中井紀夫(著), 伴名練(編集)の日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽を読みましたよ
この日本SFの臨界点シリーズは今まで読んだことのない作家が多くて好きなのですが、この中井紀夫さんもその一人。
表題作の「山の上の交響楽」を始めとして全体的に設定が面白い話が多い。
表題作に関しては、とにかく手の早い作曲家が残した24時間演奏し続けても数千年かかるであろうと言われている交響曲を演奏し続けるというお話で、そういう意味では三谷幸喜の「ショー・マスト・ゴー・オン」みたいなコメディの雰囲気も。
その他好きなのは「暴走バス」「神々の将棋盤」というところでしょうか。
中井紀夫さんって80-90年代に活躍された方らしいのですがこれまた不勉強にして知りませんでした。読書ペースを上げないと追いつかないですよね(何に?)
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