数字力!

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数字を扱うことが多いのでこういうのもいいかと思って読みました
数字に関する話って、どうしても逃げてしまうと言うか、言っちゃいけないこととかってあって避けてる部分もあるんですが、技術的な仕事してると肌で感じている部分もあってねえ

そういう空気で感じていることが、きちんと文章にされてて、じゃあどうしてみようと書かれているだけでも意味が大きいですね。

仕事が変わっていろいろ数字で根拠を示すことが多くなって、どうこねくり回してネタを作ろうと思案するヒントになります。そんなのも知らないの?と言われてしまえばそうです。自分はマダマダです。自分の持って行きたい方向に都合の良い数字を利用してそれを大きく見せてしまうとかね、みんなこっそりやってるんでしょ的な話もありますね。

もちろん客観的な見方をするときにも数字って大事というか、自分というバイアスがかかってない分正確に見れる部分はあるよね。これも肌で感じているというか、分かっているつもりでも思い入れで負けが込んでいて数字にも出ているのに撤退できないとかね。ならあらかじめ撤退の数字を自分で決めておけとか。

あとは数字が出ていればそこから引き出される情報っていっぱいあるしなあ、とか。
例えば昨日のニュース

GDP「戦後最大の危機」 昨年10〜12月期、年率12.7%減

なんてのも、一年で国内で生み出される生産が12%も減る計算だよね。
この数字の伸び率が経済の成長率だから、12%減るってことは同じ人間が働いても12%下がったお金しかつくれないってことだよね。変な例かもしれんけど、1年かけて100円生み出していたのが同じ仕事で88円になるってことで、そりゃあんた、給料も減るし仕事もなくなるかもなって話で。(こんな例でいいのか知らんけど)数字にするだけでいろいろ具体的になると言う話。

個人も企業も収入が減ってその結果国の税収も減るのに公務員の数も給料も変わらなかったらそのしわ寄せってどこにいくんでしょ?収入が減ったのに従業員の数、給与が同じなら残ったお金で実施されるサービスが悪くなるんっすかねえ?借金とかするのかなあ?

それまでにたっぷり儲けていたハズの企業はキャッシュあるはずだし、それを食いつぶしたりしないのはなぜかまでは知らないけど、世界の景気が悪いってのを利用して生産調整を手際よくしてるだけじゃないのかって思ったり。まあアメリカで車売れないならそれまで作りまくっていたメーカーは悲惨だよなあ。

ということで、本にはもっとたくさんの数字に関する話がありましたのでどおぞ

数字力! 客観化→具体化→説得化の3stepで「苦手」な数字を「得意」に変える

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このページは、Mickが2009年2月18日 00:08に書いたブログ記事です。

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