長嶋有の猛スピードで母は
数年前に芥川賞を取った作品だというのはタイトルのインパクトもあって覚えていたのですが,読んでみたら本当に面白い.
少年の成長物語なんだけど僕の好きじゃない青臭い感じが無くて好きです.
もちょっと長い作品も読んでみたい物です.
長嶋有の猛スピードで母は
数年前に芥川賞を取った作品だというのはタイトルのインパクトもあって覚えていたのですが,読んでみたら本当に面白い.
少年の成長物語なんだけど僕の好きじゃない青臭い感じが無くて好きです.
もちょっと長い作品も読んでみたい物です.
恩田陸のまひるの月を追いかけて
テレビの2時間サスペンスにありそうな設定なのですが,内容はそう簡単でもないところがこの人らしい.
でもこの本(文庫版)で一番すごいのは佐野史郎が解説を書いているところかと.
田中啓文の忘却の船に流れは光
オーソドックスなSFを最近の人が書き直すとこうなるみたいな本なのですが,そのオーソドックスなSFというのがこの人の中でちゃんと消化されてる気がします.
それにしても結末に向けて二転三転とする辺りはどきどきしますよ.本当.
北村薫の盤上の敵
途中まで読んで気づいたんですが,これ前に読んだことあります.
って後ろを見たら2002年だった・・・新刊だと思って買ったのに.
いやそれは別としてやっぱり文がくるくる変わっていくので面白い.
トリックというかオチみたいな物もかなり.
梶尾 真治のムーンライト・ラブコール
これセンチメンタルな方の梶尾真治ですね.
全体的にうっかりセンチメンタルな気分に浸ってしまう作品ばかりですね.
81年~83年を中心としたこれ再発とかなんですか?
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