61J-buQpOfL._SL1000_.jpg矢野顕子のさとがえるコンサート 2019見に行ってきましたよ。


昨年に引き続き林立夫、小原礼、佐橋佳幸という手練のメンバーでの演奏でした。
ご本人は「今年はリリースがなかったので、自由に曲を選びました」とのことで、たしかに初めて聞く人にも優しい選曲。
でも結構新しいアレンジが施されていて、Welcome To Jupiterのファンク調とか、春咲小紅のスカ風味とか、バンド編成で初めて聞くSuper Fork Songとか、フォークになったDavidなど、結構今までなかった感じのアレンジが多かったのではないかと。

ゲストの小田和正氏は2003年のさとがえるコンサートでも見たのですが、会話の間とかなかなか不思議な感じになっていたり、曲の出だしでチューニングを忘れていたことを思い出すなど、こ・・・これは、と思ったものの、歌い出すとさすがのハイトーンですごいとしか表現しようがないです。
お二人の懐かしい場なしもなかなかおもしろかった。

昨年からレパートリーに入った山下達郎の「Paper Doll」がこれまたなかなかにこなれてきて、というか去年とちょっとアレンジ変わったかも。これもうびっくりするくらい格好いい、いや、9月に見た山下達郎も格好良かったんだけど、とても同じことを歌っているとは思えない変わりよう。

12月でNHKホールの前が青の洞窟で浮かれモードになっていたりで、年末を感じたコンサートでした。

写真はSuper Fork Songのアナログ盤



RON CARTER FOUR Plus FOUR (20191206見た)

8139Ry-4xrL._SL1500_.jpgロン・カーターの新プロジェクトRON CARTER FOUR Plus FOURを見に行ってきましたよ。


ロン・カーターさん御年82なのでそろそろ遠征も大変だろうなぁと思い、またピッコロベースカルテットというだけで変なのに、弦4本が全員チェロという変態編成ってそりゃ見るでしょ、というわけで今回の東京公演の最終公演に行くことに。

演奏の方は全体的にイントロ、アウトロにチェロ4人が活躍、というアレンジが多く、とは言え曲中もかなり鳴っていて通常のカルテットでは持続音少ないのと(オルガンでも入らない限り減衰音ばっかり)カウンターメロディみたいなのがはっきり出るので、他のジャズセッションにはない面白さがあります。
リズム隊は抑えめなんだけど、きっちりおさえるところはおさえる、という感じの演奏になっていて、年齢を重ねてあの境地に行けるのだろうかと(実は行く気もないが)思う僕でした。
今回初めて聞いたのですが、ピッコロベースとベースのソロの絡みというのもこれまたなかなかおもしろい。

最後アンコールはチェロ4人とロン・カーターさんが通常のベースに持ち替えて演奏。フォーレのパヴァーヌって, クラッシックで締めるあたり流石この編成。

ロン・カーターさんと言えば、ウゴウゴルーガの「おしえてえらいひと」で"ピッコロベースを弾いてみよう!"っていうので喋っていた、という記憶があるんだけど、どう考えても子供には無理だよね。

写真はFoursight Quartet



Q2019_NEWS0614.jpgNODA・MAP第23回公演 『Q:A Night At The Kabuki』を見に行ってきましたよ。


毎年誘っていただく友人に今年も誘っていただきまして無事に見られることに。本当ありがたいことです。
という話はさておき、今年は主役2人が2重になっていてそれで4人で、ロミオとジュリエットで、源平合戦で音楽はクイーンという、結構盛りだくさんな内容。
そして松たか子相変わらずの凄み、でもって上川隆也さんなるほどな格好よさ。若い子チームの広瀬すず、志尊淳は失礼ながらドキドキしていたのですが、ちゃんとお芝居に溶け込んでまして好感触(偉そう)

ストーリーはロミオとジュリエットを下敷きにしているので比較的わかりやすいんだけど、そこは野田秀樹さんのこと後半どんどん話が展開していって、というところがやっぱり流石だと思います。

今回もアンサンブルの人たち出ていたので、やっぱり全体的に華があったのと、いつもに比べてアンサンブルの人のセリフ多かったような。そして紙飛行機が効果的でよかったなーと。



​mint exorcist|FINAL SPANK HAPPY(20191128聞いた)

BK-004.jpgFINAL SPANK HAPPYの​mint exorcist聞きましたよ。


音楽雑誌を読んでいたら、FINAL SPANK HAPPYがアルバム出したよ!と書いてあったものの、アマゾンにもタワレコにもそんな商品は無く、なんでかしら?と思っていたら、公式サイトからの通販のみなのでした。

というわけで、SPANK HAPPYさん、原みどり時代のSPANK HAPPYから20年以上経っていて、随分遠くまで来たもんだという感慨にも似た感情が起きたりはするわけです。
昨年「夏の天才」が発表されたときに"これまた、菊地さんが好きそうな声の女性だ"と思っていたら、この方(小田 朋美さん)芸大出てるし、スコア書けるし、dCprGにも所属してるしってすごい人なんですね。

全体的にアレンジは第二期を踏襲してテクノになっていて(テクノってなんだよという話はさておき)、テクノについて語っている曲(雨降りテクノ)とか入っていたり、岩澤瞳時代のアンニュイエレクトリークのセルフカバーとか、結構ピコピコしてます。
で、何よりもの違いは詞曲が共同名義(All Songs Written by FINAL SPANK HAPPY)なところでしょうかね?

ちなみに僕が一番好きなのは「ヒコーキ」ですよ。