モータースポーツフェスティバル2013

DSCN4049.jpg浜松でストライダーのレースが開催されたので参加しました


春に初めて参加したストライダー(キックバイク)のレースですが、一部で凄く盛り上がってます
うちのチビもストライダー及び自転車が大好きなので、レースに出してみたら楽しんでいるので、春の鈴鹿(これ)以降、富士スピードウェイ(5月)、浜名湖ガーデンパーク(8月、今回と同じ場所)と4回目のレースになりました。5月はダートのレースもあったんだけど病欠だったねえ・・・

また、春頃から浜松のストライダー仲間で一緒に練習してくれる友だちも増えてさらに盛り上がってますね。と同時期に自転車にも自在に乗れるようになって、近所で遊ぶときはもっぱらBMXになってしまいましたが

昨日の浜松でのレース、いつも一緒に練習してくれている仲間と走れて楽しめました
参加人数もほどほどで、アットホームな雰囲気
それは上位入賞のチャンスということで、密かに狙っていましたが、以下結果

予選(10人中5人が準決勝進出)
アウト側から2人目の位置でスタート。スタートミスって後ろから2番めで第一コーナー進入。第二コーナーで運良く前に出てそこから4位くらいでゴール。ちょっと冷やっとしたけど体力がいる長めのコースはチビにとって少し有利(コーナリング、いわゆるアウトインアウトとか全く教えても出来ないが、直線飛ばすのは得意なので)
しかしトップの子のロケットぶりはすごい。あっという間に10mくらい他を引き離してしまってまるで違うスポーツw

準決勝(7人中5人が決勝進出)
一番イン側からのスタート。予選でアウト側からスタートで出遅れたので、スタートをミスるなという指示。イメージはホルヘ・ロレンソと言ったけど伝わっているかは不明(笑)
予選よりはスタートが決まって第一コーナーですでに2位、そのまま最後までトップに食らいつくも、最後の直線で何故か蛇行?!後ろから来た女の子にゴールライン手前で30cm抜かれて3位。おいおい(汗)
でも決勝進出は初めてなのでヽ(`▽´)/


決勝(10人)
なんと今回もくじで引いたのがイン側
当初アウト側が有利だと思っていたんだけど、スタートさえ決まればイン側も悪く無いかもと。そして今回もスタートのイメージはホルヘ・ロレンソ(笑)#99でさらに緑の蛇ヘルメットのイメージなら負けるわけがない(すまん、わからんよな・・・)
スタートは今日のベストが決まって第一コーナー進入は3位。でも外側からきた子と接触して転倒しそのままDNF(Do not finish)という結果。クラッシュしたところで泣いて走行不能という幼稚園児らしい結果ですw

その後悔しくてずっと泣いてて、入賞商品がミニカーと分かるとさらに泣き(ミニカーがおやつより好き)、一緒に練習している友達のお母さんがおやつくれるまで泣いているという始末。本当にクラッシュは悔しかったんだと思うし、最後まで走らなかった後悔もあったようです。親としては、とてもいい経験をさせてやれたと思っています


正直、ストライダーは3輪車の代わりにはじめて、楽しみの延長のつもりでしたが、レースになると熱くなってしまうのが悪い癖。自分もいつの間にかハンドルをカスタム、車輪もプラホイール+発泡素材から普通の自転車と同じアルミリム+ラバータイヤになりました

ホイールを変えてしまうとストライダーは一気に違う乗り物になります
少しの重量アップと引き換えに動きがスムースになるばかりかトップの速度が乗り、体重移動が上手な子はコーナーワークでブレーキを極限まで少なくしてターンできるようになります。指導の内容と理解できる子には競技性が格段に上がります。
しかし、どこまでが危険かわからない幼児のやることじゃない世界まで来たなあと自分では思っていました。柔道のような受け身から教えているわけでもないので、転ぶと即怪我です。だからプロテクターをして擦り傷は防ぎますが、速度が上がればホルヘやダニのように骨にダメージが行きます。

さらにレース形態が、大人の自転車レースのような数キロ以上のようなもので、スタート失敗しても最後まで食らいついてダッシュとかいう作戦がつうじるようなものではなく、短距離決戦でコーナーが多いとなると、どうしても第一コーナーの混戦は避けられません。第一コーナーで前に出てコーナーではレーシングラインを塞ぎまくって逃げ切る作戦が普通に考えられる最適な作戦のレースなので、どうしても勝ちたいならスタートから1コーナーまでが勝負です
もし大人版のこういうレースをしてみれば分かるかと思いますが、アマチュアがやるような真摯なものではなく、肉弾戦は確実で、第1コーナーでの落車は避けられないでしょう。自分ではちょっと怖くて出来ませんが、チビ達はなんとなく上手に乗りこなしています

そしてそんな中、今日読んだこの記事→RCS第10戦 山梨rd のりなが選手の事故について

この事故はストライダーを楽しんでいる子、誰にでも起こります
スピードが出ているからとか、難しいコースとかだけでなく、ひょっとしたきっかけで子供は転んでしまい、手の付き方が運が悪いと起こりえると思います
当然競技をするような子のほうが確率は高まると思います。"初めての2輪"というおもちゃの延長から、すでに遠く逸脱してしまったスポーツになってしまい、競技中の安全の判断ができない幼児には、今のレース形態では怪我が避けられない状態になってしまったのかもしれません

安全性への配慮、例えばコースの規制やレイアウト、速度が乗らない工夫、改造の制限などが考えられると思いますし、あとは熱くなりすぎる親もちょっと頭を冷やしたほうがいいかもしれません。先日も怒鳴りながらメガホンで男の子の頭を何度もどついている父親がいましたが、見てられません。お前が自転車のレースに出て見ろと言いたい・・・

うちはこれから長く続く人生の中で、自転車を一緒に楽しむことが目標で、今でも週末に一緒にストライダーやBMXに乗るのが楽しみです。これからも今までどおり楽しむし、危険なことは指導しますし、今はレースで勝つことは目標にしません。本人がどうなりたいかを聞いて、そしてこれからも一緒に楽しめる工夫をしていきたいです。耳元で、ホルヘとは言いますが(笑)

と言っても一度くらい表彰台に乗らせてやりたい・・・昨日は今までで一番大きなチャンスだったのに(T_T) 

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このページは、Mickが2013年10月 7日 23:17に書いたブログ記事です。

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