本: 2006年3月アーカイブ

20060330

岡嶋二人のそして扉が閉ざされた

僕はこの人の本を読み出したのが遅かったので(解散してから読み始めた),読みこぼしている本が結構あって,本屋で見かけるたびに買うのですが,これまた本屋に置いてない本が結構あってこの本みたいに結構前に出ているのに今更読むってことがあります.
でこれ,簡単に言うと密室推理なんですよ,なんでそんな発想になるかなーとか思ったりもしますが,そーんなに不自然じゃない.
あ,がーんっていうどんでん返し付き.

20060329

村上春樹と安西水丸の「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

これ数年前に出た「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?の続編ですね.
内容はいろんな人の質問に村上春樹が答えるとただそれだけなんですが,今回は台湾と韓国からの質問にも答えるという太っ腹っぷり.
どんなくだらない(良いに見える)質問に対しても真摯な答えをする姿勢ににちょっと感心しました.

ちなみにメールを受け付けていた村上朝日堂は期間限定で復活中

横山えいじのマンスリー・プラネット

なんだか最近は本が廃刊になるのが早くて,2000年に出た本なんかもう売ってないかも・・・とか思ったら,アマゾンであっさり買えました.
これも梶尾真治が解説を書いているのですが本当に横山えいじのことが好きなんだなぁと思わせる解説でそれも.
内容はスペースどたばたSFなんですよ.途中からページ数が変わってちょっと長めになりますが,僕は1ページの方が好きかも.

20060322

梶尾真治のもう一人のチャーリイ・ゴードン―梶尾真治短篇傑作選 ノスタルジー篇

梶尾真治の傑作選でノスタルジー篇ですね.このシリーズは以前ドタバタ篇を読んでいたのですが,そっちとはがらりと変わってしっとりとした感じで全編進んでいきます.
とは言え同じ人の書いている物なので随所に"おお,この人っぽい"ってのが出てくるわけですが.

20060321

先日買ったで挿絵&マンガを書いていた横山えいじご町内回覧板

ひたすら回覧板と町内会ネタだけで邁進していくという,恐ろしくもステキな一冊です.
絵的には小さい足の絵ですね.あーんまりメジャーじゃない人なのですが,解説はちゃんと梶尾真治が書いていたりするので,それも楽しみの一つかと.
こういうの好きなんですよ.僕.

20060316

梶尾真治のヤミナベ・ポリスのミイラ男

SFコメディですこれ,最初から最後まで"面白い~"って言うので引っ張って行ってます.
最後のオチに至るまで昭和の頃の(なのかな?)SF界の良いところがぎゅっと入ってる気がしてうれしくなります.
横山えいじのイラストとマンガも僕はかなり好きです.

20060315

山田正紀のエイダ

中身的には僕が好きな頃の(7-80年代?)の日本SFの感じですね.パラレルワールドで宇宙で宗教で古い話も下敷きにしてという感じです.
この人の本は最近読むことが多くなったのですが,やっぱりこのころのSFの人の作品は面白いっすね.僕が好きなだけかもしれないけど.

20060302

.fla―Idea of Flash Creation

あのー,特に言うこと無いんですが,このブログを始めるきっかけだったモイモラ主宰のサウナマンさん(←自分大好きコンテンツクリエイター)から誕生日プレゼントに(本当は違う理由なのですが)もらいました.
Flashというおもちゃを手に入れることにより,発想を自由に広げることの出来た人(もちろん世の中には出来ない人もいるのですが)達がよってたかって書いた本って感じです.
僕みたいな昔からじみーなプログラム書いてますーみたいな人から見るとすげーなって思うこともしばしば.
Flashのネタ本としてどうですか?

20060301

乃南アサのあなた(上)(下)

これも移動中時間があったんで買った本なんですが,ホラーと言うよりは,犯人捜しの要素が多いような気がします.僕としては.
文体も面白い感じになっていて,一人称なんだけど別の人の視点で心理状況が語られるという,ちょっと途中で混乱しかけました.

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