父親たちの星条旗
平日に休みをもらったので映画館に行きました。
何を見ようかと思案して決めたのが父親たちの星条旗でした。
あらすじの方は、上のリンクから見てもらえばいろいろ分かるんでわざわざ書かないですが、戦闘場面に血が流れるリアルな描写が多いです。第2次世界大戦時に硫黄島上陸作戦に参加した米兵の当時と今の話ですが、現場とそれをバックアップする本土の政治家の表と裏っていうんですか、そういうのもリアルに描かれていますね。
戦争なんて人の血はたくさん流れるしお金がたくさんかかって国の力が落ちてしまうしで勝ってる方も必死です。勝てるならまだいい方で、今のアメリカのようになってしまうと一体どうなんだろうと今日もニュースを見ていて思いました。
イラクの現状は悲惨で中間選挙には多くのイラクで兵役を経験した人たちが立候補しているとのこと。9.11やイラク戦争の時に一番聞くのが嫌だった”愛国心=patriotism"という言葉なんだけど、今のアメリカでも航空ショーなんて見に行くと、日本とは違う意味で押し売りの愛国心が漂っています。
勝手に愛してもらえばいいんですが、だからって遠く離れた国をボコボコにしてさらに自国の人々をここまで傷つけた政治家は愛国をはき違えているとしか思えません。短期間少被害で終わらなければイラクの場所さえ知らない多くのアメリカ国民はどんどん反対するに決まってます。
アメリカが言う自由のための戦争って、何がどうなったら自由なんだろうと?イラクに平和なんて、あのやり方では何年経っても無理じゃないかと?いろいろ思ってしまいます。
映画館は六本木ヒルズの中の新しめの施設でした。
席もゆったりしていていいところですね。
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昨日、仕事場で話題になった映画です。いろんなとらえ方があるようですね。私は観ていないので分かりませんけれども。
そですね、とらえ方は人それぞれですね。
僕はアメリカで体験した愛国心キャンペーンが肌に合わなかったので、それを思い出しましたヨ