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帰国の途

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まだ仄かに残る桃香と共に出発。リムジンバスで空港へ直行。皆と合流して、やはりユルいゲートをくぐり、まずはスキポール空港へ。帰りは早いな。日本への乗り換え時間があまりないので、そのまま行くも20分の遅れ。このたび最後の飛行機に乗ったら、うわさで聞いたゲームの付いたシートでしたよ。映画もゲームも自席で勝手に楽しめるっていいですね。まずは映画「300」を。あまりに人体切りまくりで、疲れました。と言いつつ泣いたけど。その後は、ソリティアとシャンハイで止まらなくなり、結局ヘトヘトなまま成田到着。27日朝10時前です。近藤さんとイト氏の三人で爆睡したまま、リムジンバスで吉祥寺まで。リムジンバス、ありがたいです。家の中はシットリ、蒸し蒸し。まだ梅雨明けしてないなんて・・・。その後倒れるように次の日まで、おやすみなさい〜でした。

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ゆっくり起きて、まずは珈琲とクロワッサンを軽く頂いて、荷物をパッキングしたら、もうお昼ご飯の時間。Guillaumeの田舎から送られてきたという、骨付きマトンのバーベキュー。贅沢です!屋上のテラスのひんやりした木陰で、家の前のガロンヌ河に立ち並ぶ木々を眺めながら頂きました。ここんちは究極のスローフードじゃない!?その後は慌しく、スーパーに寄ってもらいお土産用の雑貨を買い、駅へ。あ、久々スーパーのレジでフレンチテイスト味わいましたよ。最後の1品を掴んだまま、店員同士がお喋り。うが〜、早く〜!!
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駅では待ち合わせのシルヴァンが来ない。ぎりぎりセーフで一緒に電車に乗り込み、お喋り。TGVの内装はラクロワなんですね。オレンジと紫で、なんというか・・・。そういえば、駅にもpaulのパン屋があったな〜。楽しい時間もあっという間に過ぎ、彼らとサヨナラして、ドゴール空港近くのホテルへ。思っていたより時間がかかり、皆とパリで合流して最後の夕食を!という気力も出ず、断りの電話を入れて部屋で再パッキン。と、思いきや、お土産用の雑貨、ベビーシャンプー(ピーチの香り)がバッグの中で大流出!!お土産がほぼ全滅・・・。う〜ん、参った!ホテルの送迎バスから降りる時にいい匂いがするな〜って思ったのよね。とほほ。最後の夜が桃の香りに包まれて大洗濯する羽目に。

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海に行こうと言うことで、四人で車に乗り込みひたすら走る。ラジオからは懐かしの曲がかかるが、ほとんど英語の曲ばかりで、フランスに居るのを忘れそうなほどだった。ピラ砂丘/ Dune du Pilatに着いて、松林の中の駐車場に車を置く。日本と変わらない感じ。縁日の屋台のようなレストランや出店の横を通り過ぎると、唐突にでっかい砂丘が現れた。というか、海なんてあるの?というくらい高い砂の山!こんなの私は登れないよと思いきや、細いプラスチックの階段があり、蟻の行列のように人々が連なっているので後に続きました。コレがなかったらやばかったかも。元気な人たちは砂の急斜面をガンガン行ってましたよ。高くて急傾斜で、もうそろそろ力尽きるか?と思う頃、急に空だけになり、冷たい砂交じりの風が吹いてきて、急勾配な砂の向こうに青い海が!!滅茶苦茶急な展開のロケーションですよ。振り返ると、階段の下は覗き込まなくては見えないほどで、眼下には深い森しか見えません。う〜、凄すぎる。どんなに写真を撮っても、この凄さは伝わらないな〜。目に映るは森(松らしい)の緑と、砂のベージュと、海の青!そして空ですよ。太陽がジリジリ照りつけ、冷たい風が砂を口に運び、海まで降り戻って来る自信も無く、あえなく引き返すことに。帰りは数歩で!というくらい、裸足でぽんぽん跳ねて砂場を降りてきました。気持ちいい〜!お腹も空いたので、アルカション駅近くに移動し、ムール貝のバケツ、クリームソースで頂きました。旨い旨い!マルセイユの貝よりも身が大きかったのは、地中海と大西洋の差でしょうか。あ、砂丘から降りてきて、平地で足首をひねり、右足がかなりの痛さだったけど我慢我慢でした。
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一旦家に戻り湿布を貼って、今度はボルドーの街を散歩。以前Harpyでやったzoobizzareはもう無いとのことでしたが、街全体が綺麗になってて見覚えがほとんどありませんでしたね。私にとってリヨンに似たイメージ。Guillaumeのお友達の家も訪ねたりしながら、トラムに乗って駐車場まで。途中、ル・コルビジェのアパートが。やっぱりいいね〜。巨大な青のライオンのオブジェもありました。そして郊外へ。Sylvainちは周りが二階建ての建物が低く連なってて、バカンスシーズンということもあり、静かで良いところでした。サラダ、塩味のケーキ(卵料理?)、paulのパン、フロマージュ、赤ワイン。皆あくびが出るくらい長々と話をしました。最後に、ここでもイト氏のお祝いで、蝋燭を立てたカヌレをケーキに見立てて。カヌレってとこが、さすがボルドーです。皆優しいね〜。盛りだくさんな一日で、帰るとバッタリ。

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残っている果物などをつまみ、後片付けをしてから近くの広場へ。ランチを注文するも、大味な感じのプレートがどどーんと出てくる。私はサラダのつもりだったけど、大半はシェル型のパスタだった。迎えの時間が迫る中、急いでアパルトマンに戻る。車に全員の荷物を積み込み、人も乗り込んでサヨウナラ〜。マルセイユ駅で、パリ行きの人たちとも別れ、フェス会場で会ったトモヨちゃんと同じ電車で、一路ボルドーへ。
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6時間弱、世界の車窓から・・・です。全部の駅の写真撮りたかったけど、なかなか難しいね。降りてみたい街がいっぱいでした。夜9時頃到着。GANGPOL&MITのGuillaumeがお迎えにきてくれ、そのまま車で彼の家まで。遠くなかったけど、ガロンヌ河を渡るともうボルドーじゃないの?可愛いおうちで、彼女の手作りの料理でもてなしてくれました。鴨のコンフィと、おじいさんが摘んできたというセップ(ポルチーニ茸)&ジャガイモの付け合せ。もう、旨い!特にセップの付け合せはサイコー!食後はここでもイト氏へのお祝いのケーキでした。火の通ったりんごが入っていたので、私は食べられず。残念!

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迎えが来るまでの間、いつものように買出しに出かけ楽しい朝食を。その後、今日本番のexpoリハーサル。乾いた空気と高い天井に反響した生expoリハは、気持ちよく部屋中に響いていました。終了後、思い思いに散歩や昼寝。お昼にはパスタも作って食べる。私は相変わらず外に出ない。どこに行っても部屋が好きなのよね〜。グダグダしてるのが好きと言うか。
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そして出発。やっぱり甲板に出ちゃうよね〜、気持ち良いし。今度こそカメラに波を浴びないように気をつける。が、潮風でなんとなく、動作が遅くなっちゃったような・・・。expoがサウンドチェックしている間、常盤さんと私は写真を撮り続ける。やっぱり、常盤さんの写真はすごいな。迫力あります。終了後、アー写撮り。私は常盤さんを含めその風景を撮る。やっぱりワイドコンバージョンレンズも買えばよかったな。今日の賄いはクスクス。いつもは苦手なんだけど、今日の膨らまないクスクスは凄く美味しかった!皆も同じだったらしく、3杯もお代わりした人が!そこへサプライズ!イト氏へフェルディナンからバースディケーキが!!沸きましたよ〜。本人感激してました。
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控え室へ移動してウロウロ。陽が沈みかけた9時半ころからexpo始まりましたよ。1曲目、会場のお客さんは戸惑ってる様でしたが、徐々に「笑って良いんだ〜!」と気づいたようで、最後は大受けでした!2度もアンコール受けてましたね。バンジョーの近藤さんは、かなりいい感じ!衣装をスーツではなく半ズボンにしたのも当たり!のんびりしたアンガス・ヤング風!「笑いは世界共通」ですね。Pacjap(4年前にMIMIに出演)で一緒だったルノーにも会え、楽しい一夜でした。島から戻り、車でまたアパルトマンへ。途中、ミニスカートのお兄さん等が居て、こういう界隈だったのねと知る。ライビハウスもあって、外に人が溢れている。だから夜は五月蝿いのか。ほほほ。ライブの興奮も冷めぬまま、撮ってきたVIDEOを鑑賞。マルセイユ最後の夜も更けていく〜。

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今日も楽しい朝食。皆、それぞれ散歩をしているのでいろんな情報を入手。かんかん照りのお昼を過ぎるのを待ち、カフェに出かけミチキンと合流して、手作り石鹸屋へ。H&Mのセールを覗き、CDショップへ行くとあまりの冷房に寒気が・・・。こっちに来て冷房やテレビとは無縁の生活だからな〜。冷房がないのは平気だが。一休みのつもりでカフェでパフェを。デ、デカイ。さっき買ったTシャツよりも高い。寒気がしてきたので、ミチキンのホテルでバスタブに浸かる。まったりして、港で全員集合。
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歩きに歩いて、海辺のレストランへとたどり着く。ブイヤベースは食べきれないので、オススメのよく似た魚のスープやサラダ、ムール貝などを頼む。説明してくれるお兄さんは結構強引で、面白すぎ。注文も忘れすぎで、お水が来るまでの間、緩やかな坂道で思考回路と言うものを奪われた私は、まずい白ワインをついつい飲みすぎ、翌日頭が痛くなったのであった。が、魚のスープ、目茶ウマでしたよ!そして、金曜の夜ということもあってタクシーが捕まらず、第一弾チームは何とか10分後に。イギリス人らしき一家とチラ見合いしながら次のタクシーを待ち、一家に先を譲り、我々第二弾がアパルトマンに到着したのが1時間後。寒くて疲れましたね〜。24時回って着くと、トロンボーンチームが到着していて、尚一層楽しい我が家に!

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コレでも早起きしたつもり、と廊下に出るとほぼ全員が既に起きている。ビックリ。で、皆で買い物に。まずはパン屋を探し、別の店でヨーグルトやチーズ、勿論ワインも購入。コップもお皿も沢山あるので便利。皆で用意してゆっくり頂く。朝からワイン飲んでもそんなに酔わないな〜。それに皆で食べると旨い!昼過ぎに食事が終わり、それぞれ遣りたい事に散って行く。私は夕方からのお出かけの為に、ゴロゴロしながら休息。マルセイユの日差しは、美しいけどキツ過ぎます。全員揃って歩いて港へ行き、4年ぶりにフリオウル島へ。そういえば、昨日の空港もそうだったが、色とりどりの牛のオブジェに時々出くわすんだけど、なに?前もあったような・・・。
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船を下りて、会場まで歩かねばか、と思いきや、MIMIの作業バスに乗せてもらうことが出来た。あ〜、助かった!懐かしいスタッフに挨拶した後、入り江に下り、皆泳ぎ始める。以前より人が増えてるな〜。しかし、会場の遺跡は前より壊れているところが多く目に付きました。風化か塩害か。会場に戻りお腹もすいたので、賄いのエチオピア料理を頂く。全体的に薄味。夜9時半、まだまだ薄明かりがあるが、白人がバックのエチオピークバンドが始まる。う〜ん、私の好きなエチオピークテイストではないようだ。揺れとズレ感がなく、ちょっと上手めなのがな〜。二番目のバンドはエチオピークのCDにも入っているし、最高でした!いい感じ!でも、旅の疲れが出てるのと、船の時間もあって夜中12時に島を出発。最初の数曲しか聴けなかったよ。残念。アパルトマンまで、急な坂道を上りながら帰る。ホントに坂道ばかりだね。

離陸

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朝6:30のリムジンバスで成田へ。結局2時間ほどしか寝てないのでアタマ朦朧。まずは朝マックと注文するもハムチーズベーグルにはチーズしか入っていない。さっきは危うく男子トイレに入りそうになちゃったし、早速ついてないのかしら?9:30には皆集合して、ぞろぞろチェックイン。今年からより一層厳しくなったというが、それほどでもないか?機内ではただひたすら寝る。スキポール空港で4時間過ごし(空港内のレストランに雀?が居ました。そしてpaulのパン屋を発見。サンドウィッチを食す。)小さ目の飛行機に乗り換えて、2時間程でマルセイユへ。
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さすがに23時過ぎに到着したので外は真っ暗。迎えクルーの人達に無事会え、港に割りと近いアパルトマンまで送ってもらう。ノーリフトだが、1階(日本では2階!)だったので助かった。アパルトマンの前で待ってた別のお兄さんに、部屋の振り分けと説明を受けて、皆それぞれ思い思いに。廊下で4室とキッチン、バスルーム、テラス(トイレ付き)、開かずの扉二枚が結ばれ、カラフルなペイントでとても可愛い!着替えのときくらいしかドアは閉めないし、皆オープンでくつろぐ。と、猫がどこからか登場!ゴロゴロ言うくせに、攻撃的。夜中、勝手に部屋に入ってきて窓から出せと。で、疲れで眠りが浅くなっている私に、また入れろと。ちょっと眠れなかったにゃ〜。

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