SAVE LIVE MUSIC FINAL |上原ひろみ×矢野顕子 / 上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット (20221217見た)

514iEmBjXvL._AC_.jpg上原ひろみ×矢野顕子 / 上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットのSAVE LIVE MUSIC FINALを見に東京国際フォーラム(ホールA)に行ってきましたよ。


コロナによってブルーノート東京が海外のミュージシャンを呼べなくなった代わりに上原ひろみが出る!、と決めたことから始まった「SAVE LIVE MUSIC」のシリーズが状況も落ち着いたこともありファイナルに。
私もちょいちょい見に行ったので、ファイナルと言われるとなかなか感慨深いものがあります。

東京公演は前半が上原ひろみ×矢野顕子、後半が上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットという組み合わせ。

前半上原ひろみ×矢野顕子はいつもの爆奏で「ラーメン食べたい」からスタート。
このデュオを初めて見たのは2006年らしいのでもう16年も経つというのが信じられないくらいの矢野さんの元気。
途中で演奏した「雪」と「Greensleeves」のマッシュアップ(って最近聞かないな)はそんな二人の真骨頂じゃないかと。

後半は上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット。
このプロジェクトはコロナによって生まれたわけですが、それをちゃんとCDにしてツアーまでやるところが上原ひろみの馬力なんだろうなと、思います。
最初見たのは2年くらい前ですが、その頃は"微妙に上原ひろみのノリと違う..."と偉そうに思ったものですが、結構公演をしてきているからか、ノリも合っていてより楽しい!という雰囲気に。
今回はちょっと前の方の席だったので(とは言え、よく考えたらブルーノート東京の一番後ろ位の位置)バランスが微妙だったり、スクリーンが見えにくかったりしましたが、全編楽しかった。

そして、アンコールではクインテットに矢野顕子も加わって「月と太陽」を演奏。デュオとクインテットのCDに共通して入っている曲ですが、一緒になることによってこれまた違う味わい。

なんか結局3年くらいSAVE LIVE MUSIC続いてしまいましたが、沢山ライブを拝見できたのでそれはそれでよかったかも。と無責任に思いました。