島田一志のコロナと漫画 ~7人の漫画家が語るパンデミックと創作~を読みました。
島田一志さんが7人の漫画家にコロナにまつわるインタビューをする本。
インタビューを受けているのは以下の人
ちばてつや
浅野いにお
高橋留美子
あだち充
藤田和日郎
細野不二彦
さいとう・たかを
比較的ベテランの方が多いので、現在もアナログのため仕事場にアシスタントに来てもらって仕事をする人も多く、なかなか苦労をしている様子が伺えたり、あだち充の様に実際の高校野球大会が中止になったことによって、漫画を書くモチベーションが下がってしまった人もいるというのが、クリエイター稼業の難しさなのかもしれません。
また、ちばてつや・細野不二彦のように戦争・東関東大震災と絡めて 忘れないことについて言及している人もいて、興味深いです。
クリエイターは出てきた作品が全てではあるのですが、そこに至るまでの過程みたいなものを知るのも面白いんじゃないかと。
特にこのインタビューを読まなければあだち充がなぜMIXを休載したのかとかわからないわけですしね。
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