PowerMac G4その後


ういっす、PowerMacその後っす。
えっと、電源は焼けてしまった元の抵抗が何オームか分からないのでとりあえず危ないので置いておく事にして、28Vはあきらめて普通のATX電源を流用してみる事に。この電源なんだけどシリコンバレーで有名なジャンク/電気パーツショップのHaltedでなんと$10でした。ここにいくといかにもってオヤジ(太っててヒゲがボーボーでTシャツ短パンが制服な感じ)がいつもうろうろしてますよ。

このATX電源とPowerMacについてた電源の差はマザーボードへのコネクタが前者が20pinなのに対してPMG4は22pinで、この追加2ピンで例の28Vを流している様子。この28Vはビデオカードからアップルのモニターへ送る電源だと思うんだけど、もしそれ以外にも使われていればこの作戦は失敗ってことになるかも。

まずぶつかった壁なんだけど、このコネクター、それぞれの端子が入る部分が四角と、同じ大きさで二つの角が落ちた状態になっている2種類があって、20と22pinのものでそれらが使われている場所が違うってことで、そのまま20pinのものを差しても使えません。もちろん各ケーブルの電圧も違うので、そのまま使えないのは明らかなんだけどね。

ってことで、どっちのコネクターからも端子を引っこ抜いて移植する作業が必要になったのですが、これを根気よく細いピンを突っ込んでやり始めたんだけど、2本抜いた時点でギブアップ。この端子、両側にバネになっているタイプで、両側からプレッシャーをかけないとコネクターハウジングから引き抜けないタイプで、よほど器用にやんないと簡単に抜けません。うーん、困ったってことで思いついたのがケーブルぶった切ってパーツならなんでもあるDigikeyで端子とコネクター買って作り直す作戦。

そんなこんだで同じビルでビデオの修理ショップやってるおじさん等に相談したら、いいもの持ってますこういう人たち。ちょうど端子より少し大きいくらいのパイプで、それが半分にカットされて半円状になっているものなんだけど、これをコネクターの接続側からちょっと強引に入れてケーブルを引っ張るとブチッという少し鈍い音(大げさかな)とともに端子が抜けます。42pin分全部抜く頃には手が痛くなったので今日の作業はここで終了でしたが、明日は端子の電圧を確認しながら22pinのコネクターにATX電源からの端子を埋め込む作業をやって、いよいよ電源投入、奇跡が起こる瞬間っす。

さてさて、どうなる事やら・・・

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: PowerMac G4その後

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/3128

コメントする

このブログ記事について

このページは、Mickが2004年9月21日 22:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「久しぶりに雨でした」です。

次のブログ記事は「PowerMac G4にATX電源使用あきまへんでした」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.291