オドロキの海とSylvainちの夕食

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海に行こうと言うことで、四人で車に乗り込みひたすら走る。ラジオからは懐かしの曲がかかるが、ほとんど英語の曲ばかりで、フランスに居るのを忘れそうなほどだった。ピラ砂丘/ Dune du Pilatに着いて、松林の中の駐車場に車を置く。日本と変わらない感じ。縁日の屋台のようなレストランや出店の横を通り過ぎると、唐突にでっかい砂丘が現れた。というか、海なんてあるの?というくらい高い砂の山!こんなの私は登れないよと思いきや、細いプラスチックの階段があり、蟻の行列のように人々が連なっているので後に続きました。コレがなかったらやばかったかも。元気な人たちは砂の急斜面をガンガン行ってましたよ。高くて急傾斜で、もうそろそろ力尽きるか?と思う頃、急に空だけになり、冷たい砂交じりの風が吹いてきて、急勾配な砂の向こうに青い海が!!滅茶苦茶急な展開のロケーションですよ。振り返ると、階段の下は覗き込まなくては見えないほどで、眼下には深い森しか見えません。う〜、凄すぎる。どんなに写真を撮っても、この凄さは伝わらないな〜。目に映るは森(松らしい)の緑と、砂のベージュと、海の青!そして空ですよ。太陽がジリジリ照りつけ、冷たい風が砂を口に運び、海まで降り戻って来る自信も無く、あえなく引き返すことに。帰りは数歩で!というくらい、裸足でぽんぽん跳ねて砂場を降りてきました。気持ちいい〜!お腹も空いたので、アルカション駅近くに移動し、ムール貝のバケツ、クリームソースで頂きました。旨い旨い!マルセイユの貝よりも身が大きかったのは、地中海と大西洋の差でしょうか。あ、砂丘から降りてきて、平地で足首をひねり、右足がかなりの痛さだったけど我慢我慢でした。
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一旦家に戻り湿布を貼って、今度はボルドーの街を散歩。以前Harpyでやったzoobizzareはもう無いとのことでしたが、街全体が綺麗になってて見覚えがほとんどありませんでしたね。私にとってリヨンに似たイメージ。Guillaumeのお友達の家も訪ねたりしながら、トラムに乗って駐車場まで。途中、ル・コルビジェのアパートが。やっぱりいいね〜。巨大な青のライオンのオブジェもありました。そして郊外へ。Sylvainちは周りが二階建ての建物が低く連なってて、バカンスシーズンということもあり、静かで良いところでした。サラダ、塩味のケーキ(卵料理?)、paulのパン、フロマージュ、赤ワイン。皆あくびが出るくらい長々と話をしました。最後に、ここでもイト氏のお祝いで、蝋燭を立てたカヌレをケーキに見立てて。カヌレってとこが、さすがボルドーです。皆優しいね〜。盛りだくさんな一日で、帰るとバッタリ。

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このページは、きょうこが2007年7月24日 21:52に書いたブログ記事です。

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