チャイナ4

滞在時に行った部品デパートの話

泊まっていたホテルの隣にちょっとした電気街みたいな場所がありました。
建物は3階建てのちょっとしたデパート風なんですが、1階は電機部品、工具、2階はパソコンや家電、3階もパソコンやソフトみたいな感じでした。

ぱっと見ると日本にもありそうな雰囲気ですが、歩いてみると驚きの数々っすよー。
部品や工具を売っている場所では、カウンターのガラスケースに部品が並べられていて、そのなかで店員(若い男からおじいさん、おばあさんまで様々)が昼飯とおぼしきどんぶり飯に何かぶっかけてあるものをかっ込んでます。ケースをのぞくと話しかけてくる人もいましたが、冷やかしとばれている場合は無視されます。日本人だと部品買うだけじゃなくて、その日本人が関係している工場に納品出来るチャンスもあるようで、そういう商談の場所なんですね、きっと。

こんなお店が100店はあったかなー。みんな店長というか社長というか、事業を興したくてやっているという雰囲気でした。ありとあらゆる部品を売っていますが、某有名メーカーのバッジとか怪しげなものもたくさんあります・・・(汗)

パソコンは思ったほど安くありません。日本と変わらないかなという感じですので現地の人にはとても高価なものです。あまり関心がなかったので3階のソフトを見に行きました。

噂には聞いていましたが、このソフトコーナーはすごいです。
何がスゴイかというと、正規品という概念が感じられない点です。
どういう意味かというと、例えばWindowsXPと2000とMeと98が同じディスクに入っていて8元(1元=15円くらい)で売っているってことですよ。そうです、とうぜん違法コピー品が堂々と適当なパッケージに入れられてディスク1枚当たりいくらという風に売られているんです。高価なCADソフト、Officeや画像処理ソフトなどなんでもある状態でしたがアンチウィルス関係はありませんでした(涙)何が入っているのか分かりませんがコワイですね。

映画のDVDも当然一枚8元。ハリウッドものから台湾や韓国の映画もありました。えらいことになってますねー。全部ワゴンセール状態でジロジロ見ていると店員がきてあーだーこーだー言ってきますが、中国語分からないので話になりません。ははは

こんな感じですので、著作権というもの自体が知られていないのではないかという風に思うようになりました。自分たちの商売最優先で創作製作に関わった人の苦労なんて知るかという所なんでしょうね。

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このページは、Mickが2006年6月18日 12:24に書いたブログ記事です。

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