かかしに降る雨

JCM_Scarecrow.jpgちょっと前に朝から暗くて雨な日がありましたよね
そういうダークな一日の始まりも意外と好きなんですが、まあそれは個人的な好みで。
どうやら自分の育った場所がそういう天気なことが多くてね、もっともそれはバイク乗りには最低なんだけどね。

またそういう日に限って思い出は学校に向かう途中チャリンコで信号待ちしてるときに車に水ぶっかけられるとか、女の子に会いに行くときに雨が降ってきてずぶ濡れになるとか、今となっては笑えるけどかなり嫌でしたね

で、そんな暗い雨の朝に似合う曲?と言えばJohn Cougar MellencampScarecrowですねー
1985年くらいにヒットしたアルバムですが、当時は流行っている曲全て聞いていたようなもんなんでとくに理由なく聞き始めました。この人のバックグラウンドはあまり知りませんが、アメリカでもインディアナ州という田舎出身で当時窮地に陥っていた農家のことをロックで歌うなどという日本では考えられない(というか一歩間違うとお笑いになってしまう)ことをしているので歌詞とかみてたんですがね。

あと本人の名前ですが現在はJohn Mellencampになっています。レコード会社につけられたかなにかの芸名?を本名に戻したようですね。あっちでもそんなことあるんだなーってね。

で、Scarecrowは日本語で”かかし”で、このアルバムの1曲目のタイトルが”Rain on the Scarecrow"なんで、なんかダークな雨に合うダークな曲というイメージになってしまいました。ちょっとしゃがれた声とストレートなロックサウンドが力強くていい感じです

最近また何回か聞いて思うのは、メッセージも強いですがギターの音がとてもストレートで気持ちいいですね。
録音の状態もとても良いと思うのですが、ギターと真空管アンプ(Fenderでしょこれは)を直結したナチュラルなドライブサウンドがとても心地いいです。時々めちゃくちゃ激しく歪んだ音が真空管アンプの音って思う人がいるみたいですが、それだけじゃなくてこういう歪んでいるんだかどうだかという艶のある音もすばらしいもので、これこそ真空管アンプの得意とするところだなあと思います

そんなことを思いながら”かかし”に雨は降り続けるのでした(と言ってもここ数日春みたいですね)

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このページは、Mickが2008年3月12日 23:33に書いたブログ記事です。

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