菅浩江五人姉妹
この間読んだ永遠の森 博物館惑星に引き続き菅浩江の本ですが.
この方の本はやはり女性らしい観点で書かれているところが良いと思います(とは言えSFなんだが)
文体もストーリーも繊細な感じです.
表題の五人姉妹は新しい発想なんじゃないかと.
菅浩江五人姉妹
この間読んだ永遠の森 博物館惑星に引き続き菅浩江の本ですが.
この方の本はやはり女性らしい観点で書かれているところが良いと思います(とは言えSFなんだが)
文体もストーリーも繊細な感じです.
表題の五人姉妹は新しい発想なんじゃないかと.
吾妻ひでおの失踪日記
これ,マンガです.
いや,むかーし"素子とひでおの愛の交換日記"という本を新井素子との共著で出していて,"あ~かわいい絵を描く人だなー"とずっと思ってましたが,本人が書くマンガの内容はもうSFだったりぐちゃぐちゃだったりで,それもまた好きだったのですね.
しかし,この本は掛け値なしに面白い,というか吾妻ひでおはしばらくなにしてるんだろーと思ったらこんな事になっていたとは・・・
吾妻ひでおを知ってる人も知らない人も本当に読むべし.
菅浩江の永遠の森 博物館惑星
これもなんだか本屋で見かけてそのまま買ってしまったのですが,久しぶりにSFっぽいSFというか
近未来の博物館の話でそこにちょっとミステリーの要素もありという感じでなかなか面白いです.
やはりハヤカワ文庫最高
というか昔の文庫を電子化してください.
山崎マキコのマリモ―酒漬けOL物語
山崎マキコという方はインターネットを中心としたライティングの活動->書籍を出版->小説家という流れで世に認知されたために(厳密には違うらしいが)田口ランディと比較されたりすることが多いのですが(実際にMYCOM PC WEBでは同時期に連載をしていた)
そのMYCOMで連載当時にスナフキンを探してという連載をしていてこれが好きだったので,この人の本を買いたい,読みたいと切に思っていたのですが,何分すごい好きと言うレベルでないので,新書は買えないのですね(<-この辺が駄目なところ).で,(多分)初めての文庫であるこの本を手に取ったわけです.
内容はまぁあれなんですが,少なくとも帯のキャッチはまるで見当違いかなと思ったりしてます.
森奈津子の西城秀樹のおかげです
会社の近所の本屋でハヤカワ文庫コーナーを眺めているときについ目にとまってしまって買った本.
しかしこの本馬鹿馬鹿しくもあり,素晴らしくもあり,というか.
確かにジャンルはSFなんですが,内容は・・・・と言うわけで,一生に数回はこういう物を読んでも良いかと思ったりしてます.
井上夢人のオルファクトグラム (上) オルファクトグラム (下)
井上夢人ですが長らく新作を読んでいなかった(とはいえこれ発表は2001年とかなんだけど)のですが,うまいなーというか,嗅覚が視覚のように感じられる様になってしまった主人公の話,というだけでなくそれをミステリーにつなげる手腕というか,その辺がおもしろくてさくさくさくっと読んでいってしまいます.
普通のミステリーに飽き足らない方は是非.
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