花村萬月の皆月
嫁に逃げられるという衝撃の書き出しから始まるこの本ですが,ちょっと前の本なのでPCに関する記述も微妙に古くて面白い.
一番最初の舞台が三鷹なので"おっ!"て思っていたのにそんなのは一瞬で終わり,歌舞伎町の話になっていました.最後の格闘シーンの辺りとかやっぱりはらはらしてしまったりして,乗せられてる・・・とか思うのですが,それもまた良しということで.
花村萬月の皆月
嫁に逃げられるという衝撃の書き出しから始まるこの本ですが,ちょっと前の本なのでPCに関する記述も微妙に古くて面白い.
一番最初の舞台が三鷹なので"おっ!"て思っていたのにそんなのは一瞬で終わり,歌舞伎町の話になっていました.最後の格闘シーンの辺りとかやっぱりはらはらしてしまったりして,乗せられてる・・・とか思うのですが,それもまた良しということで.
飯田 譲治/梓 河人のGift
電車の中吊りで”あ,飯田譲治の文庫が出てる”とか思っていそいそと買いに行った僕ですが,これ数年前に木村拓哉がやっていたドラマのノベライズだったのですね.ちょっと脱力しました.
ということはさておき,おもしろかった.主人公が記憶喪失なのに事件を解決するわけでもなく収集させていく感じは読んでいて結構すっとしますね.
岬 兄悟/大原 まり子 編集のSFバカ本シリーズの文庫版の第3弾ですね.
集めてくる小説がいつ読んでも良い感じです.
しかし大原まり子は自分の小説出さないのかなーと思って調べたらやっぱり長く出してないですね.
大久保町シリーズ(というらしい)の2番目ですね.これとは大久保町という舞台は同じはずなのですが内容も設定も登場人物も全然違う話です.
なんというか一応日本なのにこんなにめちゃくちゃ・・・みたいな感じでどんどん進んでいくところがすごい.
この人新作は出ないんですかねー.
筒井康隆の出世の首—ヴァーチャル短篇集
もともとSFなのにヴァーチャルってなぁ・・・とか思ったんですが,その疑問通りの不思議な構成の短編集でした.
この手の本はもう作者と言うよりは編者のセンス一つって感じなのでそういう点では角川のシリーズはカテゴライズが面白い.
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