本: 2006年7月アーカイブ

20060728

小林 泰三の海を見る人

計算をするSFらしいですよ,これ.
で,本当に計算を始めたらきりがないので僕はしませんが,荒唐無稽な話だけがSFなのではなく,そこにはいろんな原理があるはずなんじゃないかと.そう言う気持ちにすらなってしまうこの本です.
ちょっと読むのに疲れましたが.

20060726

小松左京の一生に一度の月―ショート・ショート傑作選

再発みたいですねこれ.(日本沈没映画化の影響でしょう)
で,結構読んだことのある奴も多く入っていてうーんとか思うのですが,なにぶん古い本は貯めていないのでしょうがない.
で,やっぱり面白いです.
あ,この表題作は実話なんですか?いつも気になります.

20060723

[12見た聞いた読んだ-本]
闇 | 栗本薫 (20060717読んだ)

栗本薫の

毎年夏になるとハルキホラー文庫から出る栗本薫の漢字一文字シリーズ(今勝手に名前つけた)の最新作。
吉祥寺からバスで20分さらに徒歩数分というところが舞台らしいのですが、そんな人通りのないところがあるのか?とか勝手に思いながら読みました。
ホラーだから人を怖がらせるためにあるのですが、明るい顔をしていても誰にでもある闇みたいなところを書くのがやっぱりうまい人だなぁとか、勝手に思ってます。

20060722

Death note

あの,たいした理由はないのですが,昨日暇だったので本屋に行ったら目に入っちゃったんで,大人買いしました.
面白いです.これ.
どちらかというと80年前後のジャンプの色が濃く出ている気がします.(その後の冒険/勇気/友情って感じじゃない)
原作者も匿名と言うことで何かと物議を醸しているんですが,まぁまぁ誰がどう見ても新人じゃないのはわかるなって感じです.
これ読んでから映画だとちょっと辛いかも.
読みたい人は映画を先にね.(なんのアドバイスだそれ)

20060720

月刊アスキー 2006年8月号

これ,パソコン30周年記念特別号と銘打っていますが,月刊アスキーというパソコン誌はこの号で終わりなんですね.
次号からはITビジネス誌に変わるらしいんですよ.
インターネットによって,雑誌としての存在意義,特にこういう最新情報が売りの物は結構難しくなってきたとは思うのですが,ついにアスキーもかーとちょっと切なくなりました.

で,この号の内容は懐かしのマイコン,パソコンが沢山出てきて結構笑えます.
保存用として是非ご家庭に一冊どうぞ.

20060719

岬兄悟/大原まり子編の笑壺-SFバカ本ナンセンス集

SFバカ本っていうシリーズの存在は知っていたのですが,初めて読みました.
僕のイメージだと岬兄悟/大原まり子は二人とも若手って思ってましたが・・・もう違うんですね.
と言う話はさておき,確かに笑えるSPがとんとんとんとんと並んでいて読んでいて思わず笑います.いや,本気で.

麺通団の恐るべきさぬきうどん―麺地創造の巻/麺地巡礼の巻

あのー実は九州出身の僕ですが(全然実はっていうことではない)うどんすきなんですよ.
で,数年前から読もうと思っていて読めなかったこれ読みました.

うどん食べに行きたくなるのですが,ただでさえ方向音痴の僕のこと,確実に行き着けないと思われる地図しか書いていないため,詳細なガイドブック所望します.

しかし本当に讃岐ってうどんやだらけですね.

20060705

田中 哲弥ミッションスクール

なんだか最近読んだ本の表紙だけ見ていくとため息が出てしまうのですが,これ,かなりSFです.
しかも設定が余りにも頓狂すぎて途中見失いそうになります(自分を)
連作短編なのですが,5本ともかなりのテンションで進みます.

しかし作者のサイトのこれってどうなのよ.と思った僕です.

20060704

米澤 穂信さよなら妖精

この人の本を今まで数冊読みましたが,これ一番歯ごたえがあるというかそんな感じです.
この人の小説に出てくる高校生はみんなさわやかじゃない青春を送っていて(これは良いとか悪いじゃなくて)いっつもいろんな事を考えすぎて,ちょっと面白い.
高校生って大変だったんだなーとかちょっと思い出してみた.

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