滅びの前のシャングリラ | 凪良 ゆう (20240201読んだ)

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819MKNZE+AL._SL1500_.jpg凪良 ゆうの滅びの前のシャングリラをよみました。



いつものように簡単に言うと地球破滅もの。
4人の主人公がそれぞれの視点から滅亡までの日々を綴っていて、4人目の主人公(ボーカリスト)が滅亡の日にライブを行うことがゴールになっているところにカタルシスがあります。
4人の主人公のうちお母さん(静香)のキャラクターが一番好き。

文庫版には「〈巻末対談〉新井素子×凪良ゆう」が収められていて、新井素子「ひとめあなたに...」に影響を受けた作品だ、と語られているのですが、新井素子と比べるとちょっと狂気がマイルド。