Ducati 748 インプレ その5


5日目は装備の話。

Superbikeの場合は装備なんて言ってもやっぱりスポーツバイクそのもので、走り優先という潔いものだよね。
シートカウルの下にサイレンサーが"おらー!"ってかちあがっているのでシート下のスペースは最小限。ツールセットと書類を入れるプラスチックのトレーとメインコンピューターがあるくらいで、それ以外は何も載せる余裕なんかなし。荷物?そんなものはライダーが背負えと言わんばかりだね。
さらに自分の748はシングルシート仕様だから、もし荷物をシート後ろ部分に乗せたとしてもコードとか固定することって出来るか不明。そういうことはしないバイクなんでしょーな。
そんなわけで磁石でくっつくタンクバック使ってるんだけど、塗装の質が国産バイクほどではないのか簡単に磁石の場所に傷が入っちゃうよ。まあそんなもんなんだろうね。

油圧クラッチがとても重いから、ピストンを大きな系のものに変更して軽くするのが定番のようだけど自分はやってません。もうちょっと渋滞が多い場所で乗るなら交換すると思うけど、ほとんどそういう場所では乗らないのであまり必要性を感じてないってのが理由で、別に自分が超人的握力なんてわけじゃないっすよ。それでもたまにクラッチを握るのが厳しくなることがあるんだけど、そんなときは他の部分も限界に近いので休んでしまうことで、解決するしかないと思うよ。

電灯類は必要十分っすね。信じられないかも知れないけど夜に乗ったことがないので夜間についてはさっぱりなんだけど、計器類は森のなかとかで暗くてもよく見えるんでまあ問題ないかと。面白いのはポジションがきついので下手をするとスクリーン(フロントカウルの透明の部分)を通してメーターが見えることがあってね、なんか笑っちゃうよ。なんだかなーって感じだけど、レース用の748を見るともっと立った感じのスクリーンを使っているみたいだね。

バックミラー(Rear view mirror)は冗談に近いレベル。いつも半分は自分の腕が映ってるよ。ウインカー(Signal)も小さくて最小限。一度軽くガレージの柱に当たって根本から折れてしまったけど、まあそんなもんなんだろうね。

スタイルの大きな部分を占めるカウリングはファスナーを数個ひねるだけで簡単に外れてとても便利。これは整備するときにすごく楽で気に入っている機能の一つ。サーキットに行くときはオークションで買った少々傷のあるものを使っているので本当に楽っすよ。

標準のステップはブーツの底がぬれているとよく滑るのでキケン。サーキットなんかで滑るととても危ないと思うんだけど予算が回らずなにげにそのまま使ってるっす。アメリカでよく見かける社外品ステップはステップのペグだけのタイプで、ヒールガードと呼ばれるプレートが存在しないものばかりというのもがっかりさせる点で、良いもの知ってたら教えてちょうだい。

リヤのシングルアームの構成はデザインも最高で、さらにホイールが簡単に外せるからタイヤ交換がとても楽ちん。サーキット走行用にもう1セットホイールをオークションで買ったから、そっちにハイグリップタイヤを履かせておけばポコっと外して交換するだけで準備OKになるから、これもとても気に入っている機能の一つ。この仕組みのせいでチェーンのたるみ調整が少々トリッキーになり、車高にまで影響しますが慣れてくれば簡単、かな~?

5回に渡って書いてみたDucati Superbike 748のインプレでしたがとりあえずこれで終了っす。
ストリートで乗るのがあまり面白くなくなってきたんだけど、買い換えたり2台目を持つわけにも行かないのでね、やっぱもっとサーキットに行きたい!と来年の密かな野望を胸に秘めて来年もよろしく!


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このページは、Mickが2004年12月30日 22:32に書いたブログ記事です。

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