やっと発売されましたね.
漫画家かつ漫画読みかつ漫画評論家の視点からいろんな漫画とか漫画家について語るのですが,一般読者が気づかないところなんかをほじくっていく感じがなかなか気持ちよいのです.
なにより,一つの作品についての分量がちょうど良いんじゃないかと.

漫画の時間のときも思ったのですが,客観的な視点と主観的な視点のバランスが良いんじゃないかと思います.

帯の推薦文は大瀧詠一だし,漫画読むのが好きな人は是非どうぞ.

20080101

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栗本薫のぼくらの時代

これ1978年に江戸川乱歩賞を取っている作品で今まで読む機会がなかったのですが、新装本になったということで買ってみました。
かなり初期の作品なのですが、見まごう事なき栗本薫世界で、そのぶれのなさに驚きました。
巻末が赤川次郎との対談でお得な気がします。

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栗本薫の樹霊の塔 伊集院大介の聖域

半年ぶりくらいの伊集院大介ですが、これはちょっと前のお話ですね。
久しぶりに森カオルの頃のお話なんですが、これに似たどこかすごい田舎に行って事件に巻き込まれるという話がもう一個あった気がするんだな。(タイトルが思い出せない)

森カオルがどういう経緯で結婚したのかやっとわかりました。

20071216

516Le5HqOWL__SS500_.jpg半村良のわがふるさとは黄泉の国


文庫の新刊らしいのですが,平積みになっていたので買いました.
半村良の本は見かけるとついつい買ってしまうのですが,やっぱり面白い.というかかなりきちんと取材をしているんじゃないかと思われる描写が多いのでやはり読んでいて引っかかる部分が少ないんじゃないかと.

でもこれ解説がついていなくて,詩が途中に入っていてあまりに唐突でどういう出自のものなのかわからないので面食らいました.

20071214

51swS3Ai7cL__SS500_.jpg星新一(著)/新井素子(編纂)のほしのはじまり―決定版星新一ショートショート


新井素子編纂による星新一の選集です.
ジャンルに分けてあってそれぞれ新井素子の解説(というかエッセイ)が挟んであるので,新井素子好きのひとにも満足いく一冊じゃないかと思います.
しかし,10年経ってもこんなに廃刊された本が少ない人は珍しいんじゃないかというくらい,本屋にはまだ星新一があるってすごいことなのではないかと思います.

ここまで来ると全集が欲しくなりますね.¥31,500-だけど

20071116

5140WBE969L__SS500_.jpg井上ひさしの新釈 遠野物語


先日何故か吉里吉里人を読もうと思い立ってジュンク堂の新潮社文庫井上ひさしのコーナーに行ったらこれが目に入ったので,うっかりこっちを買ってしまいました.
"新釈 遠野物語"とは言っても遠野物語と直接つながっているわけではいません.井上ひさしテイストで語られる民話というかそんな感じです.
これ昭和50年代の本らしい,面白い本はまだまだありますね.

20071114

51DsgM2IIdL__SS500_.jpg小川 一水の時砂の王


小川一水さんすごいです.この人の本を読む度に本当SF大好きなんだなと思うのです.この本は多分タイムパトロール物に分類されると思うのですが,古典SFがちゃんと自分の中で昇華して新しい物になっているとそんな感じです.
タイムパラドックスが起きることを逆手にとってどんどん話を動かしていく辺り面白いんじゃないかと.

20071102

新井素子のちいさなおはなし

2ヶ月連続で新井素子の新刊が出るという奇跡のような事が起きていますが,小説すばるに連載していたものを一冊にまとめたらしいです.
内容は新井素子風の童話です.後書きによるとひらがなにしてかわいい単語を選んでタイトルにしたと.なるほど,という言葉のチョイスです.

20071101

51EC1ZAAQZL__SS500_.jpg牧野 修の月光とアムネジア


亜空間に犯人を捕まえに行くという,そう言ってしまえばそれだけの話なんですが,いろんな仕掛けがあって状況がどんどん変化していってしまって全然犯人が捕まえられなくて最後は思いも寄らなかったことになってしまうのですが.
話自体亜空間がほとんどなのですが,設定が良くできているので飽きないというかなんというか.

20071025

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レイ・ブラッドベリの塵よりよみがえり

ブラッドベリのSFではない部分が全面に出た本でした.
話の感じとか萩尾望都に似ていてその辺ちょっとぐっと来る物があったりします.というか萩尾望都がブラッドベリに似てるんですね多分.
解説の恩田陸も書いていたように"ブラッドベリは青春である"ってなるほどーって感じですね.

20071017

野尻 抱介の沈黙のフライバイ

また久しぶりにハードな感じのSFですね.
会話とか全体の雰囲気がやっぱり古き良きというか昔の海外SFな感じなのが読んでいてホッとするというか.
全体的に出ている人たちが優しいっつーがいいのかも.

20071011

菅浩江のゆらぎの森のシエラ

今年に入って結構本が出ている菅浩江さん.
とはいえ89年に出た本の再発なんですが,かなりファンタジーですね.SFファンタジーなのでもちろんSFの部分も多いのです.
解説が山田正紀なのですが女性のSF作家(読者も)は少ない(過去はもっと少なかった)という話を書いていて,そう言えばそうかもしれないと思った僕です.

20070929

新井素子の今日もいい天気

新井素子の新刊は雑誌の連載を単行本にまとめたもので,エッセイでした.
日常についていろいろと書いているのですが,甥っ子姪っ子についての話,囲碁の話がかなり多い.ぬいぐるみの話なんかは結構少ないので”を?”ってかんじで.

しかしSFの新刊でないんですかねー

20070928

菅 浩江のそばかすのフィギュア

この人の文体は結構ほのぼのしていて内容もライトなSFだったりすることが多いので結構好きなんですが,この本は何か"?"と思っていたら,女の人が全面に出ているからでした.初期の作品集だからなのかですかね?
この人は確か自分でも踊りをやっていたと思うのですが,日舞の話とかSFになっちゃうとかなり面白い.

20070907

機本伸司のメシアの処方箋

先日のこれに引き続きこの人の本です.
しかしあれですね,内容と表紙全然違うんじゃないかと言う気がしてます.
中身はバイオなSFで結構好きです.しかしあんな所まで言ってしまうとは・・・.

20070905

田中啓文のハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

上方落語界を舞台にした話で,普段から全く落語にふれない僕にはかなり新鮮な話でした.
一話ずつ監修の月亭八天の説明がついていてわかりやすいところもなかなか.
何よりもシンセサイザー漫談でおなじみの(いや,これ書きたかっただけ)桂文珍が解説のところがみどころかと.

20070903

機本伸司の神様のパズル

この本第3回小松左京賞って事でだいぶ前から気になってはいたのですが,手に取れないでいましたが,勇気を出して買ってみたらなんかハードSFでした.
"世の中の物理現象は神のパズルである"という言葉はアインシュタインが言ったとか言わないとか,この話もそう言った"神のパズル"を解いていく天才少女とうだつの上がらない大学生の話ですね.

映画化って帯に書いてあったので調べたら実写で映画化なんですね.何となく絵が浮かぶようでアレです.
ゲーム化に関しては何をどうゲームにするの?

20070831

山本弘の闇が落ちる前に、もう一度

先日読んだこれと同じ線上にある話ですね.人類の存在証明をしようとしてあれ?みたいなそんな話です.(えらく簡単なまとめだ.)
難しい用語が出てくるのでうっかりその気になってしまうところが怖いです.

北野勇作のウニバーサル・スタジオ

相変わらずの北野勇作ワールドでした.
タイトル通り大阪のあれが舞台になっていまして,その紹介というかそんな話なんですが,最後はどーんとちゃんとしたSFになっていた.みたいなそんな話です.いや,最初からちゃんとSFなんですが.

20070821

椎名誠のアド・バード

椎名誠という人はエッセイストというか,そう言う本しか書いていないと思ったら,SFを書いていてしかも日本SF大賞もとっていたとはこれを本屋で見かけて初めてしりました.
話自体は広告社会のなれの果てというSFでは意外とポピュラーな(ニッチなポピュラーだな)世界を舞台にしているのですが,主人公が結構力強くてストーリーもぐいぐい引っ張っていく感じが良いのではないかと.
その他の登場人物もかなり魅力的で.表紙のたむらしげるのイメージで読んでいくとなかなか面白いのではないかと.

と前にこの人の本を読んだのは多分学生時代なのでもう20年近く前ですね.

20070815

北村薫の冬のオペラ

むーん,これ読んだことがあるような気がするのですが,あんまりストーリーを覚えてないし,ブログにも記録がない.
多分3年以上前に読んだのでしょう.
っていうのはさておき,巫さんという探偵が活躍する話なのですが,探偵は要所にしか顔を出さないがぴしっと締める感じが心地よいかと.
名探偵って確かに商売としては難しそうだよねー.とか変な感想もあり.

20070813

綾辻行人の最後の記憶

夏の100冊キャンペーンでブックカバーが欲しかったので(そんな理由?)前出のこれと一緒に買いました.
ってのはさておき,これねずーっとずーっと(最後の最後まで)ミステリーだと思って読み進めていて"新本格ってかなりすごいことになってきたな"とか思っていたのに・・・なんとホラーでした.
ジャンルがどうというつもりはないのですが,思わぬ結末にあごが外れそうでした.いやーホラーだと知っていればもっと肩の力を抜いて読んだのに(そうか?).

あさのあつこの福音の少年

あさのあつこの本始めて読みました.
バッテリーの映画(の予告)のイメージがあったので,この人の書く話は青春っぽい話が多いのか?とか思ったら全然違いました.
これ文庫版だと最後に短編が付いているのですが,エピローグだと思ってしまっていて"これって必要?"とか思っていたのですが,初出を見たら独立した話でした.

20070810

牧野修の楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史

先日に引き続き牧野修です.
短編集になっていて4つの章に分けてあります.それにしても一読した感じではこの人は(多分)初の筒井康隆フォロワーなんじゃないかと思われ,そう考えると筒井康隆には今までそう言った存在がなかったんじゃないかと思ったりしました.
とはいえ21世紀な訳ですから70-80年代とは科学的にも違ったりするので進化してるっていう感じはあります.

と今ウィキペディアをみたら58年生まれらしい.しかも"ネオNULL"の投稿者だったのか.なるほど.

20070807

鏡明の不確定世界の探偵物語

先日本屋に行ったときにこの本が平積みになっていて"あ,鏡明だ珍しい・・・"とか思って手に取ったのですが,解説を読んでびっくり,この人これが初文庫らしいです.
・・・1970年デビューなのに
他の人の本にはよく名前出てくるのに・・・

という話はさておき,この本は他のタイムマシン物とちょっと違っていまして,タイムパラドックスを許容した世界の話です.
その設定だけでも結構なのにその中で探偵をするっていうのが何だかすごい.

20070801

中島梓のとんでもぐるめ―あずさ流極楽クッキング

本人のウェブサイトで公開されていたテキストをまとめた本で,2004年に出たらしいのですが,なにぶんハルキ文庫なのであまり目にする機会が無くてこの間ふと見かけたので買いました.
とりあえず作れそうな物ばかりなのでうれしい.(そんなに作らないけど)
しかしこの人は多才というかなんというか.

20070730

牧野修の傀儡后

服を作って着る人の話です.とそれをSF仕立てにしてあるというわけで,同じテーマだと野田地図の"キル"なんかがありますね.
・・・いや全然ちがいますか.
絶対的な天才が服をデザインして世界を征服するという話ってなんでこうわくわくするんですかね?
他の芸術で世界を征服するという話はあんまりない気がしますが.

稲見 一良のダック・コール

近所の本屋で平積みになっていたので買ったのです.
あー今知りました.この方もう無くなっている方なんですね.
この本全体的に漂う雰囲気が翻訳物っぽい気がします.解説とか帯に書いてあるとおり情景描写が色鮮やかと言うか何というか目に浮かびやすいところも特徴じゃないかと.

20070709

山本弘の神は沈黙せず

いまや"と学会"の会長として有名な山本弘です.僕も知らなかったんですが,新井素子と同時期にデビューしたらしい(同じ回の奇想天外SF新人賞佳作だったらしい)
という話はさておき,これすごい本です.本当.かなり事実が含まれているので途中から"あれ?"って感じで虚構に入っていくので気をつけた方が良いです(何を?)

20070706

栗本薫の六月の桜 伊集院大介のレクイエム

どんどん進化していく伊集院大介ですね.
この人最近はやたらと年取った感じの発言も多くて著者と共に年を重ねている感じですね.
しかし最近は伊集院大介サイドからの話が少ない気がするですね.

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神林 長平の敵は海賊・正義の眼

"敵は海賊"というシリーズなのですが,前作を読んだのがかなり前なのでほとんどそのあらすじは覚えてないですね.困ったもんです.
しかし,強引に読み切ってみましたが,結構独立したストーリーで問題なかったです.(登場人物の説明が少ないくらい?)

20070628

花村萬月の皆月

嫁に逃げられるという衝撃の書き出しから始まるこの本ですが,ちょっと前の本なのでPCに関する記述も微妙に古くて面白い.
一番最初の舞台が三鷹なので"おっ!"て思っていたのにそんなのは一瞬で終わり,歌舞伎町の話になっていました.最後の格闘シーンの辺りとかやっぱりはらはらしてしまったりして,乗せられてる・・・とか思うのですが,それもまた良しということで.

20070626

恩田陸の蛇行する川のほとり

女子高生ものなのですが,この人の事なのでただの女子高生物になっていないところがまたちょっと面白い.というかミステリー仕立てになっているのですが,三部構成になっていてそれぞれ一人称で別の人が語っていくのですが、まさか第三部があの人とはねぇってかんじでした.
そう言う意味ではこれとよく似ているのかも.

それにしてもこの人結構なペースで文庫が出ていますが、書くの速い人なんですかねぇ.

20070624

飯田 譲治/梓 河人のGift

電車の中吊りで”あ,飯田譲治の文庫が出てる”とか思っていそいそと買いに行った僕ですが,これ数年前に木村拓哉がやっていたドラマのノベライズだったのですね.ちょっと脱力しました.
ということはさておき,おもしろかった.主人公が記憶喪失なのに事件を解決するわけでもなく収集させていく感じは読んでいて結構すっとしますね.

20070622

笑止 SFバカ本シュール集

岬 兄悟/大原 まり子 編集のSFバカ本シリーズの文庫版の第3弾ですね.
集めてくる小説がいつ読んでも良い感じです.

しかし大原まり子は自分の小説出さないのかなーと思って調べたらやっぱり長く出してないですね.

20070614

田中哲弥大久保町は燃えているか

大久保町シリーズ(というらしい)の2番目ですね.これとは大久保町という舞台は同じはずなのですが内容も設定も登場人物も全然違う話です.
なんというか一応日本なのにこんなにめちゃくちゃ・・・みたいな感じでどんどん進んでいくところがすごい.
この人新作は出ないんですかねー.

20070611

長嶋有のパラレル

過去と現在をパラレルで進めていく形式で何というか大きな事件は起きないのですよ,なので結構淡々と過ぎていくわけですが,その感じが結構心地よいんじゃないかと.
そう言えば前の日に読んだこれの解説はこの人でした.

20070610

筒井康隆の出世の首—ヴァーチャル短篇集

もともとSFなのにヴァーチャルってなぁ・・・とか思ったんですが,その疑問通りの不思議な構成の短編集でした.
この手の本はもう作者と言うよりは編者のセンス一つって感じなのでそういう点では角川のシリーズはカテゴライズが面白い.

20070530

長嶋有の猛スピードで母は

数年前に芥川賞を取った作品だというのはタイトルのインパクトもあって覚えていたのですが,読んでみたら本当に面白い.
少年の成長物語なんだけど僕の好きじゃない青臭い感じが無くて好きです.
もちょっと長い作品も読んでみたい物です.

20070525

恩田陸のまひるの月を追いかけて

テレビの2時間サスペンスにありそうな設定なのですが,内容はそう簡単でもないところがこの人らしい.

でもこの本(文庫版)で一番すごいのは佐野史郎が解説を書いているところかと.

20070518

田中啓文の忘却の船に流れは光

オーソドックスなSFを最近の人が書き直すとこうなるみたいな本なのですが,そのオーソドックスなSFというのがこの人の中でちゃんと消化されてる気がします.
それにしても結末に向けて二転三転とする辺りはどきどきしますよ.本当.

20070515

北村薫の盤上の敵

途中まで読んで気づいたんですが,これ前に読んだことあります.
って後ろを見たら2002年だった・・・新刊だと思って買ったのに.

いやそれは別としてやっぱり文がくるくる変わっていくので面白い.
トリックというかオチみたいな物もかなり.

20070501

梶尾 真治のムーンライト・ラブコール

これセンチメンタルな方の梶尾真治ですね.
全体的にうっかりセンチメンタルな気分に浸ってしまう作品ばかりですね.
81年~83年を中心としたこれ再発とかなんですか?

20070423

[12見た聞いた読んだ-本]
Q&A | 恩田陸 (20070421読んだ)

恩田陸のQ&A

この人の引き出しの多さはやはり目を見張る物がありますが,この本はタイトル通り本文が全てQ&A形式になっていて,会話のみで進行するという意味ではこれに近い物もあるかとおもいます.
最後まで全容は見えないわけですが,物語の落ち着く先がかなりの変化球でびっくり.

20070420

北野勇作の恐怖記録器

なーんだか本屋で見かけると買ってしまう北野勇作の本ですが.
この本も相変わらず現実(とは言ってもその世界がすでにおかしい)と虚構がごちゃごちゃになっちゃってみたいな話で,読んでいると頭がこんがらがってくるのですが,面白い.
何でホラー文庫なんだろう?

20070418

恩田陸の黄昏の百合の骨

なんか別のほんの続編みたいな扱いらしいのですが,その本を読んでいるはずなのに全く思い出せない.(もう手元にもないし)
それはさておき最後にまた大仕掛けで更にどんでん返しがあったりして面白い.

20070417

菊池直恵・横見浩彦の鉄子の旅 全6集 完結セット

うちの近所の本屋に売っていまして,暇だったのでついうっかり買ってしまいました.
いやー鉄道深いですわ,本当.
で知らなかったんだけど僕の実家のあるところの辺りが日本三大車窓のひとつなんだそうだ.スイッチバックもあるしよく考えるとすごいところだよ.(肥薩線は1回しか乗ったこと無いけどね)

・・・いかん,感化されてる.

20070416

いしかわじゅんの約束の地,スノウ外伝

けっこう前の本の文庫化らしいです.
この人のまんがは僕が欲しいと思い始めた頃にはもうほとんど売っていなかったりしたので,こうやって文庫に入るとうれしいものですね.
そういえばこの人のSFもの読んだこと無かった事に今気づきました.
これSFです.

20070411

梶尾真治のサラマンダー殲滅

これ91年の日本SF大賞らしいんですね.
ボリュームがあるので最初は買うのを躊躇しましたが,面白かった.
読み始めは普通の主婦が主役のSF大作ってそうは無いよね,と思っていたらどんどん主婦であったことは忘れられて(笑)面白いことになっていきます.
センチメンタルじゃない梶尾真治も素晴らしい.(いつも言っている気がするけど)

20070406

池井戸潤架空通貨

近所の本屋で平積みになっていたので読んでみました.
読みやすくて,一気に読みました.これ読むと社債のこととか結構詳しくなりますよ.
あ,内容はちゃんとした小説?フィクションです.
よく調べてるなーとか思ったらこの人元銀行員でコンサルタントでした.なるほど.

地球の静止する日―SF映画原作傑作選

SF映画の原作を集めたアンソロジーなんですが,この中の映画を全く見たことがないというところが僕のポイントでしょうか.
"殺人ブルドーザー"とかばかばかしいくらい面白い.
最後に月世界征服の映画制作記みたいなエッセイがありますが,なかなか興味深いです.

20070330

田中哲弥の大久保町の決闘

あのですね,この人の文体が結構好きなんですよ.唐突ですが.
あと設定が突拍子もなさ過ぎて,読んでいて途方に暮れてしまうところがどの本にも共通しているのではと.
だって明石市のとなりの大久保町はガンマンの街だったって言われても全然頭が付いていかないし.

20070329

井上夢人のおかしな二人―岡嶋二人盛衰記

結構前の本なんですけど,岡嶋二人の結成から解散までを井上夢人の視点から書いた本.
なんというか出会いからずーっと何かが起きている(起こしている)ので読んでいて飽きません.(作家だし)
最後まで岡嶋二人であろうとあがいている様子はちょっとぐっと来たりします.

20070319

藤崎慎吾のレフト・アローン


この人の本を読むのも初めてなんですが,なるほど人気があるだろうなという感じのハードSF.
でちゃんと古典SFの感じが残っているので,その辺がやっぱり人気の秘訣かなとか思いました.

って今見たらこの人雑誌"ニュートン"の編集者なんだって,納得.

20070316

筒井康隆の巨船ベラス・レトラス

出版業界の内幕というかそんなのを題材にしているのですが,今まであんまり考えていなかった作家の原稿料・印税の話とかありまして興味深い話です.
前半の話の感じから文学部唯野教授みたいになるのかと思ったら違いました.途中から本人も登場したりして,メタな構造になってます.

20070314

田尾和俊の超麺通団3 麺通団のさぬきうどんのめぐり方

うどんならびに直島の旅に行くために買いました.
そもそもガイドブックってどうも苦手だったのですよ.
だって旅行に行ってオシャレなカフェでお茶を飲む必要とか,創作居酒屋で生春巻きを食べる必要がないじゃないですか.
と否定的な導入ですが,この本に関しては前にこれとか読んでいたので,それなりに信頼してと思って買ってみました.

この本の最大の売りは週末にうどん食べ歩きをするためのモデルコースが載っている事なのではないかと思います.
とはいえこのコースの通りにめぐると見事に他の人たちとかち合って大変な目に遭うわけですが・・・
あ,でもニューレオマワールドは快適でしたよ.

20070313

鯨統一郎のなみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子

いかにもというか何というか鯨統一郎らしいサイコセラピストが活躍する話ですね.
この人の変化球を投げ続ける姿勢みたいな物が感じられますね.本当.
1話目から最終回への伏線がじわりと張ってある辺り周到だなーと思います.

20070309

岡嶋二人のどんなに上手に隠れても

ミステリーなんですよ.で,あんまり人が死なないので,結構安心して読めます.
文庫化が93年って結構前の本ですねこれ.近所の本屋はいまいち岡嶋二人の品揃えが悪くあまり見かけないので読まないのですが,ふと立ち寄った渋谷の山下書店は驚きの品揃えでした.

今調べたのですが99人の最終電車が2005年までアップデートされていたという事実にびっくり.

20070305

恩田陸の禁じられた楽園

恩田陸が得意な,映像化したらとんでもないことになるなっていう大がかりな仕掛けが後半ばんばんでてくるので"よくこんな事思いつくなー"とか思いながら読み進めました.
それにしても最後の最後にあの人が!?という驚きが・・・.
しかも最後は結構緩やかに終わっているので.お?みたいな感じです.

栗本薫の黄昏の名探偵

後書きによると,栗本薫が作ってきた詞曲を小説化するというコンセプトの短編集らしいですよ.
内容はひねりのきいたSFとか,吸血鬼物とかかなりバリエーション豊かです.
その辺りもこの人の特徴というかたのしいところですね.

20070302

栗本薫の天の陽炎―大正浪漫伝説

タイトルの通り大正浪漫な訳ですが.
まぁ華族の話なのですが,栗本薫のお嬢な部分がフルに発揮されていてそれも一興だと思います.
何というかお嬢が血肉になってる感じですね.これは経験した人にしか書けない世界なので素晴らしいなと思いますが.
しかし最後の最後にそうなってしまうか・・・ってかんじで.
でも大正からまだ100年も経ってないことを考えると今の道徳(と言われていること)もそーんなに深い物ではないんだなと思ったり.

20070301

新井素子の自薦短編集窓のあちら側

色をテーマにした自薦短編集.
ほとんど既読なので,うおー楽しいっていうのは無かったのですが
帯の文章や後書きにもふれられてますが,こういった短編の解説や編集協力で最近日下三蔵さんという方のお名前を目にするのですが,何者なんですかね?
多分相当すごい本読みなのだなぁと思っているのですが.(検索してもいまいち実態が・・・)

20070219

岬兄悟/大原まり子編の笑劇―SFバカ本カタストロフィ集

以前に笑壺を読んだ僕ですが,文庫ではそれに次ぐ本.
何というかこの本はそれぞれの著者の開き直った姿というか別の面が見られてちょっと面白いと思ってます.
とその中でも森奈津子の西城秀樹のおかげですだけはやっぱり異彩を放っているというか何というか・・・

20070207

恩田陸のクレオパトラの夢

MAZEと同じく神原恵弥が活躍するシリーズ.なんですけど,僕MAZEの主人公は時枝満だと思っていたのでちょっとびっくり.(いや本当はかなりびっくり)
それはさておき全体的に恩田節(←今勝手につけた)でどんどんと話を進めていきます.
一番最後は謎が完全に解けないままっていう所もMAZEと同じ感じ.

20070206

横山えいじのルンナ姫放浪記

SFギャグマンガですねこれ.
やっぱりこの人の絵が好きなんですね.で,この本は長く探していたのですが,アマゾンである日入荷していまして(誰か注文したのか?)すかさず買いました.

SFならではの内輪受けとか楽屋落ちとかそんなんも多いのですが,ちゃんと面白い.
すごいなー,この人あんまり本出してないけど.

20070202

夢枕獏の神々の山嶺〈上〉〈下〉

お,夢枕獏とか思って気軽に買ってしまったのですが,大変な本でした.
山に登る人の話なんですが,山に登ると言うことはこんなにストイックなことなんだと,思い知らされました.
しかし,エベレストって大変なんですね,本当.
21世紀なのに未だにそういう場所があるということを知っただけでも発見ですね.

20070131

リリアン・J. ブラウンの猫は爆弾を落とす

これ,僕は全く存じ上げなかったのですが,ココ猫シリーズという物らしく,28作目だそうだ.
平積みになっていて前から気になっていたので買ったのですが・・・・わからない.
人物の紹介が全くないのでうわーと思ったけどそのまま読み進めましたが,やっぱりわかりませんでした.

・・・まぁたまにはこういう失敗もあるということで.

20070129

冲方丁のマルドゥック・ヴェロシティ 1~3

これ,年末からずーっと読み続けていたのですが,どうしても途中で別の本を読んだりして集中して読んでいなかったんですよ.なので読むのに一ヶ月以上かかっています.
っつー僕の事情はさておき,前に読んだマルドゥック・スクランブルの前の話ですね.
マルドゥック・スクランブルでも活躍していたウフコック(ネズミ)が別の相方と戦うといった内容で,いろんな要素が盛りだくさんで大変です.

それにしても人の名前が覚えられなくて大変でした.本当.

20070121

吾妻ひでおの逃亡日記を読みましたよ。

失踪日記が売れてからというもの結構こういった感じの本が出続けたり、再発売が多かったりして喜ばしい限りなんです。僕としては。
読んでもらえばわかるんですが、失踪した場所の写真とか出されるとちょっと違和感を感じるんですが、本人がやっていることなので何ともいえませんが。
まぁその辺は別として、70-80年代の漫画界みたいなものも垣間見ることができて楽しい本です。

しかし、最初の失踪場所は入間市でしたか・・・

20061225

グレッグ イーガンのひとりっ子

グレッグイーガンさんも多分初めて読むんですが,いろいろと面白い設定の話ばっかりで良かった.
表題作は,"おお,そうきたか"って感じでまだまだ新しいものは出来てくるんだなーと(僕が知らないだけかも)思ってます.

20061206

折原一の被告A

この人の本を読むのはまた久しぶりなんですが,これまた最後にすごいオチがありました.
2つの事件が平行して起きているのですが,読み進めても全くリンクしていない様に見えるので"あれ?"とか思いながら見ていましたが,なるほどーって感じです.

いやーやられました.

20061204

林 譲治のウロボロスの波動

これ先日の記憶汚染と同時に買っていたのですが,かなりハードな感じのSFです.この人の中ではAADDシリーズとか言うらしいのですが(連作短編)
設定からしてもう理解不能なのでその辺は気にしないことにして読み進めていくと結構読みやすい.

本当原理とか考えると難しいですよねハードSFって.

20061121

林譲治の記憶汚染

林譲治さん,実は全然把握できていないのですが,今調べたらガンダムのノベライズとかやってた人なんですね.なるほど.
この本は近未来SFで,ウェアラブルコンピュータ(ワーコン)が発達した世界の話なんだけど,途中で古代文明の話とか絡んできちゃってこのままトンデモな方向に?とか思ったらギリギリのところで踏みとどまっている感じでした.
根強いな古代文明.とか思いました.

20061117

村上龍の日本経済に関する7年間の疑問

村上龍が主宰しているサイトにJMMというのがあるのですが,そのメールマガジンに載せていた週刊レポートを再構成した本で,JMMのメールマガジンをちょくちょく見ているので読んでいる物も少なくはないのですが,テーマ別にまとめてあると違う味わいというかそんな物を感じます.
読んでみるといろんな所に気づきみたいな物があって,特に村上龍のように言葉を商売にしている人から見た政治・経済というアプローチは他の人には無いと思います.
経済のことや政治のことを抜きにして,エッセイとして読んでも面白いんじゃないかと.

20061116

村上春樹の「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

期間限定で復活した村上朝日堂ホームページでの質疑応答集(何か表現が違うけど)
そのメールの返信からは村上春樹と言う人柄が伺えてくるのが本当に素晴らしい本だと思います.
質問も偏っていないところが良いんじゃないかと思います.

20061112

飛浩隆のグラン・ヴァカンス—廃園の天使〈1〉

これは何というか,今まで読んだことのないタイプのSFなんじゃないかと,
コンピュータ上に展開された仮想の楽園で暮らすAI達の話なんですが,そもそもそんなことどうやったら思いつくのかと.
世の中にはまだまだ面白い本があるもんだと,妙に感心しました.

20061106

筒井康隆の佇むひと—リリカル短篇集

筒井康隆の短編の中でもリリカルなもの(なんだそれ)が集められてます.
やっぱりほとんど読んだことのあるものなんですが,こうやって集められるとまたちょっと違った趣があっていい気がします.音楽で言うところのバラード集みたいなイメージですかね?
"母子像"なんかは最後にずんとオチまで利いていて,本当に驚きます.

20061026

柳広司のはじまりの島

柳広司って誰?って僕今でも思っていますが,この本は"ダーウィンがビーグル号でガラパゴスに行ったときに実は殺人事件が起きていた."と言う設定の話なんですね.
それを除けば本格推理で言うところの"孤島もの"って奴ですね.

しかしこの人に関する情報ってあんまり出てこないですね.何してた人なんだろう.

20061024

筒井康隆の夜を走る トラブル短篇集

最近本を余り読んでいなかったのはポケモンで遊んでいたからなのですが,まぁぼちぼちまた本でも読もうかと思っておりますが.
これ,"新発掘短篇「人類よさらば」も収録。"ってあったんで買ったんですが,ショートショートでした.
いや,買う前にちゃんと確認すれば良かったんですがね.
トラブル短編集と言うだけあってトラブルに巻き込まれる話ばっかりなんですが(当たり前)
ほとんど学生時代に読んだ物だったので懐かしかったです.

20060916

綾辻行人・佐々木倫子の月館の殺人(上)(下)

唐突ですがこの本の下巻は今年の7月に発売されたのですが,何故か僕の周りの本屋さんから上巻が無くなってしまい,と2ヶ月ほどずーっと探しまくっていたのですが,昨日虎ノ門の本屋さんでふと見たら置いてありました,しかも第一刷が・・・・.オフィス街では人気無いんですかね?

と言うことはさておき,ぼくずーっと勘違いをしていて綾辻行人の本(もう刊行済のやつ)を漫画化したのかと思ったらそうじゃないのですね.いい訳をさせてもらうと綾辻行人の○○館の殺人ってやつ覚えきれないんです.僕.
で,ちゃんと綾辻行人のストーリーになってるし佐々木倫子の漫画にもなってるというこれ編集者頑張ったんだなぁとちょっと感心しました.

梶尾真治の未来(あした)のおもいで

なるほど,どう読んでも梶尾真治という感じのこの本です.この人のタイムトラベル物はタイムパラドックスが起きそうで起きない,みたいな感じがちょっとどきどきしてしまう僕ですが.この本も"あ~なるほど~"みたいなエンディングでした.

20060914

恩田陸の夜のピクニック

この秋に映画化するらしくどこに行ってもプッシュ中のこの本.本屋であらすじだけ見て実は前に一回読んだことあるな・・・と思ってずーっと考えていたのですが図書館の海と言う本に予告編のような短編が収録されていてそれを読んでいたんだなと知ったのは昨日の夜です.
高校時代の行事の高揚感みたいな物が詰まっていて結構好きです.

20060911

筒井康隆の愛のひだりがわ

僕最初タイトルを見て"愛の向こう側"みたいな概念的な事を示したタイトルかと思ったら,本当に愛という少女が旅に出るときに左側にいる人というお話でした.
それにしても,別の人が書いたらただのお涙ちょうだい的な話になあるものを(TV化されたら主演は小さいころの安達祐実に違いない)バランス良くほかの要素も入れているというのがさすがだと思います.
あらすじに"幼いとき犬にかまれ、左腕が不自由な小学六年生の少女・月岡愛。母を亡くして居場所を失った彼女は、仲良しの大型犬デンを連れて行方不明の父を探す旅に出た。"ってありますが,泣きたい人にはお勧めしないです.そんなお安い本じゃないし.

20060910

花村萬月の百万遍 青の時代

これ,著者の自伝的小説と言うことらしいのですが,自伝だったらちょっと悪すぎだよね,とか,思ってます.
しかし,小説というか読み物としてちゃんと消化されているところはこの人の力量でしょうか?

20060905

栗本薫の第六の大罪 伊集院大介の飽食

伊集院大介シリーズで久しぶりの短編集ですが,食べ物関係の事件ばかりです.伊集院大介はちょっと前から比べるとちょっと雰囲気が変わったかなと思うこともしばしですが,相変わらず面白いし飄々とした感じはやっぱり良いですね.
栗本薫でもう一本グルメの女の人が活躍する話があったような気がしますが,なんだっけ?忘れました.

20060904

横山えいじのでじたる小学校日記

小学生向け雑誌に連載されていたらしいんですよ.これ.
とはいえ難解なSF感満載なので当時これを読んでいた(っていつ頃連載していたの?)小学生が理解できていたかは不明.

ちなみにこの方今はここでも連載中.SFだよ

20060901

ポール アンダースンの地球人のお荷物

これ何とも馬鹿馬鹿しく面白いSFなのですが,まずその星にすんでいる現地人の容姿がテディベアにそっくり(でも身長1mくらいらしい)と言う話で,且つ,昔地球人が置いていった映画を元に自分たちの文化を作り直してしまうと言う,明治時代の日本?みたいな,でも基本的な容姿が違うのでどうやってもコミカルになってしまうと言う辺りがたのしい.

ホーカシリーズとして短編が9本あるらしいのですがそのうちの6本らしいよ.

20060823

平井和正の幻魔大戦deep1~8

W-ZERO3を買ったので今まで読めなかった(PCでも読めるけどそれはちょっと勘弁なので)幻魔大戦deepを読みましたよ.
作者が自由に発刊できると言う理由で(らしい)電子ブックのみの発売なんですよ.僕としては紙の本の方が何かとうれしかったりするのですがまぁしょうがない.

で,これ幻魔大戦でおなじみの東丈がおやじ(54歳)になって活躍する話です.昔幻魔大戦に心躍らせた方は是非.
おまけとして作者のエッセイ付き(←これまたすごい)

20060808

吾妻 ひでおうつうつひでお日記

昨日待ち合わせをしているときに本屋でふと見つけてしまったんですよ.これ.
ちゃんと帯に書いてあるとおり"事件無し,波乱無し,仕事無し"な内容です.
某所ではその事に関する悪口(あれは辛口じゃなくて悪口だな)が書かれていてちょっと悲しくなったのですが,"失踪日記"が大ヒットした後なんでどうしてもそう言う評価になっちゃうのですね.

そんなことはさておきルーズソックスマニアには堪えられない一冊だと,そう思います.

あ,そうそうちゃんと中身を読めばわかると思うけど,これ書かれたのは失踪日記が出る前なんで.

鯨統一郎の月に吠えろ!―萩原朔太郎の事件簿

まだ売れ始めたばかりの萩原朔太郎がいろいろな事件を解決していくというそんなお話.
それぞれの事件を元にこの詩はできましたよみたいなオチとか毎回あってちょっと気が利いているというかそんな感じ.
それにしてもこの人の本はいつ読んでも視線がずれていて(?)面白いと思わされます.

20060802

恩田陸のロミオとロミオは永遠に〈上〉〈下〉

20世紀のサブカルチャーをちりばめつつ近未来(?)SFみたいな,そんな感じで,僕が今まで見た恩田陸の本の中で一番はじけてるんじゃないかと思います.
連載ものらしくちょっとふわふわした感じで進んでいくのも良いんじゃないかと思ったり.

20060728

小林 泰三の海を見る人

計算をするSFらしいですよ,これ.
で,本当に計算を始めたらきりがないので僕はしませんが,荒唐無稽な話だけがSFなのではなく,そこにはいろんな原理があるはずなんじゃないかと.そう言う気持ちにすらなってしまうこの本です.
ちょっと読むのに疲れましたが.

20060726

小松左京の一生に一度の月―ショート・ショート傑作選

再発みたいですねこれ.(日本沈没映画化の影響でしょう)
で,結構読んだことのある奴も多く入っていてうーんとか思うのですが,なにぶん古い本は貯めていないのでしょうがない.
で,やっぱり面白いです.
あ,この表題作は実話なんですか?いつも気になります.

20060723

[12見た聞いた読んだ-本]
闇 | 栗本薫 (20060717読んだ)

栗本薫の

毎年夏になるとハルキホラー文庫から出る栗本薫の漢字一文字シリーズ(今勝手に名前つけた)の最新作。
吉祥寺からバスで20分さらに徒歩数分というところが舞台らしいのですが、そんな人通りのないところがあるのか?とか勝手に思いながら読みました。
ホラーだから人を怖がらせるためにあるのですが、明るい顔をしていても誰にでもある闇みたいなところを書くのがやっぱりうまい人だなぁとか、勝手に思ってます。

20060722

Death note

あの,たいした理由はないのですが,昨日暇だったので本屋に行ったら目に入っちゃったんで,大人買いしました.
面白いです.これ.
どちらかというと80年前後のジャンプの色が濃く出ている気がします.(その後の冒険/勇気/友情って感じじゃない)
原作者も匿名と言うことで何かと物議を醸しているんですが,まぁまぁ誰がどう見ても新人じゃないのはわかるなって感じです.
これ読んでから映画だとちょっと辛いかも.
読みたい人は映画を先にね.(なんのアドバイスだそれ)

20060720

月刊アスキー 2006年8月号

これ,パソコン30周年記念特別号と銘打っていますが,月刊アスキーというパソコン誌はこの号で終わりなんですね.
次号からはITビジネス誌に変わるらしいんですよ.
インターネットによって,雑誌としての存在意義,特にこういう最新情報が売りの物は結構難しくなってきたとは思うのですが,ついにアスキーもかーとちょっと切なくなりました.

で,この号の内容は懐かしのマイコン,パソコンが沢山出てきて結構笑えます.
保存用として是非ご家庭に一冊どうぞ.

20060719

岬兄悟/大原まり子編の笑壺-SFバカ本ナンセンス集

SFバカ本っていうシリーズの存在は知っていたのですが,初めて読みました.
僕のイメージだと岬兄悟/大原まり子は二人とも若手って思ってましたが・・・もう違うんですね.
と言う話はさておき,確かに笑えるSPがとんとんとんとんと並んでいて読んでいて思わず笑います.いや,本気で.

麺通団の恐るべきさぬきうどん―麺地創造の巻/麺地巡礼の巻

あのー実は九州出身の僕ですが(全然実はっていうことではない)うどんすきなんですよ.
で,数年前から読もうと思っていて読めなかったこれ読みました.

うどん食べに行きたくなるのですが,ただでさえ方向音痴の僕のこと,確実に行き着けないと思われる地図しか書いていないため,詳細なガイドブック所望します.

しかし本当に讃岐ってうどんやだらけですね.

20060705

田中 哲弥ミッションスクール

なんだか最近読んだ本の表紙だけ見ていくとため息が出てしまうのですが,これ,かなりSFです.
しかも設定が余りにも頓狂すぎて途中見失いそうになります(自分を)
連作短編なのですが,5本ともかなりのテンションで進みます.

しかし作者のサイトのこれってどうなのよ.と思った僕です.

20060704

米澤 穂信さよなら妖精

この人の本を今まで数冊読みましたが,これ一番歯ごたえがあるというかそんな感じです.
この人の小説に出てくる高校生はみんなさわやかじゃない青春を送っていて(これは良いとか悪いじゃなくて)いっつもいろんな事を考えすぎて,ちょっと面白い.
高校生って大変だったんだなーとかちょっと思い出してみた.

20060625

乙一のGOTH 夜の章/僕の章

でまた乙一ですが,この本はミステリーの要素がかなり大きいんじゃないかと.
トリックもこの人が得意のあれなので,注意して読まないと,頭がごちゃごちゃになります.

あー後書きに書いてあったんだけどこの人まだ26なんだって.びっくり.

20060616

村上”ポンタ”秀一の自暴自伝

ポンタさんの自伝ですね.
ポンタさんと言えば昨年見に行った渡辺香津美のライブで開演前に葉巻をくわえてトイレに行ってた人というイメージの強い僕ですが.
思っていた以上にいろんな人のバックやセッションをしていた人なのだなと,ちょっとびっくり.
70-80年代の面白いミュージシャン交友録というのでしょうか,その辺結構好きですね.(本人も好きらしく結構ページを割いている)

20060614

北村薫の街の灯

久しぶりに読んだ北村薫は大正ロマン(?)でした.大正時代というのは作家のイマジネーションを刺激するんですかね?やっぱり.
登場人物もなんというかかわいらしく,謎の運転手別宮さん(この本の中では過去があかされない)も気になる.
続き出るんですか?

20060613

筒井康隆の小説のゆくえ

エッセイ集なんですが,断筆宣言の前後からバラバラと時系列を無視して集めてきているのでちょっと面白い.
この人のエッセイはいつ見てもすっとしますね.
本当昔のSFの人は楽しいです.(そんなまとめ?)

20060602

[12見た聞いた読んだ-本]
ZOO | 乙一 (20060527読んだ)

乙一のZOO(1)(2)

乙一さんって長編だとピンと来ないんですが,短編だとすごいパワーですね.
昔の筒井康隆に似た感じもありますね.
面白すぎて読み続けてしまいそうな気もしますが.

20060527

原りょうの私が殺した少女

ちょっと前に読んだ法月綸太郎の”一の悲劇”はこれに影響を受けていると書いてあったので読んでみましたが,うーんなるほど,似ている.
しかし,最後の数ページまで犯人がわからなくてドキドキします.
やられたーみたいな,感じでした.

20060525

法月綸太郎の二の悲劇

これまたすごいトリックでどっかーんとやられます.
しかし,最後の最後にそれってどうなのよとか思ってしまうのはこういうのを読んではいけないんですかね.
いやーでも他のも読んじゃうけど.

20060522

栗本薫の夢幻戦記(15)

なんだかこのシリーズもあっという間に15になっていますが,やーっとお話が動き始めましたよ.
と思ったら,魔界水滸伝に似た感じになってきている・・・
いやーこの先どうなっちゃうんですかね.
次も早くでてくれると良いのですが.

20060518

法月綸太郎の一の悲劇

新本格ミステリーの人ですよね法月綸太郎って
この本は読んでいて犯人候補が次々と変わっていくのでちょっと面白い.

しかし京都大学の推理小説研究会ってすごくないすか?

20060517

西島大介のアトモスフィア(上)(下)

この人最近SF界で話題になっている(らしい)ひとなのですが,そう言えば僕が持っている本の絵とか書いてるかもとか思って買ってみました.
シンプルな絵で淡々とストーリーが進んでいくのですが,最後の最後でそうなるとは・・・と,思わず笑いました.
最近読んだどの本よりもSFっぽいかもしれません.

20060514

村上春樹のシドニー!(コアラ純情篇)(ワラビー熱血篇)

実はスポーツに全く(本当に全く)興味のない僕はオリンピックを満足に見たことがないのですが,村上春樹の目を通してみるオリンピックはなかなか面白く,興味深い.
読後に"あ,オリンピックを直接見に行くのも悪くないねー"とかうっかり思ってしまった僕でした.

20060511

桜坂洋のスラムオンライン

この人もライトノベル(って一体何なんだ)のフィールドで活躍している人らしいです.
ゲームの好きな大学生の話ですが大学生特有のけだるい感と若さが変な感じに(今の僕から見れば)同居している感じがなんとも.
なにぶん格闘ゲームしないんでゲームの描写になるとおうってなっちゃいます.僕.

20060509

鯨統一郎のミステリアス学園

この本に関しては何を書いてもネタばらしになるので,内容に関しては書けないのですが.
一言で言えば最後に筒井康隆のエディプスの恋人っぽくなってしまうという.
これ,ミステリーというかSF?

20060503

井上夢人のもつれっぱなし

この人の本は特殊な仕掛けがしてあることが多いのですが,この本は男女の会話のみ(地の文がない)状態で進んでいきます.
で,いろんな事を証明(?)していくんですが,会話のみと言うことを利用した仕掛けもあって"やられたー"と思わされます.
この人の本はどれを読んでもすごいっすね.

20060502

梶尾真治の美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇

うーん梶尾真治ってかんじの短編集.
以前に他の短編傑作選も読んでいるのですが,今回のこれが一番"黄泉がえり"が好きな方には受けるのかもとか勝手に思いました.
僕はフランケンシュタインの方程式が一番好きなんじゃないかと思ってますけど.

20060501

田中哲弥のやみなべの陰謀

何でか知らないが,7年前に書籍化されたときには電撃文庫(ライトノベルで有名なところですな)から出ていたこの本ですが.(と解説に書いてあった)
内容的には確かにハヤカワの方がしっくりくるなとそんな感じの内容で,この人なぜか知らないが何年も作品を出していない(らしい)ので,もうちょっと読んでみたいなーと思いました.

20060425

山田正紀のミステリ・オペラ

これ上下に別れているので,結構読むのに時間かかっちゃいました.
単純なパラレルワールドの話かと思ったら(単純なパラレルワールドって何?)後半になるにつれて,いろんな要素が動き出してどんどん複雑になっていってちょっと面白いです.
危篤状態から立ち直ってこれを書いたと後書きにありましたが,作家という人達はすごいですね.本当.

20060419

恩田陸の黒と茶の幻想(上)(下)

大学時代の同級生4人が40前にY島(明言はしていないのですがおそらく屋久島)に旅行に行く話で,1章ずつそれぞれの一人称の形で語られていくのでなんか面白い.
作者と同年代の話だからなのか妙にリアルな感じがしますね.

島の様子も結構ちゃんと書かれていて,観光案内的にも.

20060416

米澤穂信の春期限定いちごタルト事件夏期限定トロピカルパフェ事件

しかし,すごいタイトルの本ですが,読んでみました.
小市民になることが夢の高校生の話です.といわれても全然わからない.
創元推理文庫に入っているくらいなので,推理小説なんですよ.
タイトルとか表紙の絵からそうぞうするよりもゴリっとした読み応えでした.

20060413

究極のSF―13の解答

かなり昔に出た本らしいのですが,SFの偉い人(古典SFと言われる物を書いた人達)が,編者から与えられたテーマに沿って書いた短編集.
面白いんだけど密度が濃いというか,さーっと読めないのでちょっと時間がかかってしまいました.

20060403

神林長平の小指の先の天使

結構読んでる神林長平ですが,連作短編って感じですねこれ.
言葉遊びが多い感じではなく,ちょっと変わって寂しい感じのストーリーが並んでいますね.

僕が読んだのは文庫の方ですが.

20060330

岡嶋二人のそして扉が閉ざされた

僕はこの人の本を読み出したのが遅かったので(解散してから読み始めた),読みこぼしている本が結構あって,本屋で見かけるたびに買うのですが,これまた本屋に置いてない本が結構あってこの本みたいに結構前に出ているのに今更読むってことがあります.
でこれ,簡単に言うと密室推理なんですよ,なんでそんな発想になるかなーとか思ったりもしますが,そーんなに不自然じゃない.
あ,がーんっていうどんでん返し付き.

20060329

村上春樹と安西水丸の「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

これ数年前に出た「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?の続編ですね.
内容はいろんな人の質問に村上春樹が答えるとただそれだけなんですが,今回は台湾と韓国からの質問にも答えるという太っ腹っぷり.
どんなくだらない(良いに見える)質問に対しても真摯な答えをする姿勢ににちょっと感心しました.

ちなみにメールを受け付けていた村上朝日堂は期間限定で復活中

横山えいじのマンスリー・プラネット

なんだか最近は本が廃刊になるのが早くて,2000年に出た本なんかもう売ってないかも・・・とか思ったら,アマゾンであっさり買えました.
これも梶尾真治が解説を書いているのですが本当に横山えいじのことが好きなんだなぁと思わせる解説でそれも.
内容はスペースどたばたSFなんですよ.途中からページ数が変わってちょっと長めになりますが,僕は1ページの方が好きかも.

20060322

梶尾真治のもう一人のチャーリイ・ゴードン―梶尾真治短篇傑作選 ノスタルジー篇

梶尾真治の傑作選でノスタルジー篇ですね.このシリーズは以前ドタバタ篇を読んでいたのですが,そっちとはがらりと変わってしっとりとした感じで全編進んでいきます.
とは言え同じ人の書いている物なので随所に"おお,この人っぽい"ってのが出てくるわけですが.

20060321

先日買ったで挿絵&マンガを書いていた横山えいじご町内回覧板

ひたすら回覧板と町内会ネタだけで邁進していくという,恐ろしくもステキな一冊です.
絵的には小さい足の絵ですね.あーんまりメジャーじゃない人なのですが,解説はちゃんと梶尾真治が書いていたりするので,それも楽しみの一つかと.
こういうの好きなんですよ.僕.

20060316

梶尾真治のヤミナベ・ポリスのミイラ男

SFコメディですこれ,最初から最後まで"面白い~"って言うので引っ張って行ってます.
最後のオチに至るまで昭和の頃の(なのかな?)SF界の良いところがぎゅっと入ってる気がしてうれしくなります.
横山えいじのイラストとマンガも僕はかなり好きです.

20060315

山田正紀のエイダ

中身的には僕が好きな頃の(7-80年代?)の日本SFの感じですね.パラレルワールドで宇宙で宗教で古い話も下敷きにしてという感じです.
この人の本は最近読むことが多くなったのですが,やっぱりこのころのSFの人の作品は面白いっすね.僕が好きなだけかもしれないけど.

20060302

.fla―Idea of Flash Creation

あのー,特に言うこと無いんですが,このブログを始めるきっかけだったモイモラ主宰のサウナマンさん(←自分大好きコンテンツクリエイター)から誕生日プレゼントに(本当は違う理由なのですが)もらいました.
Flashというおもちゃを手に入れることにより,発想を自由に広げることの出来た人(もちろん世の中には出来ない人もいるのですが)達がよってたかって書いた本って感じです.
僕みたいな昔からじみーなプログラム書いてますーみたいな人から見るとすげーなって思うこともしばしば.
Flashのネタ本としてどうですか?

20060301

乃南アサのあなた(上)(下)

これも移動中時間があったんで買った本なんですが,ホラーと言うよりは,犯人捜しの要素が多いような気がします.僕としては.
文体も面白い感じになっていて,一人称なんだけど別の人の視点で心理状況が語られるという,ちょっと途中で混乱しかけました.

20060228

花村萬月の狼の領分

旅行中手持ち無沙汰だった僕がまず読んだこの本.
以前に読んだなで肩の狐の続編.
木常と蒼ノ海の珍道中というと微笑ましいけどなかみはちょっとあれですよ.

この人の本はいい加減怖いので読むのを止めようと思うのですが,本屋でうっかり買ってしまうのですよ僕.

20060222

菅浩江の 夜陰譚

この人の本を読んでいるといつも思うのですが,静かなんですね,文体が.その感じが心地よくて結構別の本を探しても見つからない(笑)と言う辺りが結構あれですが
SFの作品を元々結構読んでいたのですが,これはSFじゃなくてホラーというか怪談って感じですね.
読み終わった後も静かーにこわい感じがなんとも.

20060220

飯田 譲治,梓 河人のアナン、(上)(下)

これ,次から次へとストーリーが進んでいっておよよよよって感じなんですが
ホームレスが子供を拾って育てるという荒唐無稽な話が思ったよりもすっと入ってくるのでおもしろいですね.

最近思うんですけど,小説中で一人称と三人称が混在しているのが増えてません?

20060214

村上春樹の意味がなければスイングはない

この人のいろんな物の見方には常々驚かされることが多いのですが,最近評論という名の下にだらだらと個人的な感想を書き散らかす人が多いことを考えると,”個人的な主観である”ことをうたっているこの本は僕好感を持ちます.(っていうか村上春樹の書く文体が好きってだけの話もありますが)

これ発売されてすぐに買ったのですが,どうしても他の本を読んでしまっていて後回しになっていました.
こういう本って落ち着いている時じゃないと読むの難しくないですか?

20060208

筒井康隆の銀齢の果て

久しぶりの様な気がしますが,筒井康隆の新作ですね.
老人版バトルロワイヤルですね.
と一言で言うのは簡単なんですが,もともとこの人の持つスプラッタ感,ドタバタ感みたいなものが老人+殺し合いと言うテーマにぴったりあってしまって,意外と不快感みたいなものは無いです.
この人の近所での殺し合いと言うテーマで言うと三丁目が戦争ですと言う名作があったわけですが
それを越してるかもと言う感じです.
最近老人ものが多いのはやはり著者本人がもう老人の域に達しつつあるってことなんですかね.

20060205

しつこいくらいに読み続けている北野勇作の北野勇作 動物図鑑 1-6

これその1の"かめ"から"とんぼ","かえる","ねこ","ざりがに","いもり"と6冊続いているわけです.
それぞれに折り紙が付いているので,読んで楽しい,折って楽しいと言った感じでしょうか.
しかしこの人のSFに動物を持ち込む力はすごいなぁと相変わらず思います.
とは言え現在出ている本はあらかた読み尽くしてしまった僕なのですが.

20060203

北野勇作のハグルマ

これ,角川ホラー文庫なんですが,ホラーなんですよ.
なんですがこの人特有のどんどん場面が展開したり現実と虚構が入れ替わりの速さに目眩がしそうになります.

 

20060128

北野勇作の空獏

タイトルの通り獏の話です.
毎回書いていることではあるのですが,この人らしいほのぼのとした文体の中にすごい物が詰まっていると,そんな感じで進んでいきます.
それと気を付けて読まないと,場面というか居場所が変わっていくので注意をしないと話しについて行けなくなります.
最新刊らしいよ.

20060125

[12見た聞いた読んだ-本]
イカ星人 | 北野勇作

北野勇作のイカ星人

2002年に出た本らしいのですが,もちろん初めて読みました.
相変わらずほのぼのとした語り口なんだけどちょっと怖い感じのSFですね.
しかしイカってどうよ,イカ.
そんなことを思いながら読んでいましたが,イカソーメン食いたくなりました.
最近美味いイカ食ってない気がします.(ってホントは全く関係ないな)

20060119

花村萬月の猫の息子―眠り猫〈2〉

これちょっと前に眠り猫を読んでいて,すでにこの本は新書で出ていたのですが,読むのをすっかり忘れていて
この間本屋で見つけたので買いました.
それにしても,この人の本は僕の知らない世界を見せてくれるので,どきどきしますね.
なんだかDVDも出ているらしいですよ.
あ,そうそう花村萬月さんはうちの近所に住んでいるらしいです(玄関に銃弾を撃ち込まれた事件で知った)

北野勇作人面町四丁目

あいかわらずの(ってこれ結構前の本なんだな)北野勇作ワールド全開でお送りしている本.
しかしこの人の頭の中には,この本のビジョンが浮かんでいるんですかね?
たまーに突拍子がなさ過ぎて画が浮かばない描写もあったりして,本人に聞いてみたいです.
いや,本当に.

20060111

またまたレイ・ブラッドベリのスは宇宙(スペース)のス

もうここまで来ると好きにしてくれと思う方も多いでしょうが,一応読んだので書きます.
しかし真似されていない部分がないと言っても過言ではないくらい,いろんな人に影響を与えていることが発覚(・・・遅すぎ)
昔の本も楽しいですねと久しぶりに再確認をしていますよ.まだ.

20060105

レイ・ブラッドベリのウは宇宙船のウ

原題は"R is for Rocket"なんですが,これを"ウは宇宙船のウ"と訳すってすごいよねーとか,多分30年前から語り尽くされたであろう事を思う僕なんですが
どっかで読んだことあるなーとか思ったらこれ萩尾望都が漫画化してたんですね.
 

20051230

小川一水のこちら、郵政省特別配達課!

またまた小川一水なのですが
この本はそもそも"こちら郵政省特別配達課"というのと"追伸・こちら郵政省特別配達課"の2冊に別れていて前者の方がしばらく手に入らない状態だったのですが,このたび2冊をまとめてお得にパッケージングって感じですかね?
タイトル通り郵政省の特別配達課という仮想の部署をめぐる話で前半と後半は話の質が結構違います.
SFじゃないですよ.これ.

栗本薫の女郎蜘蛛―伊集院大介と幻の友禅

今年は2冊目の伊集院大介シリーズなのですが,これまた京都が舞台になってまして,サブタイトルを見ればわかるのですが友禅の着物をめぐる愛憎劇と言った感じでしょうか?
しかし,長い.
長いのは楽しくて良いのですが,本が重くて気軽に読めないんです.

20051225

小川一水疾走!千マイル急行(上)(下)

最近この人の本を見つけたら買っていますが,どれを読んでも上手いというか,本当にSF好きなんだこの人という感じの期待を裏切らない本です.
この本は,タイトルの通り千マイル急行(シベリア超特急みたいなもんか?)が疾走していく話なんですが,最初のどんでん返しに始まり,お約束の敵の襲撃もあり,最後にまたどんでん返しありと,どどどっと読んでいけます.面白いです.

20051224

筒井康隆ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集

数年前から出ている新潮文庫のテーマ別自選集の新刊です.
解説を河合隼雄が書いているのも素晴らしいのですが,僕が一番好きだったんだけどしばらく手に入らなかった薬菜飯店が収められているのが素晴らしい.
と今チェックしてみたら,薬菜飯店から結構この本に収められているみたいです.

20051223


恩田陸のねじの回転―February moment(上)(下)

過去にさかのぼり歴史を変えると言うことを何故か国連がやっていてそこにいろんな要素が絡み合うというタイムパラドックスもののSF.
とは言えどちらかというと2・26事件の史実に関与すると言う内容なので,あーんまりSFSFした感じじゃないんですね.
恩田陸さん引き出しおおいなと思う本.

20051219

レイ・ブラッドベリの華氏四五一度

これ解説を見たら1950年代の作品だったんですね,
書籍が禁止されている世の中という設定が面白く,しかも自分以外の人がどんどん浅はかな奴に見えていくという結構自分勝手な主人公の話だったりもします.
ブラッドベリ面白いなぁやっぱり.
でもやっぱり売ってる本屋が少ないなぁ.

20051215

レイ・ブラッドベリの火星年代記

そういや,SF古典ってあんまり読んでないなーとか思い(田舎の本屋にはハヤカワが少ないんです)最近結構読んでいます.
これが書かれた頃からすると今はもうとっくに未来な訳ですが(当たり前か)2000年はとっくに火星に行っていることになっていますが,21世紀ってまだまだだよねー.

20051204

栗本薫の夢幻戦記14

最近発刊のペースがとみに落ちた夢幻戦記ですが,ちゃんと続いていたらしいのです.
中を読めば完膚無きまでの栗本薫ワールドでさらに新撰組の史実ともあっているところが相変わらずすげーなーこの人って感じです.

しかし角川春樹事務所は最近文庫の数が減ってきてるような気がするなぁ,廃刊になった他社の文庫を沢山収めててすきなんだけど.


平井和正超人騎士団リーパーズ

本屋の青い鳥文庫コーナーでふと見かけて,覚えのないタイトルだったので買ってしまったのですが"超革命的中学生集団"を改題したものでした,やられました.
とはいうものの1970年代に書いたものを2003年に復刊するために,中身を結構書き直して,21世紀ならではの時事ネタもちりばめられてます.
いやー平井和正,最近電子出版が多くてねぇ,そのためにPocketPCを買おうかと思ってしまったくらいの僕です.

20051129


リリー・フランキーの東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

これ,なんだかすごい勢いで売れているみたいなので特に何って訳じゃないのですが
"おまえのような人でなしはこれを読んで心を入れ替えろ"と友人のI嬢が貸してくれました.
この本が売れている訳がわかった気がします.

20051128


細野 晴臣,北中 正和による細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING 平凡社ライブラリー

細野晴臣が幼少の頃から90年代初頭までの半生をインタビュー形式で語ると言った趣の本.
これ見てまたびっくりしたんだけど,YMOのころっておじさんおじさんってイメージが強かったんですが,まだ30代の前半なんですよねー.
それにしてもこの人のスピリチュアルに(江原って言う人とは関係ないよ)生きる姿勢も見られて,面白い1冊でした.

20051117

テア・フォン ハルボウのメトロポリス

これ,最近本屋さんに言ったら再発売で平積みになっていたので買いました.
80年代のテクノ雑誌なんかではちょくちょくこれの映画についてふれられている事も多かったので,"読まなきゃー"とか思ってたんですが(ってことは20年越しか?)
で,読んで初めて知ったのですが,映画のノベライズなのですね.
難しかったです.僕には.

20051115


岡嶋二人のあした天気にしておくれ

しかし,テレビが無くなった所為ですごい勢いで本を消化している僕だったりしますが,
岡嶋二人です.
デビュー作らしいのですが,やっぱり面白い.トリック自体はシステムが変わったために現在は成り立たないらしいのですが,そう言った話抜きにしても良いですねと思います.
と思ってよく見たら昭和50年代に書かれたらしいです.

20051110


いしかわじゅんの東京物語

7月くらいからちょっとずつ再発売していまして,このたび最後まで出た訳ですが
80年代の後半から90年代の頭って確かに世の中がみんなこんな感じに浮ついた感じだったなーとかちょっと懐かしく思います.(とは言え僕は田舎の学生だった)

20051109


Andy Hertzfeldと言う人によるレボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏

アップルコンピュータの一番最初のマッキントッシュの開発秘話(って本になったからもう秘話じゃないんだけどね)を集めた本です.
80年頃のコンピュータってこんなんだったんだーってのが見られてきわめて面白いです.
そういや僕も20代だった頃ハードの設計してたなーとか思い出して"あーそうそうトリッキーなことやると後で痛い目見るんだよねー"とか妙に感心しながら読み進めました.

それにしても20年以上前からスティーブジョブスのパフォーマンスは素晴らしかったんだなーと妙に関心.

20051102


栗本薫で狂桜記―大正浪漫伝説

作者は幼少の頃かなりお嬢な暮らしをしていたらしいのですが,やっぱりそう言う暮らしって作品にも生きるんですね.と言うくらい金持ちの話.
しかし,金持ちって金持ちと言うだけで苦労もあるんだなぁとか妙にしみじみしてしまう僕は大人としてまだまだかもしれません.

20051027


山田正紀の渋谷一夜物語

これ"しぶやんないと"と読みます.
山田正紀は僕の中ではSF作家のイメージしかなかったのですが,この本は連作短編集でベースはホラーといった感じでしょうか?
ある作家がオヤジ狩りにあって,作家であることが相手にばれ,面白い話をしてくれたらここは見逃してやる.と言うわけで話し始めたと言う設定もなかなか.

20051020

[12見た聞いた読んだ-本]
猶予の月 | 神林長平(20051018)


神林長平の猶予の月(上)(下)

これ,なんだか難しかったです.
5回くらい読まないと理解できないかも(解説を読んで初めて意味がわかった)
この人の本は言葉の選び方が本当にはっとさせられることが多いすね

20051019


新井素子の季節のお話

ずいぶん前に出た本らしいのですが,後書きにもあるとおり,B4サイズの本だったらしく,余り人目に触れることもなく長らく絶版となっていたらしいのですが,このたび復刊ドットコムでのリクエストにより復刊されたみたいです.
あー新井素子の本だーと一読してわかる内容(および文体)
しかしこの人は高校時代から書いていることが何も変わらない,すごいっすよ.

20051005


東雅夫 編による血と薔薇の誘う夜に―吸血鬼ホラー傑作選

吸血鬼にまつわる短編を集めたアンソロジーですが,日本にも結構吸血鬼の話って沢山あるんですねとか,妙に感心してます.
江戸川乱歩なんかはやっぱり今読んでも迫力ありますね,怖い描写は全くないんですが.

20050929


梶尾真治のクロノス・ジョウンターの伝説

梶尾真治といえば黄泉がえりですが
この小説は,タイムマシン(正確には"物質過去射出機")で,過去に戻れるという話で,今までのタイムマシン物と違い,主人公達はタイムパラドックスとかその辺は余り考えずに行動をしていき,さらにそこに時間の紙(クロノス)の意志を感じるといった感じになっていて,あーこういう手があったかーってかんじ.

20050928


星新一のふしぎな夢

これまた星新一の比較的子供向けというか,そう言った短編を集めたもので,
"あーそう言えば子供向けのSFってこんなんだったなー"と懐かしく思い出します
しかし,亡くなってからも未文庫化の物が結構残ってるもんですね.

そうそう,これの解説は松本大洋でそれもなかなか.

20050924


星新一の天国からの道

なんだか最近星新一の文庫化が立て続けにあるのですが.
ついつい買ってしまう僕ですが.
解説も新井素子でそれもお楽しみと言うことか.

20050918


村上春樹の東京奇譚

この間知人と"あ,村上春樹の新刊が出るねー"と言う話をしていて,最近村上春樹の前の本を読み直すことも多かったりするので気づかなかったのですが,新刊は(おそらく)1年くらいぶり?になるんですね.
奇譚と言うだけあって不思議な(この人の話で不思議じゃなかった試しがないのですが)話満載です.
買ってきて一気に読んでしまいました.
なんかもったいない無いことをした気分です.

20050908


貫井徳郎の殺人症候群

ここんところ読み続けていた症候群シリーズの3番目で最終巻.
ミステリーなので細かいところは言いませんが,まぁ今回も2つの事件が微妙に絡まってそれに併せてちょっとずるいトリックであれ?みたいな.
ちょっと厚いので読むのに手間取ってしまいました.

20050831

貫井徳郎の誘拐症候群

この間読んだ失踪症候群に次ぐ症候群シリーズの第2弾.
同じメンバーが超法規の力を使って事件を解決します.(うーん,こう書くとお安いな)
とちゅうで,ああの人が犯人かな?と思ったら,お?みたいな,そんな感じです.

20050829

菊地成孔CDは株券ではない

これbounce.comというサイトに連載されていた,菊地成孔の連載を書籍化した物なのですが,売り上げを予想するのだが,ほとんど当たらないが,解説がいつもの菊地文体なのでずるずると読み続けてしまうと言う本.
それにしても今ってCD売れてないのですね.

20050825


貫井徳郎失踪症候群

この人の小説も初めて読むのですが(最近本当に平積みの本ばっかり買っている)
ハングマン(と言うドラマが80年代にありましたね)のような,ちょっと面白い設定になってます.

症候群3部作をまとめ買いしたので,後2冊あります.

20050823


小川一水老ヴォールの惑星

日本のSF作家に珍しい古典SFの形態を持った小説で.ぼーっと読んでると昔のSFを読んでいるような(多分著者が相当好きに違いない)錯覚に陥ります.
その割に古典落語のようなきっちりしたオチなんかがあって初期短編集なのに良くできてる感じです.

20050822


筒井康隆のポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集

こういう感じの自選集が結構出ている筒井康隆ですが,結構買っちゃいます.
がしかし,今回のこれはちょっと力の入り方が違うような(出版社の力の入れ方なのかもしれないが)
表題作のポルノ惑星のサルモネラ人間のフィギュアを作ったり(挿絵代わりに使われている)して,なんだかとても文庫の企画とは思えない豪華さ.

あ,僕のお気に入りの"イチゴの日"が入っているのがうれしかったですね.

20050816


高田ケラー有子の平らな国デンマーク―「幸福度」世界一の社会から

数年前に僕の中でエコノミーブーム(経済の方ね)がありまして,その時に村上龍主催のJMMを読み漁ったり,メールマガジンを購読したりし始めたのですが,
そのJMMメールマガジンに連載されていた高田ケラー有子さんのデンマーク現地レポートという感じをまとめた本です.
内容は,高田ケラー有子さんが実際に体験したことや(出産とか育児とか)がベースになっているので,日本との比較も生活に密着していてわかりやすいですね.

20050811


新城カズマのサマー・タイム・トラベラー1/2

なーんか最近こんな感じの本を読んでるなーとか思ったら,夏休みで本屋の平積みのところがみんな学生向けになってるんですね.
で,これもまた高校生のグループが一夏をタイムトラベルの研究に使うといった内容で"うー高校生楽しそう"といった感じ.

20050807


北野勇作どーなつ

この人の本を読むのは2冊目なのですが,SFなのだが童話的なといったちょっと不思議な触感の本を書く人というイメージです.
タイトルがタイトルなので買うときに尻込みしますが・・・

20050805


米澤穂信の愚者のエンドロール

嗚呼,一つだけ言わせてください.僕が買ったのは角川文庫版なので,表紙が全然違うんです.
それはさておき,これですね数日前に読んだ"氷菓"の続編というかそれと同じシリーズ.
軽い読み口の推理物ですね.

20050803


米澤穂信の氷菓

折山君をはじめとする古典部のメンバーが織りなす青春グラフィティーって感じでしょうか?
しかしこの高校文化部が異様に充実していて良い感じです.

20050731


小野法師丸コラム息切れ

このかたもデイリーポータルZのライターの方で,この本では何故か鎧を大フィーチャー.
しかし,コラムのこのベクトルのずれ方はなんなんだろう.きになるー.

20050728


@ニフティの名古屋の不思議

僕のお気に入りサイト@nifty デイリーポータルZのライターが名古屋に行って,珍しいとか名古屋すげーと思ったことを紹介すると,言ってしまえばそれだけの本.
僕は常々これを書いているライターの方々とツボが近いなと思っているので,これ買いました.

所変わればっていうのはこういう事なんですね.とは思いました.

20050720


花村萬月のなで肩の狐

いやー相変わらずハードボイルドというか,ヤクザ物ですね.
厳密には元ヤクザなのですが,最後になってカーチェイスとか出てきちゃってちょっと面白いです.
相方の蒼ノ海もかなり良い味だねー.

20050719


恩田陸の図書館の海

最近文庫になったこれですが
今までの長編のサイドストーリーや,単独に短編として発表された物を集めた本らしいです.
全体的にふわふわした感じで読んでいて心地よいと感じます.

あ,そうそう,いま新潮文庫の夏の100冊の中から2冊買うとでブックチャーム(しおりみたいなもんか)がもらえます.
欲しい.

20050714


首藤瓜於の事故係生稲昇太の多感

首藤瓜於という方は『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を取ったらしいのですが,この『脳男』というのが近所の本屋で平積み(こればっかだな)になっていたので,買ったら,なんだかサスペンスなんだけど主人公の設定が面白いみたいな,そんな本だったのですが.(何よりもタイトルがすごいのですが)
この本は生稲昇太(警察官)の日常を淡々と(あくまでも淡々と)つづってます.そのすかしっぷり(心地よいのですが)読み終わってびっくりしました.

20050711


恩田陸劫尽童女

恩田陸なのですが,平積みになっていたので思わず買ってしまった僕ですが
途中のイメージが意外と花村萬月の紫苑と似ていてちょっととまどいました..

20050630


殊能将之の鏡の中は日曜日

会社近所の本屋(今日閉店するらしいよ)でこの本が平積みになっていまして,この人の名前を僕初めて知りました.
造りは本格ミステリー(なのだな,多分)でそのトリックがどっかんどっかんってかんじで
イメージ的には筒井康隆のロートレック荘事件に近いのではないかという感想を持ちました.

2本立てで(内容的には4本といっても良いのか?)ちょっとお得な感じで面白い.

20050615


菊地成孔・大谷能生の東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編

2004年度前期に東京大学で行われた菊地成孔・大谷能生両氏によるジャズ史の講義録(らしい)
終始口語体なので,わかりやすいく.ジャズについて詳しくなった気になります.
(とはいえ音楽だから聞かないと意味がないのだが・・・)
ただの読み物としても面白いのではないかと.
そう言う意味では"憂鬱と官能を教えた学校"も楽典とか抜きに面白い.

20050612


栗本薫の陽気な幽霊―伊集院大介の観光案内

最近シリーズ物が多いのですね,この人,と思いつつも結構買っている僕ですが
多分シリーズで初めて・・・・と書きかけたのですが,推理小説なので書きませんが
ずーっと前に出てきた伊庭緑郎なんかもでてきてちょっと肩の力が抜けた感じでしょうか

京都,暑くなる前に行ってみたいもんです.

20050603


浦沢直樹のPLUTO(1)(2)

ある日飲み屋で飲んでいると知人のS氏とO氏とこの本の話をしていまして,"是非,読み給へ"との啓示を受けたわけですが
読みました.
浦沢直樹でした.

で1巻に付属している手塚治虫の「地上最大のロボット」ですが,内容的には「地上最強のロボット」のタイトルの方が正確なのでわ?と思ってる僕です.

20050522


村上龍の空港にて

なんか久しぶりに村上龍の短編を読んだーって気のする短編集でした.
この人の小説は最近力の入った力作が多いので,こういうのを読むと意外とほっとしたりします.

20050508


またまた鯨統一郎の北京原人の日

今度もまた歴史物なのですが
今度は歴史ミステリーって奴で,太平洋戦争勃発時に行方不明になった北京原人の化石を探しながらまたいつもの歴史うんちくが語られていくという感じ.

20050507


栗本薫の接吻 栗本薫初期短編集

栗本薫のデビュー前の作品を集めた物らしいです.
この人は若い頃からうまいですねー,と思わせる作品ばかりですが.

昔の物ばかり読んでいてはいけないなーとは思っているのですが.

20050506


宮部みゆきのパーフェクト・ブルー

恥ずかしながら宮部みゆきの本を読むのは初めてなのですが(前に雑誌に載っていたのを読んだことがある)
これは著者の初長編らしいのですが,犬の視点から事件を見るというギミックもあり,すごい勢いで読んでしまいました.なんか複雑な話ですが.

20050502


恩田陸のライオンハート

ハードカバーのものはずいぶん前に発売されていて,買うかどうか迷っているうちに(何年迷っているのか・・・)文庫が出てしまったわけですが
男女二人が,歴史を超えて運命的に何度も出会う(こうやって書くと安いな・・・)というお話です.

20050427


鯨統一郎の新・世界の七不思議

これって先日読んだ邪馬台国はどこですか?と同じ登場人物+1でお届けする世界の七不思議を新たな視点で謎とくと言う内容です.

相変わらず読みやすくさくさくっと.

20050413


鯨 統一郎の邪馬台国はどこですか?

鯨 統一郎って誰なのよって思いましたが,本屋で平積みだったので買いました.
内容は"ダヴィンチコード"で売れ筋の歴史うんちくものです.(とはいえこの本が出たのは1998年だそうで)
・邪馬台国
・聖徳太子
・織田信長
などの定説をひっくり返す,といった内容です.
口語体で進むので読みやすい内容です.

20050402


村上龍の半島を出よ(上)(下)

村上龍の久しぶりの書き下ろしらしいですよ,これ.
この人の本がすごいと思うのは,ふつーに生きていれば経験出来ないことを物語の中で経験させてくれるところなんじゃないかと思っていますが.
福岡に行きたくなります.(旅行記とかそんな話じゃないよ)

20050323


菅浩江五人姉妹

この間読んだ永遠の森 博物館惑星に引き続き菅浩江の本ですが.
この方の本はやはり女性らしい観点で書かれているところが良いと思います(とは言えSFなんだが)
文体もストーリーも繊細な感じです.
表題の五人姉妹は新しい発想なんじゃないかと.

20050322


吾妻ひでおの失踪日記

これ,マンガです.

いや,むかーし"素子とひでおの愛の交換日記"という本を新井素子との共著で出していて,"あ~かわいい絵を描く人だなー"とずっと思ってましたが,本人が書くマンガの内容はもうSFだったりぐちゃぐちゃだったりで,それもまた好きだったのですね.
しかし,この本は掛け値なしに面白い,というか吾妻ひでおはしばらくなにしてるんだろーと思ったらこんな事になっていたとは・・・

吾妻ひでおを知ってる人も知らない人も本当に読むべし.

20050310


菅浩江の永遠の森 博物館惑星

これもなんだか本屋で見かけてそのまま買ってしまったのですが,久しぶりにSFっぽいSFというか
近未来の博物館の話でそこにちょっとミステリーの要素もありという感じでなかなか面白いです.
やはりハヤカワ文庫最高
というか昔の文庫を電子化してください.

20050306


山崎マキコのマリモ―酒漬けOL物語

山崎マキコという方はインターネットを中心としたライティングの活動->書籍を出版->小説家という流れで世に認知されたために(厳密には違うらしいが)田口ランディと比較されたりすることが多いのですが(実際にMYCOM PC WEBでは同時期に連載をしていた)
そのMYCOMで連載当時にスナフキンを探してという連載をしていてこれが好きだったので,この人の本を買いたい,読みたいと切に思っていたのですが,何分すごい好きと言うレベルでないので,新書は買えないのですね(<-この辺が駄目なところ).で,(多分)初めての文庫であるこの本を手に取ったわけです.
内容はまぁあれなんですが,少なくとも帯のキャッチはまるで見当違いかなと思ったりしてます.

20050305


森奈津子の西城秀樹のおかげです

会社の近所の本屋でハヤカワ文庫コーナーを眺めているときについ目にとまってしまって買った本.
しかしこの本馬鹿馬鹿しくもあり,素晴らしくもあり,というか.
確かにジャンルはSFなんですが,内容は・・・・と言うわけで,一生に数回はこういう物を読んでも良いかと思ったりしてます.

20050301


井上夢人のオルファクトグラム (上) オルファクトグラム (下)

井上夢人ですが長らく新作を読んでいなかった(とはいえこれ発表は2001年とかなんだけど)のですが,うまいなーというか,嗅覚が視覚のように感じられる様になってしまった主人公の話,というだけでなくそれをミステリーにつなげる手腕というか,その辺がおもしろくてさくさくさくっと読んでいってしまいます.
普通のミステリーに飽き足らない方は是非.

20050228


村上春樹のふしぎな図書館

(多分)久しぶりの羊男が出てくる話で,佐々木 マキのイラストなので買うしかないわけですが,装幀がちょっと凝っていて格好良い.
今回は羊男の活躍の感じが昔とちょっと違うかも,とは思ってますが,前に読んだはもう10年以上前なので嘘かもしれません.

しかし,羊男いつ見てもかわいいな.

20050217


吉行淳之介の悩ましき土地

お恥ずかしながら,この方の小説を読むのは初めてなのですが,実はかなり面白かったです.
うーんこれだったらもっと若いうちから読んでおけば良かった.と思いました.
でもあれです講談社文芸文庫高いです.

20050216


北村薫の六の宮の姫君

本屋で見つけたので読んでみましたが.
この本は読む人を選ぶというか,芥川龍之介と菊池寛の人物像と作品についてある程度の知識が無いと楽しむのが難しいようで.
その辺を抜きにして読んでもそこそこ楽しめるのですが大変でした.

20050205


ダ・ヴィンチ・コード

なんかすごい売れてるらしいです,これ.
同僚のT氏にお借りしました.
ストーリーはミステリー&推理なのですが,そのストーリーを支えるのは,多量の"へ~"なわけで,
と思って読んでたら解説は荒俣宏でした.なんだか.

20050126


村上春樹の若い読者のための短編小説案内
まず第一に僕が若くないのにどういったことだとそういう話は別として.
僕は本を読むときにストーリーを追うために深く読み込むことを忘れてしまうことが多いのですが,そんな僕への戒めのような本.
そんな話は別として作家という同業同士で本を読みあうとこういう事になるのかとそんなことも思いつつ.

20050117


また筒井康隆で文学外への飛翔

筒井康隆が断筆宣言後それまでと同じ収入を得るために始めた役者の活動についての著述を集めた本.
中学生くらいのときからちゃんとした演劇生活を送っている人だということがわかりました.

20050112


乙一の暗いところで待ち合わせ
ってこの人の本を読むのは2冊目なんでなんとも言えないのですが(っていつも何にも言ってないけど)
この方78年生まれなんだそうで,17の頃にデビューしたんだそうで.確かに文体若いなーって感じです.
ライトノベルって言うんですか?そういうのも書く方らしいです.というかライトノベルってなんなのさって話もあるけど.

20050109


筒井康隆の笑犬樓の逆襲

筒井康隆と言えば富豪刑事が今話題ですが,断筆宣言後噂の眞相で再開した連載をまとめたもので笑犬樓よりの眺望の続編にあたりますね.手放しで面白いと思います.(人を選ぶとは思うけど)

20050108


重松清のビフォア・ラン
この人の本はここ1年くらい読むようになったのですが,普通に暮らす人たちが描かれていて,結構ほっとするんですね.なんとなく.

20041226

[12見た聞いた読んだ-本]
MAZE|恩田陸(20041225読んだ)


恩田陸のMAZE

読み始めて少しして"やられたー"と思ったのですが,この本実は前にも買ったことがありました.
1年に1回やるかやらないかですが,意図せずに前に買った本をまた買ってしまうと言うことがあります.
で,ちょっとひねくれた推理小説なのですが,オチが爽快.

20041223


栗本薫の聖者の行進 伊集院大介のクリスマス

なんだかこのシリーズはずいぶん長くやっているのですが,最初の頃と様相が変わってきていて,単純な推理物じゃなくなってきてますね.
しかし,シリーズが進む毎にレギュラーが増えてくるのは結構見てる方としては覚えるのが大変で.

20041221


吉田戦車で惡い笛 エハイク2
読んだというか,見たというか,吉田戦車が俳句を詠んで,それに絵をつけて評を書くと言う,ほぼ日刊イトイ新聞で連載されている物を単行本化した物.
僕はこの人の書くマンガもさることながら,文章もかなり面白いと思っています.たのもしき日本語こちらもかなり.

20041208


花村萬月の笑う山崎

花村萬月は知人が読んでるのを見て読むようになったのですが,心してかからないと怖いです.
なんというかすごい世界が止まらないのです.
僕はうっかりサブウェイでご飯を食べるときに読んでしまいました.

20041201


ティム・オブライエンの本当の戦争の話をしよう
とはいっても僕実はティム・オブライエンさんという方の著書等をまったく存じ上げないのですが,村上春樹訳ということで,手にとってみましたが.やっぱり重かった.
なんだか社会派の人みたいだな.このチョイスは.

20041121


クラフト・エヴィング商會という方(ユニット?)によるすぐそこの遠い場所
もともと新版 クラウド・コレクターという本があり,その本の中に出てくる物について解説をしていく(と書くとガイドブックみたいだけど違う)本.
会社の同僚のA女史から借りました.

20041118


雑食度高しの読書日記ですが,既に迷走気味の夢枕獏の腐りゆく天使

"萩原朔太郎の手紙"と"腐りゆく天使"をモチーフに進む物語.
時間つぶしによった紀伊国屋でうっかり買いました.この人の話は陰陽師以外も面白いのにねー.
似たような構造の上弦の月を喰べる獅子(上)(下)も面白い.

20041116


村上春樹の約束された場所で-underground 2
アンダーグラウンドがオーム真理教によるサリン事件被害者のインタビューだったわけですが,これはオーム真理教信者(幹部じゃない一般の信者)のインタビュー.
いろいろあるわけですが,誰でもはまってしまう可能性はあるわけです.多かれ少なかれ.
やっぱりノンフィクションは力が強いのでちょっとやられました.

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