本: 2009年8月アーカイブ

20090828

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田中芳樹のバルト海の復習

まだドイツ人がジャガイモを食べていなかった頃の話です。
という、豆知識が思わず出てしまうくらい、豆知識も満載なこの本。
田中芳樹なのでもちろんストーリーは面白いのですが、いろいろと勉強になる本です。

それにしてもこの人は長めの本しか書けないのかなぁと思っていましたが、普通の長編も面白い。

20090817

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田中 啓文の天岩屋戸の研究

このシリーズもついに最後ですね(多分)
なんかよくわからないままに面白いまま終わったという感じです。
まさか、あいつがねぇ。というところで。

20090812

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五十嵐大介のカボチャの冒険

引き続きお勧め猫漫画なわけですが
カボチャがいちいち可愛いところがなんともいえないのです。
飼い主がカボチャにいろいろだまされるところとか、"あーねこってそういうことやるよねー"という感じです。
いいなぁ、山のねこ。

20090811

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伊藤 潤二の伊藤潤二の猫日記よん&むー

北道正幸のここをみて、買わねばと思ってから1−2ヶ月、やっと入手できました。
いろんなところで指摘されていますが、これが微笑ましい家族の図?と首をかしげたくなる絵柄。骨の髄までホラーがしみこんでいるんですね。
内容は猫を飼っている人なら"あーあれねー"と思うことばかりなので、この絵に耐えられる猫好きは是非。

20090810

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酒井 順子の女子と鉄道

鉄子の旅プラスを読んだときに、この人の連載とのコラボレーション企画があって気になったので読んで見ました。
本人が"ゆるい乗り鉄"と言うだけあって本当にゆるい感じで、データ的な内容はほとんど無く、乗ったときの感想、それにまつわる過去の思い出みたいな物を中心に書かれているところがこの人の特徴なんですかね?
鉄道って子供の頃全く興味なかったなー。

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村上龍の新装版 コインロッカー・ベイビーズを読みましたよ。

今まで文庫版は上下分冊だったのですが、新装版として1冊になって登場ですね。
でもって上下分冊の時に友達から借りて上だけ読んでいたのですが、下を何故か読んでいなくずーっと放置していたのですが、平積みになっているのを発見したので読むことに。

なんというか20年以上経っても変わらずに読めるところがまずすごいなと、純粋に驚きました。

20090801

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森岡 浩之の夢の樹が接げたなら

言語デザイナーという設定のよくわからない設定の短編から始まる短編集。
バーチャル世界物とか時代物とかかなりバリエーションに富んでいて飽きないです。初めて読んだんですが、他の本も探してみます。

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長嶋 有の夕子ちゃんの近道

長嶋 有っていつの間にかこんな本を書いていたのか、と最初に思ったくらい僕の好きな感じの本です。
主人公の一人称なのに本人については紹介もほとんど無いままに連作短編が続いていくのですが、それでも話がきちんと進んでいくのは周りの人物がきちんと動いているからなんでしょうねぇ。
もっと話題になってもいい気がしますが。

2011年7月

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