寺山 修司の書を捨てよ、町へ出よう
実は不勉強にして初めて寺山修司を読んだ僕なのですが、"あーなるほど"というか確かに面白い世界観の人だなと。
昔のエッセイなので、今だったらこれどうなるの?という記述も多くてその辺ドキドキします。
それがいいんだな、たぶん。
寺山 修司の書を捨てよ、町へ出よう
実は不勉強にして初めて寺山修司を読んだ僕なのですが、"あーなるほど"というか確かに面白い世界観の人だなと。
昔のエッセイなので、今だったらこれどうなるの?という記述も多くてその辺ドキドキします。
それがいいんだな、たぶん。
数か月に一度のお楽しみの伊集院大介シリーズですね。出るとうっかり買ってしまいますね。
今回は久しぶりに伊集院大介が中心になって動くので何となくほっとするような。とはいえ、著者に合わせてどんどん爺むさくなって行く感じは見ていてドキドキします。(このドキドキは筒井康隆の最近の作品にも共通)
有川 浩の空の中
最近どこの本屋に行ってもこの人の"図書館戦争"シリーズが平積みになっているので、気になって読んでみましたよ。
UMAというかもともと地球にいた超生物と人間との話なんですが、大雑把にいうとファーストコンタクトものです。とはいえいろんな仕掛けがあったり、ほろりとさせられるような話もあったりで、厚い本ですが最後までとんとんと読ませます。
文庫になって"仁淀の神様"という後日談が足されていますが、うっかり気を許すとほろりとさらに行ってしまうという。気を付けてください。
小松 左京, 谷 甲州の日本沈没 第2部
2006年に出版されていて気になっていて、つい読めずにいたのですが、この間本屋に行ったら文庫になっていたので買いました。
あとがきによるともともと日本第2部は構想としてあったものの、他の仕事に忙殺されて書いていなかったと、でもって今回新たにチームを作り、小松左京他はブレーンに、ライティングは谷甲州にということらしいです。
という経緯はさておき、中身はちゃーんと日本沈没の25年後になっているところが素晴らしい。
当時と比べると技術も発達して、エンターテインメントも刺激的なものばかりになってしまったのに、今もちゃんと存在感がある、というのはすごいなと思います。
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