小林 泰三の海を見る人
計算をするSFらしいですよ,これ.
で,本当に計算を始めたらきりがないので僕はしませんが,荒唐無稽な話だけがSFなのではなく,そこにはいろんな原理があるはずなんじゃないかと.そう言う気持ちにすらなってしまうこの本です.
ちょっと読むのに疲れましたが.
小林 泰三の海を見る人
計算をするSFらしいですよ,これ.
で,本当に計算を始めたらきりがないので僕はしませんが,荒唐無稽な話だけがSFなのではなく,そこにはいろんな原理があるはずなんじゃないかと.そう言う気持ちにすらなってしまうこの本です.
ちょっと読むのに疲れましたが.
小松左京の一生に一度の月―ショート・ショート傑作選
再発みたいですねこれ.(日本沈没映画化の影響でしょう)
で,結構読んだことのある奴も多く入っていてうーんとか思うのですが,なにぶん古い本は貯めていないのでしょうがない.
で,やっぱり面白いです.
あ,この表題作は実話なんですか?いつも気になります.
栗本薫の闇
毎年夏になるとハルキホラー文庫から出る栗本薫の漢字一文字シリーズ(今勝手に名前つけた)の最新作。
吉祥寺からバスで20分さらに徒歩数分というところが舞台らしいのですが、そんな人通りのないところがあるのか?とか勝手に思いながら読みました。
ホラーだから人を怖がらせるためにあるのですが、明るい顔をしていても誰にでもある闇みたいなところを書くのがやっぱりうまい人だなぁとか、勝手に思ってます。
あの,たいした理由はないのですが,昨日暇だったので本屋に行ったら目に入っちゃったんで,大人買いしました.
面白いです.これ.
どちらかというと80年前後のジャンプの色が濃く出ている気がします.(その後の冒険/勇気/友情って感じじゃない)
原作者も匿名と言うことで何かと物議を醸しているんですが,まぁまぁ誰がどう見ても新人じゃないのはわかるなって感じです.
これ読んでから映画だとちょっと辛いかも.
読みたい人は映画を先にね.(なんのアドバイスだそれ)
これ,パソコン30周年記念特別号と銘打っていますが,月刊アスキーというパソコン誌はこの号で終わりなんですね.
次号からはITビジネス誌に変わるらしいんですよ.
インターネットによって,雑誌としての存在意義,特にこういう最新情報が売りの物は結構難しくなってきたとは思うのですが,ついにアスキーもかーとちょっと切なくなりました.
で,この号の内容は懐かしのマイコン,パソコンが沢山出てきて結構笑えます.
保存用として是非ご家庭に一冊どうぞ.
岬兄悟/大原まり子編の笑壺-SFバカ本ナンセンス集
SFバカ本っていうシリーズの存在は知っていたのですが,初めて読みました.
僕のイメージだと岬兄悟/大原まり子は二人とも若手って思ってましたが・・・もう違うんですね.
と言う話はさておき,確かに笑えるSPがとんとんとんとんと並んでいて読んでいて思わず笑います.いや,本気で.
あのー実は九州出身の僕ですが(全然実はっていうことではない)うどんすきなんですよ.
で,数年前から読もうと思っていて読めなかったこれ読みました.
うどん食べに行きたくなるのですが,ただでさえ方向音痴の僕のこと,確実に行き着けないと思われる地図しか書いていないため,詳細なガイドブック所望します.
しかし本当に讃岐ってうどんやだらけですね.
米澤 穂信さよなら妖精
この人の本を今まで数冊読みましたが,これ一番歯ごたえがあるというかそんな感じです.
この人の小説に出てくる高校生はみんなさわやかじゃない青春を送っていて(これは良いとか悪いじゃなくて)いっつもいろんな事を考えすぎて,ちょっと面白い.
高校生って大変だったんだなーとかちょっと思い出してみた.
リンク