MotoGP - Valencia 2006 決勝

僕の予想は見事に外れてしまいましたね。あ、あと妄想も全て寝ぼけてみた夢でした(笑)

ポールからスタートに失敗したロッシ、焦ったのでしょうか？
4週目にTurn2でフロントから滑ってグラベルへ。復帰するも追い上げ空しくレースはそのままDucatiのぶっちぎりで、ニッキーは3位をしっかりキープしました。レース自体、ロッシがDropした時点でほぼ終了、その後の追い上げを期待しましたがパッシングシーンさえあまりないような見ていて面白いとは言えないちょっと退屈なレースでした。

Troy Bayliss、すばらしいです。最初から最後までトップでした。
WSCとMotoGPで同一シーズンに優勝したのは彼だけですね、今のところ。
またMotoGPに戻ってきてくれないかなあ・・・。
と言ってもDucati、今年は本当に強くなりました。とくにブリジストンタイヤと相性がよいサーキット（今回のValenciaや茂木）ではミシュランを圧倒しました。
ベテランのカピロッシと若手ホープのストーナーで2007年は楽しみですね。

Yamahaは、後半に来て調子を上げましたが、前半のトラブルはロッシでもカバー出来ないものでしたね。ヘリ輸出、R6の17500rpm問題と、妙なスキャンダルがあっただけにロッシの優勝で締めくくりたかったのでしょうが残念でした。ライダーとしてのスキルがずば抜けているロッシだけでなく、エドワーズやサテライトの玉田選手も前を走れるようなバイクを来年は作って欲しいです。

ニッキー、優勝おめでとう！
ファンとしてはもっとバトルが見たかったけど、毎回確実にポイントを取るというのも優勝するための方法のひとつ。同じアメリカのチャンピオン、エディー・ローソンもそういうばこんな感じだったよなー。他の強豪ライダー（ロッシ、カピロッシ、メランドリあたり）が転倒によるケガやマシントラブルで脱落していく中、ニッキーは本当に転倒が少なく安定した走りでした。
これでポルトガルのトラブルも帳消しでペドロサもほっとしているでしょう。

来年は800cc元年ですね。
バイクのセットアップに苦しんで、会社として力のあるHondaの独走になってしまうかも知れませんが、それは来年の3月の開幕戦までのお楽しみと言うことで、いまはニッキー優勝の余韻にでも浸りましょう・・・