井上ひさしの新釈 遠野物語
先日何故か吉里吉里人を読もうと思い立ってジュンク堂の新潮社文庫井上ひさしのコーナーに行ったらこれが目に入ったので,うっかりこっちを買ってしまいました.
"新釈 遠野物語"とは言っても遠野物語と直接つながっているわけではいません.井上ひさしテイストで語られる民話というかそんな感じです.
これ昭和50年代の本らしい,面白い本はまだまだありますね.
井上ひさしの新釈 遠野物語
先日何故か吉里吉里人を読もうと思い立ってジュンク堂の新潮社文庫井上ひさしのコーナーに行ったらこれが目に入ったので,うっかりこっちを買ってしまいました.
"新釈 遠野物語"とは言っても遠野物語と直接つながっているわけではいません.井上ひさしテイストで語られる民話というかそんな感じです.
これ昭和50年代の本らしい,面白い本はまだまだありますね.
小川 一水の時砂の王
小川一水さんすごいです.この人の本を読む度に本当SF大好きなんだなと思うのです.この本は多分タイムパトロール物に分類されると思うのですが,古典SFがちゃんと自分の中で昇華して新しい物になっているとそんな感じです.
タイムパラドックスが起きることを逆手にとってどんどん話を動かしていく辺り面白いんじゃないかと.
新井素子のちいさなおはなし
2ヶ月連続で新井素子の新刊が出るという奇跡のような事が起きていますが,小説すばるに連載していたものを一冊にまとめたらしいです.
内容は新井素子風の童話です.後書きによるとひらがなにしてかわいい単語を選んでタイトルにしたと.なるほど,という言葉のチョイスです.
牧野 修の月光とアムネジア
亜空間に犯人を捕まえに行くという,そう言ってしまえばそれだけの話なんですが,いろんな仕掛けがあって状況がどんどん変化していってしまって全然犯人が捕まえられなくて最後は思いも寄らなかったことになってしまうのですが.
話自体亜空間がほとんどなのですが,設定が良くできているので飽きないというかなんというか.
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