初めてクラシックのコンサートに行きました
よく考えてみれば、クラシックのコンサートなんて自分の意志で出かけたことないです。中学の頃とかに学校のイベントで行ったかななんて思いますが興味なくて死ぬほど退屈だったかも。
で、Fujikoさん(ルパン風ならふ~じこちゃ~ん、なんて言わないよな)ですが、すばらしいです。前半はショパン、後半はパガニーニとか知らない曲ばかりでしたが、ダイナミックかつ繊細とでも言うのでしょうか、心の入った演奏で久しぶりにいい音楽を聴いたという気持ちになりましたね。というか、クラシックのコンサートって、こんなもんかなって分かったくらいで、それ以上どうとも言えないのですが・・・。
そういえばPAの存在しないホールでピアノだけを聴くのも初めてですし、そういう意味でもとても良い体験でした。自分たちの席はホールの一番奥の席だったんだけど、ホールの持つ残響音も悪くなくて音も本当にクリアでした。(というかアホ観客がキャンディーの包みをバリバリするのは勘弁)
こちらの日本語テレビ放送でも彼女の特集をやってたので有名なんだと思いますが、やっぱり半分以上は日本人と思われる客層。こんなにたくさん日本人がいるところに行くのもすごい久しぶりでなんか緊張しちゃいますが、演奏中に飴の包みをバリバリするのは勘弁。
クラシックは決まったモノをとことん聴くくらいの趣味しかないので、何が良くてどうとかウンチクはさっぱりです。どちらかといえばオーケストラよりもピアノとかバイオリン独奏みたいな、演奏者や楽器の本質が問われるスリリングなものが好きかも知れません。(という意味では昨日のコンサートはかなり面白かった)演奏者と楽器一つ、あとは客っていうすごい緊張感ですよね。なんかそういうのもひしひしと伝わってきました。
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私も一度聴きに行きました。ピアノと対話するような演奏が印象に残っています。
彼女は病気で耳が少し悪くなってしまったためか、弱音をやや強めに弾くのが気になりましたが、
記憶に残る作品は技術じゃない、ということを再認識させてもらいました。