レースの話: 2004年1月アーカイブ
AMAの合同テストをDaytonaでやっているみたいなんだけど、アメリカに3台しかないCBR1000RRのうち2台が今日クラッシュした様子。ライダーはBen BostromとMiguel DuHamelみたいでBostromは打撲、DuHamelは無事だったとこのと。
Ducati 999のEric Bostromは予選用ミシュランタイヤで1分47秒台に乗せたようでだいぶ調子が上がってきた様子。ミシュランはこのサーキットのデーターがないので心配されているけど、大丈夫みたいだね。
改造範囲の限定されているSuperstockというクラスではJason DiSalvoが04型Yamaha YZF-R1で48秒台に乗せたと出てるね。市販車とあまり変わらない状態のバイクなのにやっぱり乗る人が乗ればsuper bikeとそんなに変わらない性能が出るってことだから、普段自分たちが目にしている公道を走っているバイクって本当にとんでもないスーパーマシンなわけですな。
ちょっと話がそれるけど芳賀選手、Renegate Ducati 999でWorld superbikeに参戦が決まったそうな。今年もWorld Ducati Cupになりそうな気配だけど、彼がどんな走りを見せてくれるか本当に楽しみだね。NCR DucatiのMcCoyとあわせてスライドショーってのも面白いかも。
22日にAMAのヤマハチームがLaguna Secaでテストしていたようで、近所のレース好きが見に行って写真を撮ってきたみたいで、ここでいろいろ見られるよ。 04型の市販車R1は個人的にあまり好みじゃないけどレーサーになるとかっこいいね。そういえばMotoGPに復帰の決まったノリックも試乗してとんでもないパワーで驚いたとかって書いてあったね。1000ccのスポーツバイクは人気あるけど、彼のような世界最高のライダーの一人でもそんなコメントするくらいだから、普通の人にはノーマルのままでもオーバースペックになってしまったとしか言いようがないね。
AMAの冬場のテストは場所によっては一般の人も入れてライダーが暇なときとか話しかけたり写真取ったり、迷惑かけないかぎりかなり自由にやれるみたいなんだよね。一回行ってみたいと思うけど平日なんだよね、やっぱり。ここにも写真が出ているよ。
HondaやKawasakiがテストやってるみたいでいろいろニュースが入っているね。
SepangでテストしてたHondaチームではビアッジ、ジベルノー、玉田、エドワーズと宇川が参加して全員が1秒差以内のラップタイム出して気合い入りまくり。ホンダに戻るという話のバロスだけど、どうやら正式にヤマハとの契約を半分で終えたようでホンダレプソルで参戦するって話も入っていたね。
個人的にホンダはそんなに好きじゃないけど、それなりのラップが出せるのに来期参戦できない宇川が残念だね、やっぱり。その分玉田にがんばってほしいところ。
Kawasakiは移籍してきた中野が気合い入りまくりで元々カワサキにいたホフマンよりいいタイムを出していた。やっぱり実力の差かね???去年全然だったから期待したいなあ・・・。
みんなが注目しているのはロッシのことだと思うけどヤマハも週末にテストするようでそこで初めて青いゴロワーズカラーのロッシが見られるみたいだね。ヤマハチームはロッシとノリックがゴロワーズ、チェカとメランドリが2003と同じシルバーカラーのままになるらしい。ロッシとチェカ、メランドリとノリックが同じチームなのにカラーが混ざるのは珍しいね。
2004シーズンはAMAでDucati Austin/Corseから999を走らせるEric Bostromといえば赤牛ことRed BullカラーにペイントされたAraiのヘルメットでしたが、今日発表(ここからNewsのリンクへ)された記事によればこれからはShoeiのX-11を使うらしいです。もちろんのようにペイントはそのままってことで上の写真のようになっております。かなりどうでもいい記事っていえばそうですし、気がつかない人も多いでしょうが、そうですネタがありません。
ちょっと前にフロリダのDaytonaでやっていたAMAに出るチームに向けたダンロップのタイヤテストなんだけど、当然ここにはミシュランを使う予定のEric Bostromは参加できなかったんだよね。どういういきさつか知らないけど、これに関してEricは不満なようでこんな記事が。
要は、なんで同じリーグで俺だけ違うタイヤってだけでそんなに差別すんだ。一緒にテストすれば相手がどれくらいのペースかとかよく分かっていいじゃんってな感じなんだよね。
このDaytonaっていうサーキットは歴史がある分問題もあって、最近は高速走行中にタイヤがバーストするようなライダーを十分恐怖に陥れる問題が炸裂しまくっており、みんながナーバスになっている中彼のチームは十分なテストが行えないまま本番になってしまうんだよね。ミシュランはAMAでは長い間タイヤを供給していないからDaytonaがどんなもんか本当によく知っているかは疑問で、Ericもそこが一番心配なんだろうよ。チキン入ったチャンピオンのMladinは早々と不参加を表明するなど問題は山積みで、願わくはけが人が出ないことだけって感じだね。
来年のAMA Superbikeの注目は4度のチャンピオンのMladinよりも、なんと言ってもBostrom兄弟なわけで、ここでも記事が出ています。去年も実質は同じ土俵で戦う関係だったんだけど、弟のEricは半でのあるKawasaki ZX-7RRだったし、途中でけがで脱落したり兄貴のBenもいまいち調子があらなかったりで盛り上んなかったけど今年は期待したいと言うことで、はい。EricはDucati 999R, Benは最新鋭のHonda CBR1000RRというマシンの戦いも面白いね。実際兄弟はとても仲がよく、トレーニング(ロッククライミングとか)もよく一緒にしているってことだよ。
ノリックと言うと、知らない人は手品のミスターマリックかと思う(思わないって?)かもしれないけど、日本のトップGPライダーの一人で、世界で活躍している人なんだよね。去年(2003)はフル参戦(全戦に参加)できなくてファンも本人も悔しかったのですが、来シーズンはフル参戦すると本人のホームページで発表されてました。
Rossiがヤマハに移って結局、ロッシ、チェカ、バロス、メランドリ、ノリックの5人体制になるんでしょうかね?
ヤマハ自身がチャンピオンから遠ざかって10年にもなるので、ここで一発なんとかしてほしいなと個人的には思っています。(あとKawasakiもがんばってほしい!)