本: 2008年5月アーカイブ

20080528

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夢枕獏の遥かなる巨神―夢枕獏最初期幻想SF傑作集

この人のSFを読むのはずいぶん久しぶりなんじゃないかと思ったりしていますが、再初期幻想SF傑作集とあるだけあって、文体が若いなーって感じです。
"山を生んだ男"は前に別の短編集で読んだこと気がしますが、読み直しても面白い。芥川の杜子春的な面白さと言ったらいいのでしょうか?
多分これが書かれたのは主に70年代が多いのですが、そのころのSFのにおいがしますね、やっぱり。

20080523

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スティーブンキングのダークタワー

これ、文庫版が全部揃ったという情報を得まして今年の頭からずーっと読んでいたのですが、長かった。
さすがに文庫で16冊はタダものじゃないなと思いました。

ええと、エンターテインメントなんですよ、終始。
なので読み飽きることないという感じです。しかし、片仮名の名前を覚えることの苦手な僕は読むのが自然と遅くなっていってしまい半年かかってしまったというわけです。
後半はどんどんメタフィジカルになっていって面白さが変な方向に加速していくわけですが、そのあたりが見どころじゃないかと思います。

おなかいっぱいになったので、当分長編は良いです。

2011年7月

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