本: 2007年4月アーカイブ

20070423

[12見た聞いた読んだ-本]
Q&A | 恩田陸 (20070421読んだ)

恩田陸のQ&A

この人の引き出しの多さはやはり目を見張る物がありますが,この本はタイトル通り本文が全てQ&A形式になっていて,会話のみで進行するという意味ではこれに近い物もあるかとおもいます.
最後まで全容は見えないわけですが,物語の落ち着く先がかなりの変化球でびっくり.

20070420

北野勇作の恐怖記録器

なーんだか本屋で見かけると買ってしまう北野勇作の本ですが.
この本も相変わらず現実(とは言ってもその世界がすでにおかしい)と虚構がごちゃごちゃになっちゃってみたいな話で,読んでいると頭がこんがらがってくるのですが,面白い.
何でホラー文庫なんだろう?

20070418

恩田陸の黄昏の百合の骨

なんか別のほんの続編みたいな扱いらしいのですが,その本を読んでいるはずなのに全く思い出せない.(もう手元にもないし)
それはさておき最後にまた大仕掛けで更にどんでん返しがあったりして面白い.

20070417

菊池直恵・横見浩彦の鉄子の旅 全6集 完結セット

うちの近所の本屋に売っていまして,暇だったのでついうっかり買ってしまいました.
いやー鉄道深いですわ,本当.
で知らなかったんだけど僕の実家のあるところの辺りが日本三大車窓のひとつなんだそうだ.スイッチバックもあるしよく考えるとすごいところだよ.(肥薩線は1回しか乗ったこと無いけどね)

・・・いかん,感化されてる.

20070416

いしかわじゅんの約束の地,スノウ外伝

けっこう前の本の文庫化らしいです.
この人のまんがは僕が欲しいと思い始めた頃にはもうほとんど売っていなかったりしたので,こうやって文庫に入るとうれしいものですね.
そういえばこの人のSFもの読んだこと無かった事に今気づきました.
これSFです.

20070411

梶尾真治のサラマンダー殲滅

これ91年の日本SF大賞らしいんですね.
ボリュームがあるので最初は買うのを躊躇しましたが,面白かった.
読み始めは普通の主婦が主役のSF大作ってそうは無いよね,と思っていたらどんどん主婦であったことは忘れられて(笑)面白いことになっていきます.
センチメンタルじゃない梶尾真治も素晴らしい.(いつも言っている気がするけど)

20070406

池井戸潤架空通貨

近所の本屋で平積みになっていたので読んでみました.
読みやすくて,一気に読みました.これ読むと社債のこととか結構詳しくなりますよ.
あ,内容はちゃんとした小説?フィクションです.
よく調べてるなーとか思ったらこの人元銀行員でコンサルタントでした.なるほど.

地球の静止する日―SF映画原作傑作選

SF映画の原作を集めたアンソロジーなんですが,この中の映画を全く見たことがないというところが僕のポイントでしょうか.
"殺人ブルドーザー"とかばかばかしいくらい面白い.
最後に月世界征服の映画制作記みたいなエッセイがありますが,なかなか興味深いです.

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