Bike ride - Nov 7 2004

今日は知人が売ろうとしているロードバイクを初めて通勤以外で試走しました。
この自転車はCannondale R900というやつで、どっちかと言えばレース向けらしくホイールはなんとカーボン製、フレームもアルミでとても軽いです。自分のマウンテンバイク(Trek 6500)と比べると「なんじゃぐおりゃ～」っていうレベルですが、そういうもんなんでしょうな。

通勤でフラットな場所を乗る限りは、ちょっとハンドル位置が低いとかそういう慣れない点を除いて問題ないんですが、今日みたいに長い時間乗るといろいろ分かってきました。走り出してすぐ、５マイルほどの長い上り坂に来て気が付いたのですが、前のギヤが２枚しかないです。上り坂にはもういっちょ小さいギヤがないと不可能なくらい重くてプッシュできません。半分くらいからバイク押しまして、いきなりめげましたが、先に行ってしまった知人二人は３枚ギヤで楽々だったみたい・・・。自分の体力の問題ももちろんあるんだろうけどね。５マイル（８キロ）で約３００メートルの上り坂の最後は12%勾配でした。もちろん歩いた方が早いくらいのペースで必死に漕いでました。

下りは得意です。ハングオンして膝のパッドなんか擦ります（うそ）。自転車が軽いのでスピードが出ないうちはすごくフラフラするのですがある程度乗ってくるといい感じ。でもマウンテンに比べてブレーキが効かないんですよ。知人によればこんなもんってことみたいですが、オートバイやマウンテンの効きに比べてこんなもんでいいのって感じです。カーボンのリムは見てのとうり面積が広いので横風に弱いと聞いてましたが、確かに足下をすくわれるような感じで煽られることが何度かありました。

フラットな場所はやっぱり得意ですね。登りではちぎってくれた知人にも余裕でついて行けます。ここでもスピードが出てくると安定してきて面白いくらいスムースに走ります。やっぱそれ専用に作られているものってすごいね。ここでは３人で至近距離で縦に並んで走ってみようってことでやってみました。オートバイレースでいうところのスリップストリーム状態ですが、意外と効果があります。先頭の人は苦しいですが、後ろは２から３割くらい楽に感じました。ずっと先頭やってらんないから交代しながら行くんですが、ロードはこういう楽しみもありますね。難点といえばタイヤ間隔が30ｃｍくらいまで接近するので危ないのと、前の人のケツばっかり視界に入るってことでしょうかね。

この自転車、ポジションはとてもきついです。ハンドルがドロップしていていくつか違うポジションに手を置けるのですが、一番下などはDucati 748でサーキット走るときに63さんから教えてもらった直線で伏せるポジションみたいで、さらにブレーキレバーに手をかけると窮屈この上ないってくらい。サドルの位置とか合わせてますが、まだ自分にはハンドルが遠いのかも。腰がすごく曲がって体はほぼフラット、首はなんかこれでもかってくらい上げてて、すごい世界でした、はい。

今日半日で46mile(74km)も走ったのですが、最後の登りでは本気でエネルギーが切れてしまって足が上がんなくなっちゃいました。おまけに気温とは関係なく寒くなってくるし。こんなになったのは学生の部活動かなにか以来ですが、やっぱ朝飯におにぎり１個ではダメっす。っていうかこんなに走るとは思わなかったんで、ゲータレードも１本、パワーバー（カロリーメートみたいなもん）も持って行かない軽装だった自分が悪かったのですが、ロードも面白いなということで、また行ってみようと思うのでした。この自転車はレース向けでギヤも合っていないので、残念だけどちょっと自分の走りには向いてないかなーと。