鈴鹿エンデューロ2013秋

春に続き参戦!今度は6時間を3人で!

ロード4時間の部に3人で出場
前日からの雨が朝方上がって8時レーススタート
路面はまだ完全ウェット
滑るのに気をつけながら加速して前に出ていく
抜いても抜いても人がいて、どんだけ後ろに並んでしまったんだと後悔しながらプッシュ
よく考えたら3分前にスタートした8時間の部の人達もいるんだなと気づく

1周目は9分半のラップ。まあまあ。
体も温まったので2周目もプッシュしたら9分切り
これはいけるぞとコバンザメ作戦を継続しながら坂で前に出たり

3周目S字の下りで集団から飛び出して右側から全力アタック
予定通り3周で交代するんでかっこ良くピットに戻ろうと馬鹿の全力
いきなりフロントをさらわれて右側に落車
体が路面に叩きつけられて滑る時間が長い

運良く誰も突っ込んでこない&上手く芝生に逃げられた
そこには二人の落車の先客あり(笑)
ここで転ぶの3人目ということで、収容車が来るとのこと
バイクの8耐みたいに押してピットに戻ることもトライしたがリアホイールが完全ロック
チェーンも前後で外れて血だらけ&パニック状態の自分にはまともに直せない

痛む右手、膝、方、尻を抑えながら収容される
車の中で落車先輩方と会話、シャージを新調したばかりのライダーもいた
もう一人はマシンのことを気にしていた
自分はチームの次のライダーに渡すべきセンサーのことが気になっていた
クソッ

医務室までが長い
コースを走るライダーや流れる血を見ながら待つこと数分、医務室に到着し洗浄開始
すげえ痛い
看護師「また走るんやろ」
自分「はい」
看護師「じゃあこれくらいにしとこか」
出血してるところを軽くガーゼで覆ってテーピング。膝、尻、肘、肩、指3本
やっと開放されピットへ

心配する仲間にセンサーを渡す
ざっと20分のロス
自分も長かったが仲間もさぞ心配しただろう。本当に申し訳ない

マシンを応急修理
ざっと見たところ、RDと右ペダル、右シフターに大きな傷。機能には問題なし
ブレーキは前後で調整してタイヤのロック状態解除
RDのケーブル外れてたので再調整
FDはアウター固定にした
これで走れる状態になった

ズダボロのジャージを着替える
雨を予想して運良く着替えを持ってきていたのはラッキー

2番、3番ライダーがそれぞれ3周して戻ってきて交代
傷の痛みよりも何よりも、2周目に42位だったのが300位台まで落ちたのを挽回したい
仲間がそれぞれ20位ずつ上げてくれたので、最低でも同じペースで戻したい
ハードにプッシュした

走っていると右のシフターが大きく歪んでいることに気がつく
右に激しく落ちたことと、ハンドルから落ちたことが想像できる
コースサイドで写真をとっているけど、ガーゼ付きのライダーなんで恥ずかしいよなあ
なんて言っていられない。路面は乾き始めてきたが慎重に攻める
自分にとって4,5周目は焦りの中だった

6,7周目はすでに後半、仲間の追い上げもあって順位はすでに100位台まで挽回
なかなかコバンザメできるスピードのライダーに恵まれず、ひとり旅もしくは後ろにつかれてしまう始末。1周目に9分台前半、2周目は交代もあって10分くらいという感じ

最後の8,9周目も似たようなもの
9周目に入る時の順位をコースサイドから教えてもらって110位
スタート・ゴールラインを過ぎるときにすでに4時間のカウントダウンは始まっており数秒前に通過
そこからは残る力を振り絞って4時間のゼッケンの選手を目の敵にして抜きまくる
ゴール前はダンシングする体力も残っていて最終的には94位まで挽回してゴール
皆のチカラで脅威のV字回復!

【反省点】
雨上がりのような難しいコンディションで試走をしなかった。しっかりとコンディションを把握するべきである
序盤でいい気になってスピードを出し過ぎた。GARMINによれば67km/hで転倒している←死にたいのか?
雨の下り、グリップしないことは明白なのに目の前のことで忘れてしまった。耐久レースはチーム戦、目の前のことよりも全体を考えて落ち着いてレースに臨むべきである

ということで凄く痛い思いをして多くを学びました
ほぼ全裸で60km/h以上での転倒、怪我のダメージは半端じゃ無いです
以後気をつけます

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このページは、Mickが2013年11月 6日 22:53に書いたブログ記事です。

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