本: 2008年1月アーカイブ

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すがやみつる横山えいじマンガでわかる小説入門

あれ?おまえさんって小説家志望だっけ?とかそう言う話ではなく,横山えいじが絵を描いているので前から気になっていたのですが,買うきっかけがなかったので買わなかったのですが,なんか買ってみました.

すがやみつるって聞いたことあるよねーって思う方も多いと思うのですが,そうです"ゲームセンターあらし"の人です.そんな人が何故小説入門を?と思ったら今は小説も書いているらしいのです.
結構昔から入門書的な本を書いてきた人なので,内容も結構こなれた感じでこういう"マンガで○○入門"みたいな本に良くありがちな,入門書をマンガにしたってのとは違うのがなかなかじゃないかと.

内容も基本的なテクニックだけじゃない所まで踏み込んでいるのがなかなか面白い.(とはいえテクニックの部分は本をある程度の量読んでいる人だったら常識だったりするんだけどね)

すがやみつると横山えいじの分担も結構面白くて,すがやみつるが構成,ネーム,コマ割り,構図までやって横山えいじが作画という,漫画家2人ならではの面白分担でした.

まぁ結局はこの本をきっかけにもっと本を読んで勉強しなさいっていう教えなんですよ.(そんなまとめ?)

20080128

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いしかわじゅんの漫画ノート

いしかわじゅんのサイトでは結構前から,"でるよ"みたいな予告があったのですが,やっと発売されましたね.
漫画家かつ漫画読みかつ漫画評論家の視点からいろんな漫画とか漫画家について語るのですが,一般読者が気づかないところなんかをほじくっていく感じがなかなか気持ちよいのです.
なにより,一つの作品についての分量がちょうど良いんじゃないかと.

漫画の時間のときも思ったのですが,客観的な視点と主観的な視点のバランスが良いんじゃないかと思います.

帯の推薦文は大瀧詠一だし,漫画読むのが好きな人は是非どうぞ.

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栗本薫のぼくらの時代

これ1978年に江戸川乱歩賞を取っている作品で今まで読む機会がなかったのですが、新装本になったということで買ってみました。
かなり初期の作品なのですが、見まごう事なき栗本薫世界で、そのぶれのなさに驚きました。
巻末が赤川次郎との対談でお得な気がします。

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栗本薫の樹霊の塔 伊集院大介の聖域

半年ぶりくらいの伊集院大介ですが、これはちょっと前のお話ですね。
久しぶりに森カオルの頃のお話なんですが、これに似たどこかすごい田舎に行って事件に巻き込まれるという話がもう一個あった気がするんだな。(タイトルが思い出せない)

森カオルがどういう経緯で結婚したのかやっとわかりました。

2012年11月

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