原りょうの私が殺した少女
ちょっと前に読んだ法月綸太郎の”一の悲劇”はこれに影響を受けていると書いてあったので読んでみましたが,うーんなるほど,似ている.
しかし,最後の数ページまで犯人がわからなくてドキドキします.
やられたーみたいな,感じでした.
原りょうの私が殺した少女
ちょっと前に読んだ法月綸太郎の”一の悲劇”はこれに影響を受けていると書いてあったので読んでみましたが,うーんなるほど,似ている.
しかし,最後の数ページまで犯人がわからなくてドキドキします.
やられたーみたいな,感じでした.
法月綸太郎の二の悲劇
これまたすごいトリックでどっかーんとやられます.
しかし,最後の最後にそれってどうなのよとか思ってしまうのはこういうのを読んではいけないんですかね.
いやーでも他のも読んじゃうけど.
栗本薫の夢幻戦記(15)
なんだかこのシリーズもあっという間に15になっていますが,やーっとお話が動き始めましたよ.
と思ったら,魔界水滸伝に似た感じになってきている・・・
いやーこの先どうなっちゃうんですかね.
次も早くでてくれると良いのですが.
西島大介のアトモスフィア(上)(下)
この人最近SF界で話題になっている(らしい)ひとなのですが,そう言えば僕が持っている本の絵とか書いてるかもとか思って買ってみました.
シンプルな絵で淡々とストーリーが進んでいくのですが,最後の最後でそうなるとは・・・と,思わず笑いました.
最近読んだどの本よりもSFっぽいかもしれません.
実はスポーツに全く(本当に全く)興味のない僕はオリンピックを満足に見たことがないのですが,村上春樹の目を通してみるオリンピックはなかなか面白く,興味深い.
読後に"あ,オリンピックを直接見に行くのも悪くないねー"とかうっかり思ってしまった僕でした.
桜坂洋のスラムオンライン
この人もライトノベル(って一体何なんだ)のフィールドで活躍している人らしいです.
ゲームの好きな大学生の話ですが大学生特有のけだるい感と若さが変な感じに(今の僕から見れば)同居している感じがなんとも.
なにぶん格闘ゲームしないんでゲームの描写になるとおうってなっちゃいます.僕.
井上夢人のもつれっぱなし
この人の本は特殊な仕掛けがしてあることが多いのですが,この本は男女の会話のみ(地の文がない)状態で進んでいきます.
で,いろんな事を証明(?)していくんですが,会話のみと言うことを利用した仕掛けもあって"やられたー"と思わされます.
この人の本はどれを読んでもすごいっすね.
梶尾真治の美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇
うーん梶尾真治ってかんじの短編集.
以前に他の短編傑作選も読んでいるのですが,今回のこれが一番"黄泉がえり"が好きな方には受けるのかもとか勝手に思いました.
僕はフランケンシュタインの方程式が一番好きなんじゃないかと思ってますけど.
田中哲弥のやみなべの陰謀
何でか知らないが,7年前に書籍化されたときには電撃文庫(ライトノベルで有名なところですな)から出ていたこの本ですが.(と解説に書いてあった)
内容的には確かにハヤカワの方がしっくりくるなとそんな感じの内容で,この人なぜか知らないが何年も作品を出していない(らしい)ので,もうちょっと読んでみたいなーと思いました.
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