V.ロッシのコーナリング

51sOZk4uetL._SS500_.jpg写真も美しいんですが、ロッシのコーナリング解説本"V.ロッシのコーナリング)"があったので読んでみました。

コーナリングの解説については前半の一部ですが、それ以上にヤマハの古沢さんのインタビューやヘルメットやつなぎ、過去のレーサー(NSR500、RC211V、YZR-M1)の進化など解説が写真も盛りだくさんで楽しいです









もうバレバレですが、Valentino Rossiのファンです

無敵のチャンピオンなのに常にチャレンジを忘れない、苦労を見せない、楽しそう、とヒーローになる要素をたくさんもった素晴らしいライダーだと思います

そんなロッシファン必見、というか、まあ自分が楽しんでいるだけですが、そんな本です。

攻略が難しいと言われるイギリスはドニントンサーキットのコピスコーナー、500cc、990cc、800ccと時代が変わり、マシンもタイヤの性能向上と電子制御がふんだんに入るようになってずいぶん変わってしまったことが詳しく解説されています。ロッシの研究する力、解説力のすごさを感じさせてくれますね。800ccになってコーナリング速度を維持することがいかに大事か、そのために何をしているのか、とても自分のようなライダーにはできない真似(フロントタイヤが滑ってる)まで含めて書かれています。世界チャンピオンのすることですからね。例のブレーキング時のイン側の足ぶら〜んの理由も書いてありますね

レーサーの進化、見てもらったほうがいいですね。これは本当に楽しい。自分はM1のマフラーが好きですw

ヤマハの古沢さんの記事が素晴らしいです。
ロッシは何が足りないかきちんと伝えられる高い能力があり、メーカーは難しくてもがんばってライダーのリクエストに答える、そういうメーカーとライダーの協力関係が大事であることがひしひしと伝わってきます。ロッシの能力もずば抜けているんだと思います。ライダーとしての能力、練習や予選で走り、分析し、伝える。改良されたバイクでレースを戦い、ライバルを観察して追い込み、ここ一発で勝負する。メーカーに自分の要求をきちんと伝える、ライバルにもコメントでプレッシャーをかける、そういう戦略にまで長けています。

ロッシファンには超オススメの一冊です。写真も美しいですし

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このページは、Mickが2010年1月11日 21:33に書いたブログ記事です。

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